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またまた、日本の予防接種・ワクチン行政の無策ぶりが露見しました。風疹ワクチンがメーカーにない!徐千金まで付けて予防接種を勧めておきながら、ワクチンの供給体制を無視してラッパ吹き!おかげで矢数尽きた現場の医療機関は大混乱!・・・・これって、新型インフルエンザの時もそうでしたね。・・・・進歩なし!
マスコミも国民に危険性ばかりオアって、実態は無視する無責任!
オヤオヤ、これは70年ほど前にも同じようなことが・・・・・
補給無視、宣伝ばかり威勢のよい日本は・・・・・・また一億総懺悔でもしますか?いや、もうすぐ一億人もいなくなるか。
こんなお寒い状態で「安心して出産・育児を」なんて言っても絵空事。少子化が進んで当たり前ですね。
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医療問題・健康政策
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順天堂の天野先生が無事に天皇陛下の手術を終えられました。実は彼は私の大学の同級生なのです。卒業して大学には残らずにひたすら現場で腕を磨いてきました。今までならば研究論文がなければ教授になれない世界でしたが、順天堂が方向転換して臨床の腕を重視して彼を招聘しました。それが今日の成果となったのです。彼は自分のことを雑草と表現していますが、医師にとって大切なものは何かを問うものでもあります。
それから東大の永井教授にも感銘しました。世間体など気にせず大学の垣根を乗り越えて天野先生に依頼する決断をされましたが、永井先生はこのような柔軟なお考えがある方です。私自身も以前に永井先生に請われて東大病院の医療の質指標を作成する委員会に参加しましたが、このようにいい仕事をするためには外の者の力も借るのも厭わない方です。一方で「東大民族主義」的な先生もいらっしゃいましたが・・・・。視野の広さが新しいものを生み出す原動力だと思います。
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いよいよ2年毎の診療報酬改定が決まってきましたが、再診料は据え置きの69点です。これに電子レセプトの採用による加算1点が付いて計70点、金額にすればたった700円です。しかもこの再診料という「診察料」は医師の診察だけの費用ではない、ってご存知でしたか。
診察料は医師の収入と思っている方も多いようですが、これは診察に関わる一切の費用の料金なのです。この中から人件費も光熱費も賃貸料もすべての経費が支払われます。
仮に1人の患者さんに10分費やして診察したとします。1日8時間診療で最大48人の患者さんです。再診料の合計は700×48で33600円です。診察だけとしたらこれが1日の「売り上げ」のすべてです。当方のような小さなクリニックを考えて賃料は1日15000円です。残りが18600円です。看護師さんの人件費は時給1500円(今は相場はもっと高額ですが)として前後の準備もいれると13500円、残りは5100円です。光熱費は1日500円、事務費は100円くらいいるでしょう。残金は4500円です。材料費は診察で使う最低限のものとして50円くらいとして残金は4450円です。おっと、交通費がありました。職員ともどもで1日1000円とすると、残ったのは3450円です。
3450円!これが開業医の1日の収入です!時給にしたら400円を切ります。コンビニでアルバイトしたほうがよっぽどましです。
この状態を解消するためには診察に10分もかけず5分以下として数をこなすか、検査に伴う判定料を増やすためにどんどん検査をするか、いらなくても全員に薬を出して処方せん料を稼ぐか、あるいはそのすべてか、しかありません。
3分診療、検査漬け、薬漬けは保健診療、否、現行の診療報酬制度の構造上の問題が起こしていることなのです。
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またまた厚労省が酷なことを言い出しました。厚生年金の支給年齢の引き上げです。
ただ、ここで注意が必要なのは、厚生年金、つまり国民年金分にあたる基本年金の上乗せ部分についてのことです。年金すべてが引き上げになる訳ではないようです。
しかし、厚生年金の保険料は給料天引きなので、「払いたくない」と拒否することもできず、それでいて早く亡くなったらもらえないことになります。また、基本年金が支給されている限りは生活保護の対象にもなりません。まあ、サラリーマンになったら一生給与もらって働け、というありがたい(有り難い!)お心遣いのようで。
ただ、この報道を読んで多くの方は年金そのものがもらえない、と誤解されたのではないでしょうか。そうなると、国民年金の保険料の納入率も低下する懸念があります。もちろん、保険料を納めていないと国民年金はもらえない訳ですが、その場合には生活保護がもらえてしまいます。つまり、まじめに払っている人が損をする仕組みになっているのです。
一体化した社会保障制度を早く検討しないと、本当に日本はギリシア以上に悲惨なことになりそうです。
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とうとう保険診療報酬請求の審査でイヤガラセとしか思えない減点を受けました。
心療内科的な病名問題で何度か腑に落ちないので再審査を要求しました。不眠症は生理的機能である睡眠が取れなくなった状態なので、その原因がメンタルならば心身症と教科書的にも分類されています。ところが、不眠症はうつ病の一症状であるとして審査で減点されました。しかし、ムズムズ足症候群や睡眠時無呼吸症候群といったメンタルとは関係ない睡眠障害もあり、「不眠症はうつ病の一症状である」は極論です。しかも、不眠とはメンタルの障害でなく、あくまで整理機能の障害、つまり体の障害です。だから教科書でも心身症として記載されているのです。その事を何度と指摘しました。学問的な問題ですから。
ところが、今回はたった一度受診した人の心身症に対して認められている心理検査を「過剰・重複のため」として減点されました。たった1回しかしていない検査の過剰・重複、って何ですか!
明らかに今までの再審査請求に対するイヤガラセです。以前に審査の間違いを指摘したら関係ない、正しく請求している検査を減点されたという話を聞いています。お上に楯突いたから懲罰を与える、というのですか?一方的な審査が法に則った「相互契約による」保険診療なのでしょうか。
この国は医療についてけっして民主国家ではありません。
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