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お騒がせ新人代議士の杉村太蔵氏が、自身のblogで初出席した予算委員会について、「不思議と数字の話が出てこない。出てくる話はおよそ予算審議とは関係のなさそうなものが目立ちます」と感想を書いた上で、「皆様からのご意見やご感想などいただければ幸いです。」として自身の携帯メールアドレスで意見を受付け始めました。(出典:2007年02月20日J-CASTニュース) 受け先として携帯メールを選んだ理由は良く分かりません。長文やウィルスの心配が少ないとうことなのかもしれないし、あまりPCを使わないということだけかもしれません。(送り元を個人の特定がしやすい携帯メールに限定するのであれば、無責任なメールを減らせる効果があるので分かるのですが・・・。) まぁ、いずれにせよ意見を求める姿勢は評価したい。更に高く評価したいのは、現在の予算委員会の審議について 「国民の皆様から預かった税金をいかにして配分するか、どんな政策にいくらのお金をかけるべきか、などが話合われるべきかと思っているのですが、不思議と数字の話が出てこない」 「出てくる話はおよそ予算審議とは関係のなさそうなものが目立ちます。」 と至極もっともな感想を持った上で、 「その手の質問がしたければ、国会に「その他の委員会」というものをつくって、そこで様々なスキャンダルなり、誤解をまねいた発言なりは追求」 「本来もっとも国民生活に直結するような予算の審議には、まさに来年度予算案の不備なり、または政府の重点政策の説明なりに費やしていけば、より国会論戦も充実したものになると感じている」 という対策案を出したところである。今回は素晴らしい。 こうした意見は永田町の常識から言えば、 「大切な予算委員会だからこそ政府与党に対する「人質」になりやすい。これを人質にすることで疑惑の追及が出来るのだ」 「疑惑の追及をすることで政府与党の弱みをつき、予算に自分達の意志を入れることが出来るのだ」 「別の委員会など作ったら、そこに主要な大臣や首相は来ないため、疑惑の追及が出来ない」 (与党の疑惑を追及するという、分かりやすく格好がよい自分の勇姿を(予算委員会ならばあるNHKによる全国放送がなくなり)地元に見せることが出来なくなる!)(本音かも?) というような話になり、太蔵氏の主張が子供じみていると言われてしまうでしょう。 しかし、今回ばかりは太蔵氏の意見のほうが、まっとうに思えます。 予算は予算の話をして、疑惑追及は追求で行う。日本の最大リスク要因のひとつである国の借金、その表裏一体にある公共事業の額など予算委員会で議論すべきことは山ほどあります。まずは、それをしっかりとやって欲しい。 そもそもが制度・規則を作るためにいるのが国会議員なのだから、現行の制度で出来ないから今後も出来ないという理由にすること自体がおかしい。 今回は、世間の常識をもっと学んで欲しいと思っていた太蔵氏が、国会の常識に染まらずに世間の常識を提示したように思えました。今後は、このセンスを持ちつつ、口だけ(blogだけ)に終わらず実行に移すように期待します。
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