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原発が危険なエネルギーと は知っていましたが、これまで行動を起こすことはありま せんでした。それを今、とても後悔しています。4月10日、東京・高円寺の「原発やめろデモ」が生まれて初めて参加したデモでした。
震災後、言いたいことが言えないストレスから眠れませんでした。怒りが抑えきれなくなり、ツイッターで「原発反対」とつぶやきました。
テレビ番組のスポンサーである電力会社や電機メーカーに異を唱えることはリスクが高い。でも、しがらみがあるからと黙っている白分にも怒りを感じていました。仕事を守るために発言しないのは、原発推進のシステムを作っていることと同じ。時分はそっち側には行かない、自分らしくありたいと思いました。俳優という仕事や夢よりも、人として市民としてどうあるべきかを考えました。
発言後はデモや集会にも積極的に参加し、避難勧告が出ていない放射能汚染区域の母子を疎開させる活動にも取り組んでいます。芸能人が声をあげられない現実があることを知って欲しかったから、原発発言でドラマを降板になったことも公表しました。
このアクションを続けることで俳優の仕事に制限が出るかもしれませんが、表現者である以上、自分の感情は大事にしたい。行動に参加するなかで貴重な出会いもあり、仕事に影響があったとしても、いろいろな人生を体験することが自分の厚みにつながっていくと思います。
↑これは2011年8月15日号の『農民新聞』「発言抄」に掲載された山本太郎氏の文章です。
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