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2月にしてすでに今年の目標に暗雲漂う、というよりも断念といった方が正しいかもしれません。な、な、な、なんと16冊、「どひゃー」と声が出てしまうほど少ない読書量でした^^; 原因は割りとサクサクと読んでいた1月の状態から油断、そして気力・体力の限界(なんじゃそりゃ 笑)というよりもここ最近は睡魔に勝てない状況です。本を読んでいる時は普通に起きていられるのだがPCの前に坐ると突然、バタフライのような豪快さで睡魔ーが訪れます。これも一つのスランプなのでしょうか。 今月は少ない読書量ながらも先月に引き続き積読本に着手、坂木さんの「ひきこもり探偵シリーズ」を読みました(ちなみに「動物園の鳥」は読了していたものの感想が間に合わず3月にずれ込みました^^;) 図書館本では小説すばる新人賞受賞の2冊と「このミステリーがすごい!」大賞受賞の2冊を読んでみました。 その中で2月のベスト3は・・・ 第1位:道尾秀介 「鬼の跫音」★★★☆☆☆改め★★★★☆第2位:山下貴光 「屋上ミサイル」★★★★☆第3位:三崎亜記 「廃墟建築士」★★★★☆別枠:坂木司 「青空の卵」・「仔羊の巣」・「動物園の鳥」1位は2月読本を改めてみて「なぜこの本が★3つなんだ?」と自分自身にダメだしをくれたくなった作品。道尾さんといえば「ミスリード」のイメージが強かったのですが今作では幻想的・怪奇的といった雰囲気の作品でその中に驚きや怖さが散りばめられているという非常に内容の濃い短編集でした。 2位は「このミステリーがすごい」大賞受賞作。海堂さんの「チーム・バチスタの栄光」以外の受賞作はどうしても反則スレスレといったイメージが強く残っているこの賞なのだがツッコミどころは多々あるものの今作の脱力した作風はツボでした。多くの事件を取りいえれていてこれは訳がわからなくなるのではと思っていたが上手く終盤に向けて纏められています。 3位は不思議な不可解な三崎作品。この人の作品はやはり短編の方がキレがあって楽しめると思えます。今作でもありえなさそうでもあってもいいかなと感じさせる舞台設定で楽しませ、更には過去作とのリンクまであるという凝った作りになっていました。 積読本シリーズの坂木作品はあえて『別枠』としました。デビュー作にしてシリーズ物の3部作、「ひきこもり」という言葉からイメージしていた内容とは違う登場人物に躊躇しましたがどちらかというとここ最近の坂木作品よりも好きな作風でした。 これらの作品以外では小説すばる新人賞の2作「蛇衆」・「魚神」に関してはどちらも小粒な印象でもう少しインパクトが欲しかったといったところ、個人的には前者の方が好きです。「このミステリーがすごい!」大賞受賞のもう1作「臨床真理」もオーソドックスなミステリといった感じであったが取り扱っている内容がどうにも好きになれなかったのが残念。 掘り出し物は前作「告白」でデビュー作にして一躍有名になった湊かなえさんの「少女」は出来すぎた感はあるものの構成が非常に上手く前作同様一気読みのできる作品。 おそらく十数年ぶりに読んだであろう若竹七海さんの「プラスマイナスゼロ」、バラバラな3人の女子高生が1年を通して様々な事件に遭遇する様子を描いているのだが脱力系かと思いきやヒネリの効いた話もあり油断しているとコロッと騙されます。 そして毎月1冊の小路さん(笑)、ここのところは自分としては好きな作品が続いているのですが今月読んだ「わたしとトムおじさん」もちょっと「東京バンドワゴンシリーズ」に似た雰囲気も感じますがそこさえ気にならなければ楽しめる作品、シリーズ化して欲しいところです。 3月に入り読了本は数冊あるものの感想が書けていない・・・、なんとかこの状況を打開してがんばりたいと思います^^ |
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