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CO死亡事故により「20年間で199名もの方が亡くなられている」2月19日21時1分配信 時事通信)うです。まずはこうした方々のご冥福をお祈りいたします。 こうした事実を受けて、当然のごとくガス業界に対する非難ごうごうとなっています。不具合隠しのような絶対に許せないケースなどもあるようですから、ガスメーカーが非難されるのはもっとものことです。 私が何かを言うまでもなく、ガス業界が如何に悪いかについては、他の方が多様な角度から分析をしてくださると思いますので、そちらはお任せして、事故削減のためにも今回私はあえて逆の立場から考えて見たいと思います。 我々利用者は「炎を使うガス機器は完璧に安全にはならない。」という大前提を忘れていないでしょうか?どれだけ安全対策が必須かは政府が決めて、それをどう達成するか、どこまで上回るかを考えて実現するかはメーカーの努力です。しかし、どれだけ規制を強めても、どれだけ努力が行われても、炎は炎です。機械は機械です。常に完全燃焼するなんてことはありませんし、常に故障しないなんてことはありません。 20年で199名の尊い命がなくなられていますが、これは交通事故死に比べると10日分、交通事故後の1年以内の死亡も含めると約4日分です。だからといってこの数字が少ないとか、良いとか言うものでは全くありません。0になるべきだし、したいと誰もが思う数字です。また、免許が必要なくらい危険な運転と、誰もが使うガス機器による死亡事故を並列に比べるべきものでもないでしょう。 しかし、人間は身近に事故が起きないと、それが自分にも関係があることだということを忘れがちな生き物です。この交通事故に比べると少ないこの数が、我々から「炎の危険性」を忘れさせてしまったのではないでしょうか。 ガス業界による知識普及活動にも期待したいことですが、彼らに言われるまでもなく、炎は危険なものです。機械は故障する可能性をつねに秘めたものです。これは我々自身が忘れてはいけないことですし、我々の子供に伝えていたかなければならないのではないでしょうか。 「CO死亡事故計199人の中で75%に当たる150人は86年からの95年までの10年間に集中している」そうです。これは家の機密性が高まることで、意図的に換気をしていないと、益々危険な状況になっているということを示唆しているのではないでしょうか。 昔の炎(囲炉裏など)を使う環境は障子や床の隙間から風が自然と入ってきて、夏は涼しく、冬は正直寒いというくらい、意識をしていなくとも換気が出来ていました。 しかし、今の家(特にマンションなど)は、冬になっても電気カーペットさえあればほとんど暖房が必要ないくらいに、外の冷気が入ってきません。そのため、我が家では一日最低一回は窓を開けて換気をしているほどです。 つまり、昔に比べて安全性が高くなったガス機器を使うことで、我々の炎に対する危険意識が下がる一方で、機密性の高い家に住むことで、換気をしないと危険な環境が整ってきているというのが現状なのではないでしょうか。 ガス機器メーカーにより一層の安全対策を義務付けることは当然ですし、更なる顧客教育も行わせるべきでしょう。 しかし、こうした痛ましい事故を0にするためには、我々自身も我々が炎を使うのにリスクが高い部屋に住むようなってきていることを踏まえて、炎を使う危険を強く認識して、使用する際に注意すると共に、しっかりと子供達に教育を行っていくことが不可欠なのだと私は思います。
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2007/2/22(木) 午後 0:45 [ Blair ]