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暖かくなり、いろんな持病が次から次へと身体中で自己主張しはじめやがったお陰様で、山に行けない日が続き、さすがにいてもたってもいられず、腹が立って、仕事も忙しいまんまなんだが、3週間ぶりに近場の低い山々を五つばかり、20キロ弱くらい歩いてきた。
風が強いのは解っていたから逆に気持ち良かったが、午後からの天気に自信がなかったから、この体調で濡れるのは嫌だし、どこからでも下界に降りれる山を選んで歩いた。
久しぶりなのと、デスクワークが多かったのと、その解消と身体中の悪い肉汁をぜんぶキレイに発散させるのが目的だったから、前半は小走りで飛ばして歩いたが、なかなか思ったように汗がでず、午後になり山頂でビールを飲んでしまったおかげで、下山する頃はゲップと放屁ばかりで、ダラダラ身体中が痛かった。
ただの山オヤジ。
ザックもワザと重めにしておいたので肩の肉に食い込んで痛かった。
情けない。
50過ぎると身体はすぐにヤワになる。
若い頃いじょうに虐めて鍛えておかなければ、都会の案山子になる。
途中、名も無い山の頂に寄って、朽ち果てた小さな祠に手をあわせておいたが、これがこの近在の山々を愛して人を愛して逝ったオヤジの墓だとはだ〜れも知らない。
近くで糞までした痕があったが、人間の世の中とは、そんなもんだ。
大人とは、口ほどにもなく、小さな昆虫にさえ劣る。
山歩きだの、登山だの、自然環境保護だの、偉そうなことを教える前にやるべきことがあるだろうと、いつも思う。
この国の、名も無い、しかし凄い人間たちの生きた足跡を伝えることだ。
語り尽くせぬくらいに、たくさんいる。
地震の予知だの、放射能の恐怖の煽りだの、金融・経済のダメージだの、日本は駄目だのと、神経症・自閉症のように嘯く連中なんざ、みな消えていなくなるただのゴミだ。
どっちもどっち、その守ろうとしているモノを見ておれば、卑小で身勝手な小さなゴミだ。
惑わされないこと、選択肢は二つではなく、限り無くたくさんある。
そして選択肢から選ぶことに飽きたなら、自分で作れば良い。
大自然とともに歩調を合わせて生きている者にはなにも心配はないし、なにも不安などないわいな。
アホくさい都会ゴッコは、早暁にコケコッコとやってるニワトリよりも実の無い稚戯だ。
どいつもこいつも、消えて失せろ!とは、このことだ。
・・・と、多くの子供たちにはいつも笑いながら話してやってる。
堂々と、大自然を愛し、人を愛して、正直に生きておればなにも怖いものなぞ、無い。
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