|
雪を踏む タイヤの音で目が覚める
寝ている間にも 降り積もる日々
|
過去の投稿日別表示
-
詳細
2018年01月25日
全1ページ
[1]
|
この子と暮らすようになって何年かなあ
2012年の10月に一人暮らしを始めて間もなくうちにお迎えしたんだよね その後転居して ふるさとに戻って… 5年3ヶ月か 早っや〜 夜中目が覚めて寝られない 今夜はなんか寂しいし 何かする気にもならない なんとなく ちゃぶ台をミツロウで磨いてみた 随分と傷も入ったなあ ごめんね 天板は 継ぎ合わせてはあるけれど 一枚の板は 栗の木としては 結構な幅があるんじゃないかな 初めて年輪を数えてみた 20前後のや28くらいの板もある どこの山で育ったの? どんな実をつけてたの? 私の所に来るまでに どんな旅をしてきたの? この子は 山に生えている時は たくさんの人や動物を楽しませてきたのかも でも今は 私だけのために いつでもそばにいてくれる 毎日私のためにここにいて 食事やお酒に付き合ってくれる 書き物や読書や お化粧やスマホ見たりにも付き合ってくれる この子が私の指定席 用事で家を空ける時も この部屋で私を待っていてくれる 一番お世話になっている家具だわ 掌で表面をさすってみた 冷たいわ でも 気持ちはなんとなくあったかい 涙が溢れてきそうになる いつもありがとう 使わせてもらってるだけで 何も恩返しできないね 年輪の数以上に一緒にいられるかなあ? 出会いが遅かったから 80歳になっちゃうねぇ 私 ぽつねんと一人で過ごす夜中 窓から外を見ると 細かな雪が 風に煽られて舞っているのが 灯に浮かんでる しんとしている まだまだ 夜明けは遠いかな 結局眠れずに 栗の木のちゃぶ台の前に座って 過ごしている |

>
- 芸術と人文
>
- 文学
>
- ノンフィクション、エッセイ
全1ページ
[1]






