銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話(アメーバに引越しました)

去年は70の山を愛し、今年は100の山に恋をする・・・不動産・人生相談・株に経済なんでもござれ!!

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 吉原のソープランド街そばの土地で建物解体工事をやる知り合い業者が、なんでも近隣対策として近所のその筋の事務所に出向いたところ、当初に考えていた金額よりもはるかに安く話がまとまったというお話から・・・いずこも不景気だから、長引く話よりも目先の現金ニコニコよ。
 一通りの説明と理解をいただき、やっとの思いで解体にとりかかると、今度はネズミがぎょうさん近隣の家に逃げ込んだと苦情があっちやこっちから・・・その建物から出たものだろうという、可能性の高いあくまでも仮定の原因で、賠償と駆除をしろとのこと。
 本来ならば、その逃げ込んだというネズミ一匹一匹をとっ捕まえて、それぞれに棲家や趣味・嗜好の類を尋問するのが正統なやりかたなんだろうけども、なにせ相手はネズミ。
 それに解体の後に今度は新築の工事が続くとあれば大騒ぎにはしたくない。
 それでなにをしたかというと、苦情のきた一軒一軒にネズミ駆除機を購入して配ったんだとさ。
 効果は? メーカーに言わすと、絶大らしい・・・世の中って〜ものは、こういうあやふやな物事の調和で、すべてが成り立っているのが本当なんだね。
 時には笑ってしまうようなことでも、当事者どうしが満足していればわざわざ波風立てることもない。
 そんな真実があるのも、我が国独特の文化だとも言える。
 
ところで、銀座にかぎらずファンドやらの投資会社が所有してる一棟の建物があっちこっちに建っているけども、この所有者が年中変っていることをご存知だろうか?
酷いものになると1年のうちに2回も3回も所有権が移転していってる。
景気の良い時の移転はそれを譲渡することによって大きな利益を生んでいたけんども、最近の移転は満室にさえなってもいないモノが、コロコロと転がっていってる。
登記には出ないけども、その賃貸元請け先ともいうべき投資会社・不動産会社がコロコロしてるケースもある。
利益なぞ出てる訳がないのにコロコロしてる訳は? おにぎりコロコロ?
では、なぜ?
結婚・離婚を年中繰り返してる男女に、愛の意味を聴くことじたいがおかしいのと同じで、普通ではないということだけ言っておきましょうか・・・
難しい話はその最初から嘘ばかりだから、あたしは嫌いよ!(笑)
 
不動産というものは、元々は流動性の悪い資産にカテゴリー分けされていたんだけども、これを証券化・債券化したことによって流動性が変な意味で良くなってしまってた。
形式上は昔からあった信託という形をとっていたりイロイロだけども、その信託やらの中身もずいぶんと変ってしまってるのが現状だろうな。
しかも最初は一棟丸ごとの収益物件としてファンドやらが転がしていたものが、最近では一部屋ごとに個別売却され始めてるものもある。
流動性をよくするために証券化・債券化されてたものが、ここ数年のバブル崩壊で動きが悪くなってしまってた。
それを解決する新種の方法が、小口分割売買。
最後は一戸一戸個人やらに売ってしまえば良いじゃ〜ないか! って荒っぽい思考。
賃貸マンションだったものが、そのところどころの部屋が売買されるようになった。
管理組合もなければ、管理費・修繕積立金の規定もない。
とりあえず付け焼刃のような他所のマンションの管理規約やら細則を流用して、組合らしきものは作り、当座をゴマカすような形にしてはいるけども・・・中古のレンタカーを売りに出すようなもので、最初からレンタカー仕様だったことは隠しようもない。
しかも区分所有という財産の権利だから、共有の持分があり車のように売って終りというものでもない。
かくのごとく次から次へと、そこに暮らし住む人間のことなんざ抜きにしての、そんな騒動がはじまってきてるけんども・・・ゼニカネ儲けだけを追求してきた世の中の歪みやイビツさは、もうどうしようもないくらいに酷くなってきてるね。
 
この魑魅魍魎の棲む世界で商売やってるものでさえ、呆れてしまうような安易さばかりが目立ってきてるのも、そんだけ業界を巻き込んだ連中の傷みが、隠しようもなく凄まじいということなんだろうさ。
 
ところで、今朝は真面目なお話が続くけども・・・お金持ちがお金持ち同士でいろんな繋がりを持って、その繋がりだけで商売をするという、そういう世界が世の中にはある。
 なにも珍しいことではなく、ずっと昔からそういう資産家同士、お金持ち同士、由緒歴史ある血族同士、学閥、著名人同士、社会的にも信用ある立場の選ばれたもの同士、サークル・グループのようなものから国を代表するような海外をも含めた交流組織、いろんな形のお仲間サロンが世のあちこちに存在している。
 田舎のちょいと出のお金持ちや、金はあるけど社会的に良い思いが出来てない成金資産家や、そういう人たちには憧れの世界だと言っても良い。
 
 ・・・うその宮さぎ仁(ひと)殿下という古くは華族の流れをくむ出自のお方が本日は皆さまにとても大切なお話をなされますので、のちほどご拝聴くださいませ。
それと言いますのも、マッカーなーウソよー元帥が終戦のドサクサに持ち出した日本国の金銀財宝を取り戻そうと、今まさに隠密となって動かれておられまする・・・
 きょうお集まりの選ばれし紳士淑女の皆様には、そのためにかかる費用のカンパをお願いしたい! とうぜん、財宝を取り戻したあかつきには、その投資いただいた金額を3倍にして御礼とさせていただきまする! ・・・
 事情のよく解ってない政治家や芸能人やプロスポーツ選手を来賓席にズラッと並べ、うその宮さぎ仁(ひと)殿下のご挨拶が始まる頃には宴もたけなわ、心地良い酔いも手伝って、5000万円、1億円くらいならばお手伝いいたしましょう! ってことになってる。
 お土産にいただいた金粉キラキラ白鷺の絵が描かれた皿をみなさま抱えて、夢心地の足取りでそれぞれ帰宅の途につかれる。
 そうですね・・・シラッとした詐欺という意味で・・・白鷺なんですが・・・。
 
 周旋屋を長くやっておりますと、笑うしかないようなおかしなお話もたくさん転がり込んできますが、カラーのパンフレットやホームページやらをちゃんとこさえて置いて、経歴詐称・学歴詐称・すべて詐称・サッショウさっしょうって〜人たちもやってくる。
 落ち着いた貫禄もあり、知識も豊富で、喋りも上手い、上品な身のこなしに、さりげないオシャレも本物・・・っぽい、そういう方々が集団でやってくることもある。
 そんな方々の嘘か本当かをそれとなく見分ける為には、こちらもそれ以上の知識や日々の勉強や情報収集が必要になることは言うに及びませんが、それならばそれなりのトラブルになりにくい取り引きを成立させる方法を考えることもたいせつなんですね。
 詐欺師は詐欺師同士で居れば、詐欺にはならない・・・そんな社会の非常識もある。
 
 われわれ周旋屋の仕事は仲人のような仕事でもある。
 常に両方向に相反する立場のお客様がおられて、その取り引きを間に入って成立させる。
 これがおもしろいんですね。
 やめられなくなるんですね。
 演出家が舞台を前にしてニコニコ笑ってる愉しみを、現実の世界で愉しむようになる。
 
 ま〜、こんな現在の社会の状況では、金持ちが金持ちを騙したり、子供でも解るような単純な手練手管でとんでもない金額を騙し取られたり、庶民にはまったく関係の無い世界でも事件はたくさん起きております。
 
 金持ちは新聞・テレビは読まないし見ない人が多い。
 だからこそ、逆に単純な方法が真実に思えてしまう、そんなこともあるんですね。
 地方にお住まいの方々には情報手段はテレビや新聞・ネットしかないんですが、都会にいてもそれは同じこと。
 それらはマスコミなんざ単に興行の世界の下らないお話だと看破しておられるが故に引っ掛かる詐欺もある。
 
 最近では、小耳にはさんでるいろんな話の中に、新手の詐欺が登場しておりますね。
 ま〜、よくもそんなことを考えるもんだと驚くやら笑うやら、そしてそんな詐欺師連中が狙っているのはいつも金持ちだと自認されておられる方々ばかりなのも、笑えます。
 金が捨てるほどある方々が騙される分には、これは消費に回る訳だから、そういう意味では良いことなのかも知れませんが・・・。
 
 最後にひとつ、これも不景気ならではの詐欺について・・・。
 地方の酒屋や米屋、農家、漁業関係者、その他永く真面目に商いをやってこられた方々のところに、ひょんなことから銀座に事務所を構える会社から小口の現金取引の話が舞い込んでくることがあれば要注意です。
 最初は小口でニコニコ現金払い、それを何度か続けておいて、ドカンと大口発注をかける。
 これは料金後払いになります。
 遠い地方で厳しい経営状況の中で頑張っておられる方々だからこそ引っ掛かってしまうトリコミ詐欺ですね。
 銀座に住所を構える意味が、そういうところにある企業もいまだに多いんですね。
 催促しても連絡がつかなくなり、書面を送ってもなしのつぶて、そうして重い腰をあげられて上京されてみれば5坪10坪の雑居ビル。
 10トントラック満載で商品を送った先が5坪10坪の銀座のオフィスとは・・・??
 
 オシャレなホームページや、グーグルの地図もアテにはできませんよ。
 地方にお住まいの方々は、お気をつけ遊ばせ・・・。
 商売は、自己責任が原則です。
 

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