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Image Scene (C)RedBull Racing
http://www.fmotor.net/f1/pics17/redbull_japan_m.jpgレギュレーションが変更されたここ3シーズンこそメルセデスAMGチームに後れを取っているものの、2010年からの4年間F1を席巻した最強軍団レッドブルが、2017年本格的に日本のレース界に殴り込むことになるようだ。 これはレッドブルが公開した公式動画に、「日本最高峰のモータースポーツに参加する」との宣言がされているため。 動画の舞台は2007-08年に日本GPの開催地となった富士スピードウェイとみられる。 サーキットと『レッドブル・ドリンク』を持ったドライバーの足元が見えるだけのものだが、その文言はいかにも挑発的。 日本国内のモータースポーツ最高峰といえば『スーパー・フォーミュラ』だが、その詳細はまだ明確でない。 注目される動画はこちら。 |
F1GP
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Honda V6 Power Unit(C)Honda Racing
http://www.fmotor.net/f1/pics14/honda_v6_engine_m.jpgF1エンジンのシーズン中の開発において、ホンダだけが今年2月のホモロゲーション以降許されないのに対し、メルセデスを始めとするフェラーリやルノーら他の陣営がシーズン中の開発できるという解釈について、マクラーレン・チームとホンダはFIA(国際自動車連盟)に抗議も辞さない構えという。 これは英『BBCスポーツ』が報じたもので、差別とも言うべきこうした解釈についてフェアではないとマクラーレン・ホンダ陣営は主張している。 今回の解釈は元ロータス・チームで現在フェラーリ・チームでテクニカル・ディレクターを務めるジェームス・アリソン氏が見つけたものとされるが、FIAはこれを追認している形。 歴史的にみてもルールを巡って悲喜こもごもが繰り返されてきたF1にまた新たな火種が生じたようだ。 |
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先ごろ、ヨーロッパの「crash.net」というWebサイトが発表した「2014年F1ドライバー年俸」によれば、F1界のトップ5は以下の通りである。
1位 フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)→220万ユーロ(約30億円) 1位 キミ・ライコネン(フェラーリ)→220万ユーロ(約30億円) 1位 セバスチャン・ベッテル(レッドブル)→220万ユーロ(約30億円) 4位 ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)→200万ユーロ(約27億円) 5位 ジェンソン・バトン(マクラーレン)→160万ユーロ(約21億円) 1位のアロンソは2005年と2006年の王者で、現役最強ドライバーとの評価を受けている選手。昨年に続いてのトップ。そのほかの4人も皆、チャンピオン経験者だ。 しかし、F1ドライバーが皆、高額の年俸を受け取っているわけではない。年俸が1億円に満たないドライバーが6人も数えられている。そして、その中のひとりに小林可夢偉がいる。crash.netによれば、可夢偉の年俸は15万ユーロ(約2000万円)。しかし、これは世界中を転戦するのに費やされる移動費であり、可夢偉の懐に入るわけではなく、事実上、無給に等しい。 モータースポーツの最高峰であるF1に登りつめたにもかかわらず、なぜ、このような待遇を可夢偉が受けているのか。そこには、現在のF1界が抱える根深い問題がある。 通常、個人スポーツの選手は、出場した試合で得られる賞金が収入となるが、団体スポーツはチームとの契約金が選手の収入となる。モータースポーツもドライバーはチームに所属しているので、チームとの契約によって年俸が決まる。F1といえば、マシンにカラフルなステッカーが貼られているが、それらスポンサーからの広告費はすべてチームが手にするため、ドライバーに直接入ることはない。 それでも、タバコ・マネーがモータースポーツ界を潤してくれていた80年代から90年代であれば、チームが多額の収入を得て、ドライバーも億単位のギャラを手にすることが難しくなかった。 それが2007年以降はタバコ広告が厳しく規制されたため、チームに入るスポンサー料が年々減少。 フェラーリやメルセデスAMGのように自動車メーカーのサポートを受けているチームや、レッドブルのようにモータースポーツに理解のある世界的な企業のバックアップがあるチーム以外は、厳しい台所事情となってしまった。 昨年は優勝を経験しているロータスですら、所属するライコネンへ給料の未払いが発覚。可夢偉も表彰台に上がった2012年に、ザウバーからギャラが未払いだったことが判明したほどだった。 フェラーリ、メルセデスAMG、レッドブル以外のチームは、ドライバーがチームからギャラをもらうどころか、持参金を持ってシートを得るという状況に発展。2012年には可夢偉がシートを得るために募金活動を展開したのは記憶に新しい。 しかし、その額は年々高騰し、最近では20〜30億円が相場となっていたため、可夢偉が2012年の年末に集めた約8億円ではどうすることもできず、1年浪人。 そして、2014年に向けて可夢偉の前に現れたのが、ケータハムで当時オーナーを務めていたトニー・フェルナンデスだった。エア・アジアなどで実業家として成功を収めていたフェルナンデスにとって欲しかったのは、持参金を持ってくるドライバーではなく、ポイントを取れるドライバーだった。 しかも、ケータハムとの交渉で可夢偉が「無給でもいいから乗せてほしい」と言ったこともフェルナンデスの胸を打った。こうして、可夢偉は14年移動費だけをもらい、事実上無給でチームの再建を目指したのである。つまり、今年可夢偉が無給なのは、可夢偉にプロとしてお金を受け取れるだけの腕がないわけでもなく、チームにお金がないことが本当の理由でもなかった。 ところが、期待していたにもかかわらず、チームが序盤戦から大きくつまずいたのを見て、フェルナンデスは「もうこのチームに資金を投入する価値がない」と判断し、シーズン半ばにチームを売却。 すると、新しい経営陣たちのケータハムは台所事情が一気に苦しくなり、10月に事実上の破綻を来す。 困窮していたのはケータハムだけではなく、ケータハムと同様、2010年にF1に参入したマルシャも破綻を申請。2010年にF1に新規参入した3チームのうち、HRTはすでに2013年限りで消滅し、ケータハムとマルシャは存続を賭けて新しいオーナーを探すため、アメリカGPとブラジルGPを欠場する。 ほかにもザウバーとロータスも財政状況は芳しくなく、現在コンストラクターズ選手権でマクラーレンとランキング5位争いをしているフォース・インディアでさえ、メルセデスにパワーユニット代金を支払うのが厳しい状況となっており、第二のケータハム、マルシャがいつ出てきても不思議ではない。 F1が単なるスポーツではなく、経済と政治の戦いでもあると言われるゆえんもそこにある。そして、それも含めて、F1だということを、参加する者も、見ている者も自覚しておかなくてはならない。 |
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フォーミュラー1=F1を最高峰に世界ラリー選手権や世界ツーリングカー選手権などさまざまなレースカテゴリー設けて主催している国際自動車連盟=FIAが、新たな選手権を主催する。それが、9月13日より開幕するフォーミュラーE選手権だ。電気自動車によるフォーミュラーカーレースで、全10戦で行なわれるが、すべて公道を使ったレースとなる。第1戦は中国の北京。これまでのガソリンエンジンとは違い排気音がなく、電気駆動のモーター音と駆け抜けるロードノイズのみ。モーター音は「キューン」と高音を奏でるが爆音ではないので、レースとしてはかなり雰囲気が違うはずだ。
そんな開幕戦にうれしいニュースが飛び込んできた。元F1ドライバーであり、現インディー・シリーズに参戦している佐藤琢磨が、鈴木亜久里がエグゼクティブ・チェアーマンを務めるチーム“アムリン・アグリ”から参戦することを昨日発表された。鈴木亜久里は、F1に参戦していたときの“スーパーアグリF1”チームのオーナーであり、そのときのドライバーが佐藤琢磨だったので、再びいっしょに頂点を目指すことになる。アムリン・アグリは、スーパーアグリF1時代のスタッフが多く関わっているそうなので、琢磨にとってもスタッフにとっても心強いことだろう。佐藤琢磨は先月、ドニントンパークで行なわれた最終テストに、アムリン・アグリで参加しているので、マシンの感触は掴んでいるはず。エキサイティングな走りを期待したい。 フォーミュラーEに参戦しているチームは10チーム。チーム関係者もドライバーも、元F1ドライバーが多く、レースもエキサイティングな戦いが期待できそうだ。 <thead> チーム ドライバー </thead> アムリン アグリ (日本) 佐藤琢磨 キャサリン・レッグ アンドレッティ フォーミュラE (アメリカ) フランク・モンタニー 未定 アウディ スポーツ ABT (ドイツ) ルーカス・ディ・グラッシ ダニエル・アプト チャイナ レーシング (中国) ネルソン・ピケJr. ホーピン・タン ドラゴン レーシング (アメリカ) オリオール・セルビア ジェローム・ダンブロシオ e.ダムス ルノー (フランス) ニコラス・プロスト セバスチャン・ブエミ マヒンドラ レーシング (インド) カルン・チャンドック ブルーノ・セナ トゥルーリ (スイス) ヤルノ・トゥルーリ ミケーラ・セルッティ ヴェンチュリー (モナコ) ニック・ハイドフェルド ステファン・サラザン ヴァージン レーシング (イギリス) ハイメ・アルゲルスアリ サム・バード マシンは『Spark-Renault SRT_01E』。スパークレーシングテクノロジー社を中心とするコンソーシアムにより、マクラーレンやウィリアムズといったF1でもお馴染みの企業によって生み出されたFIA公認のカスタマカーだ。最高出力は200kw(270bhp)だが、決勝レースでは150kw(202.5bhp)までとなり、電費優先となる。ただし、事前のファンによる投票で、上位3人に与えられる“ファンブースト”という新たな試みがある。レース中1度だけ5秒間180kw(243bhp)が使え、これを利用してなかなか抜けない相手をかわすこともできる。ファンブーストは、フォーミュラーEのオフィシャルサイトで誰でも1人のドライバーに投票できる。レース開始20分前に結果が発表されるので、それまでに投票したドライバーを何度でも変えることは可能だ。もちろん、私は佐藤琢磨に投票した。 また、タイヤのホイールサイズ。18インチを採用し、ミシュランのタイヤを履く。車重は888kg (ドライバーを含む。そのうちバッテリーは320kg)で、0-100mの加速は、約3秒ほどだ。 レースは、F1とは違い1日だけの開催。フリー走行1回目が8時15分から9時、2回目が10時半から11時。予選は12時から10分間ずつ、5分間隔で4回に分けて行なわれ、決勝は16時スタートだ(いずれも現地時間)。開幕戦の北京はオリンピックの選手村で行なわれ、1周3.44kmを20周で競われる。 選手権は10戦行なわれる予定で、まだ第5戦が選定中。すべて公道でのレースとなり、F1でもお馴染みのモナコでも行なわれる。 開幕戦 2014年09月13日 北京(中国) 第2戦 2014年11月22日 プトラジャヤ(マレーシア) 第3戦 2014年12月13日 プンタ・デル・エステ(ウルグアイ) 第4戦 2015年01月10日 ブエノスアイレス(アルゼンチン) 第5戦 2015年02月14日 未定 第6戦 2015年03月14日 マイアミ(アメリカ) 第7戦 2015年04月04日 ロングビーチ(アメリカ) 第8戦 2015年05月09日 モンテカルロ(モナコ) 第9戦 2015年05月30日 ベルリン(ドイツ) 最終戦 2015年06月27日 ロンドン(イギリス) テレビでの放送もあり、開幕戦の北京大会は、フリー走行が11時〜12時にBS朝日で。予選は12時45分〜14時15分まで、CSテレ朝チャンネル1にて。決勝は16時45分〜18時までのテレビ朝日系列と18時から19時までのBS朝日で放送される。地上波での放送もあるので、ぜひお見逃しなく! |
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上初となるEVレーシングカーレース「フォーミュラE」の開幕が迫って来ました。
EVレーシングカーと言えば、TMG(トヨタモータースポーツGmbH)チューニングによる「TMG EV P002」が2012年10月、ニュルブルクリンク北コースサーキットで一周7分22秒32のタイムをマークしたのが記憶に新しいところ。 このマシン、最高出力350kW(476ps)、最大トルク900Nm(91.8kgm)、最高速度255km/hの高性能を誇る反面、静かなモーター音が印象的。 日産も今年6月、ル・マン2014に最高速度300km/hを誇るEVレーシングカー「Nissan ZEOD RC」を投入。 F1レースでも環境への配慮から騒音が抑制されるようになり、搭載エンジンがこれまでのV8からV6 1.6Lターボに全面刷新されるなど、エコ時代に沿った物になるなか、EVによる静音レース「フォーミュラE」が注目されつつあります。 当初、人工の擬似エンジン音を付加する事も真剣に議論されたようですが、最終的には「純粋音のままとすべき」として廃案になった模様。 これまでのレースとまったく異なる雰囲気が漂っており、音を発するのはモーター、ギアボックス、タイヤぐらいで、電動ラジコンカーさながらの高周波音を放ちながらストレートを駆け抜ける様子は新鮮な面も。 史上初となる「フォーミュラE」の開幕戦は9月13日に北京で開催され、その後11月にマレーシアで、来年にはマイアミ(3月)、モナコ(5月)などでも開催される予定。 「フォーミュラE」開幕戦には佐藤琢磨選手も出場するようで、活躍が期待されます。 |




