|
動物謝恩・報恩を題材にした昔話はおおい。
自然に生きる動物と、自然に生きる人間との関わりを題材にしたものもおおい。
主従関係・ペットとしての関わりではなく、それぞれが自然の中で生きているときに、ひょんなことから助け合い、結果的に報い合い、そうしてまたそれぞれの日常に戻ってゆくというものがおおい。
現代のようなワザとらしい話は、ほとんどない。
江戸時代の平和なときに書き直されたり、脚色されたものがおおい。
館林に、茂林寺というお寺がある。
子供の頃に聞いたことのある、分福茶釜の舞台になったお寺だ。
これももともとのお話は定かではないが、後世に語り継がれているお話とはだいぶ違った元の話も遺されている。
お寺の住職がムジナの化身で、人々に福を分け与えていたのがバレてしまい、去ってゆくというお話は日本中にあるとも言える。
貧しい寺も多く、そこで語られる言い伝えは、その営業活動でもあったわけだ。
北部には多くの名山を持つ群馬県は、その県の形がちょうど鶴が舞うような形をしており、上毛カルタでも歌われたその頭の部分がこの館林市になっている。
いまはたくさんの緑の穂を風になびかせている麦の産地でもある。
日清製粉の発祥の地でもある。
なにが言いたいのか?
別に、なにもない。
狛狼は奥秩父の山々にある寺社にはおおく見かけるけんども、この館林にある分福茶釜の茂林寺には、狛狸がいるんだと、ぼんやり想っただけのこと。
底抜けに明るい境内には、あちこちに楽しい狸がいる。
正月や盆や、ゴールデンウイークは、自営には関係のないものだ。
いつもマイペースで仕事をやっている。
逆にそういう皆が大勢ならんで出掛ける時や場所には近づかない。
その逆をやってれば、楽だし得も多いということになる。
だから今日も、売買と賃貸のお客様の予定を入れてある。
山には大勢の登山者がひしめきあい、高速道路は車で渋滞し、観光地にはイライラお疲れ気味の家族が押しかけている。
事件・事故も、増えるがな。
|
全体表示
[ リスト ]




