|
急遽決定したイタリア旅行。
ドイツから一人DB(ドイツ鉄道)の夜行列車に乗り込み、
イタリア、ローマを目指しました。
DBの夜行列車@ミュンヘン駅
イタリアに行こうと思ったのはバチカン市国とローマ北部の都市・アッシジ
(アメリカ・サンフランシスコの名前の由来となった聖人・フランチェスコの生誕の地)に
行ってみたいと直感的に思ったからです。
夜行列車は大学の卒業旅行で行ったスペイン旅行以来なので少し緊張しましたが、
同じコンパートメントで一緒になったドイツ女性とおしゃべりしながら楽しいひと時を過ごせました。
彼女は50代半ば位で、ドイツ北部の高校でフランス語とドイツ文学を教えているとの事でした。
長い夏季休暇の間にこれまで、ヨーロッパだけでなく、
アジア、アフリカなど世界中を旅してきたそうです。
またフランス語を学ぶため若い頃フランスに住んだ経験もあり、世界中に友人がいるようでした。
車窓から・日差の強いイタリアらしい向日葵畑が広がります
彼女は今回はフランスに行く前フィレンチェ郊外の町で2週間程
イタリア語とイタリア料理を学ぶ予定だと言っていました。
スペイン語は喋れるので、スペイン語がイタリアでどの程度通じるか試してみたいの、
と茶目っ気たっぷりの笑顔を見せていました。
そして、このように旅する度、その経験が授業に生きていると、微笑みながら話してくれました。
彼女は
「私は大きな家も、大きな車も自分の家族もなくていい。
ただ、こうやって旅をして沢山の人と知り合って、自分の世界を広げられればそれでいい。」
と話していたのが印象的でした。
なんと潔よい姿勢でしょう。
自分の魂が求める生き方に正直になる。自分の心に嘘はつかない。
他人や社会が求めるスタンダードに従うのではなく、自分の心が求める生き方に従い、
シンプルに生きる。
昔から旅に生きた詩人や哲学者、宗教者たちは、
最小限のものだけ持ち、シンプルに「旅に生きて旅に死す」覚悟で旅をしたものです。
急遽イタリア行きが決まったので、情報も少ない中
ローマまでの道のりでは「イタリアはヨーロッパ一危険な国」とのイメージばかりが頭をよぎりました。
車窓から・小高い丘に広がる街 色々な国を旅してきましたが、何かあったらどうしよう・・・・と少し怯えてしまいました。
しかし昔の旅人は死をも覚悟したものです。
現代にしたら話しが大げさすぎますが(笑)・・・何かあったらそれが運命、受け止めよう、
来る物、起こってくる事をありのまま受け止めよう、
出来るだけ物は持たずシンプルに過ごそう、そう腹をくくった時から、
この旅行が本当に人生において大きな意味を持ったように思います。
終わってみれば、この旅が人生で一番波乱に満ち、楽しく、思い出深く、
そして人生おいて確実にターニングポイントになる旅になったのでした。
(後から分かった事ですがローマは比較的安全な街でした。)
日本に帰ってきてから
’EAT, PRAY, LOVE’(邦題「食べて祈って恋をして」ジュリアロバーツ主演で映画化)を
読み始めています。
この小説の最初の舞台はイタリアです。
多くの人の人生観を変える力をこの国は持っているのかもしれません。
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用







