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やっと沈静化の兆しをみせてきた「柳沢発言騒動」。非難をしていたテレビコメンテーターも世間の風向きに気付いたようで、野党の姿勢に疑問を呈し始めました。 一方で野党(小沢党首)は「情緒的に核武装論議が起きたり、女性の人権を無視する話が起きてみたり、非常に危うさを感じる」と指摘し、安倍内閣との対決姿勢をあらわにした。同時に「それに対し日本の国民が反論し、行動を起こさないことになおさら危険を感じている」(毎日新聞2月4日)と世間の反応を嘆いています。 この反応にはあきれました。まるで売れない商品を企画した企画者が「お客さんは分かってないなぁ。駄目だな」と言っているようなものです。 その答えに対する私の仮説は、「国民は野党が何故柳沢発言を取り上げているのかを分かってしまっているから」です。 言い方を変えますと、 であると国民は見ているのだと思うのです。 国民にとって「打倒安部政権」は目的になりえません。そんなの関係ないからです。本来政治の目的は「より住み良い国を作ること」です。打倒安部政権=より住みやすい国作りではありません。 野党は「より住み良い国を作る」ための政策議論は行えても、実施が直接的に行えないので、何とか政権政党になりたいはずです。でもそれは手段です。どういう国を作りたいのか、そのためにどういう政策を策定・実施して、どういう予算配分をするかが重要なのです。 国会で重要な政策や予算審議の時間を減らして、失言問題に時間を費やすことはマイナスにしかなりません。野党には与党とは異なる視点からの政策議論・予算審議を期待します。 それが国民からの支持を集める遠回りだけれど、近道なのではないでしょうか。
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