明日は明日の風が‘福’♪

〜離婚狂騒曲〜からタイトル改めました☆

回想録

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日本帰国から別居・調停離婚までのいきさつを綴っています。
こんな調停ってアリ?!元亭主のぶっ飛び発言、その背景など
離婚騒動記です。
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調停の全ての手続きが終わって、待合室でT先生と話す。

「いや〜、本当にお疲れ様でした。大変だったですね。
でも、これからきっといいことありますよ。・・それと、元ご主人には
天罰が下りますよ。」

人間味のある言葉だな〜。弁護士先生から‘天罰’なんてことが出るなんて。

・・・今考えても、この離婚の原因はわからない。
元亭主が、こんなに急いで離婚したかったのは、何か理由があるのだろうけれど
いまさらそれを追求しても、自分には何のアドバンテージもないし。

まあいいか。

相手の人格が変わってしまったのだと思うしかない。

‘お前とはジジババになるまでずっと一緒だ。だから、最期は看取ってくれよな’

かつて元亭主がよく言っていた言葉である。
こう言っていた頃の人格は、今はない。
私は、この元亭主の、この人格を看取ったと思っている。
                    
                         (回想録 完)

回想録が終わったって、離婚の全てが終わったわけではない。
これからまだ山があるのよ。

そのひとつに、大事な年金分割の請求がある。

これからは、現在の狂騒曲を書き続けることにする。
読んでくれた皆さん、まだまだ狂想曲続きますよ〜。

調停調書が出来たということで、調停室に呼ばれる。

弁護士T先生が、ドアを開けようとして一旦外す。

「本当にいいのですか。これで調書を承諾すれば、本当に離婚となりますよ。」
「構いません。」
「では行きましょう。」
・・・という、この回想録最初のシーンとなるのである。
   (よかったらもう一度最初に戻って読んでネ)

全てが終了した。T先生は言う。
「長かったですね、本当にお辛かったと思いますよ。でもよくがんばりましたね。」

ねぎらいの言葉だった。先生こそ、よく弁護をしてくれたと思う。
感謝をしても、しきれないくらいである。

T先生が、私の背中の向こうにいる、元亭主とその弁護士をみて怪訝な顔をした。
そして、私にこうささやいた。

「向こうの代理人は、今日でいっさい手を引くみたいですよ。」
「どういうことですか。」
「今、ご主人に請求書を渡しましたよ。」
「ひぇ?」

たった今、離婚が成立したところなのだ。だいたい、今日中に話がまとまるかは
わからなかったはずである。
元亭主の弁護士は、はじめから請求書を用意していたのか?!

私の弁護士さんが、離婚成立直後にしたことは、私にねぎらいの言葉をかけること。
元亭主の弁護士さんがしたことは、元亭主に請求書を渡すこと。

どちら弁護士さんが品があるかは、言うまでもないね。

もし、私が元亭主の立場だったら、がっかりするだろうな〜。
いくら一生懸命、弁護してもらっても終わったとたんに、
はい請求書ですよってやられたら・・・

類は友を呼ぶっていうけれど、これも同じようなものかな。
この依頼人にして、この弁護士ありってか。

・・こんな弁護士に弁護されていた、元亭主もちょっと気の毒な気がした。
だけど、自分がまいた種なんだから、自分で刈り取らなきゃね。

う〜ん、自分も大きなことは言えないか。亭主選びを間違っちゃたから。

まあ、最後にはしっかり刈り取ったけれど。品のある弁護士さんとともに・・・

調停委員にこちらからの要求を話す。

今日中の離婚を承諾するかわりに、財産分与を、半分プラス誠意分を
要求する。

これを相手方に伝えてもらう。
さて、向こうはどう出てくるか・・

回答は、誠意分として、0.5歩・・・つまりほんのちょっとの気持ち分
動いただけだった。

誠意分の全体を5歩とすれば、2,3歩の歩み寄りをしてくると思っていた。
・・それが、0.5歩、ほとんど動いていない。

これは難しい・・このまま、こちらの要求を押し通す強固な姿勢でいると、
先方はこの交渉を蹴飛ばしてくる可能性がある。

そこで、こちらも0.5歩譲ってみた。
それに対して、元亭主は、これが最後の譲歩だと言って、あと0.2歩譲ってきた。

「渋いですね〜。普通、先方の条件をのむかわりに、こちらの要求を出せば
それで決まること多いのですけどね〜。」

T先生は困惑気味だ。

どうするか・・あまり、強固な姿勢でいると、調停は今日で不調になる。
そうなるとあとは訴訟しかない。訴訟となれば、時間もかかるし、めんどうだし
財産分与も今以上には、決して期待できない。

ここは、こちらから大きく歩み寄ることにした。2歩譲歩してみた。
ただし、これ以上はこちらも譲れない。

調停委員は、この2歩譲歩を元亭主に伝えたのだそうだが・・
「ご主人は、最後の譲歩以上の額は出せない。限界だと言ってます。」

ここでT先生の態度が変わった。

「こちらはですね、何も悪いことをしてないのですよ!
勝手な理由で離婚をせまり、しかも精神的に痛めつけられて、病気にまでかかって。
その上、この体調をおしてまで、仕事を見つけようとしても見つからない。
ご主人は働こうと思えば、働けるわけでしょうに。
こちらの、この状況と心情を、もっと理解してくれ!」

先生、よく言ってくれた!

今まで、丁寧に丁重に、相手の機嫌を損ねないように話をしていた
先生が思い切り叫んでいた。

このT先生の発言に、調停委員も驚いたようである。
そして、こちらの要求をもう一度、元亭主に伝えてみると言った。

その後、元亭主は私が譲歩した分で、金額を承諾した。
誠意分は2.5歩。最初に要求を出した半分だった。

「それでは、これで離婚するという調停調書を作成します。」

待合室でしばらく待つこととなった。
はあ〜・・・ようやく解決することになったか。

肩の荷がおりた時だった。

弁護士T先生と待合室で相談する。

「今日ですよ!今日中に離婚なんて、ご主人はかなり離婚を急いでますね〜。
なんでなのでしょうね〜。う〜ん、おかしいですね〜。」

私より、T先生のほうが舞い上がっていた。センセ、少し落ち着いてって。

確かに、何を考えてるのか、ナゼそんなに急ぐのかわからない。

こちらは冷静に判断しなくてはならない。今日中と言われては時間もなかったが
この短時間の中で、正確な判断をしていかねばならなかった。

元亭主が考慮するという財産分与は、50%だった。今まで、先方がほのめかしていたのは
資産の30%・・まあずいぶんと上乗せしてきたもんだ。

「半分とは、また大きく乗せてきましたね。・・どうしますか?
この額で納得しますか?」

私は納得できなかった。

確かに、離婚の財産分与は折半が基本だ。
あとは、どちらかが有責事実があれば、それに慰謝料という名目で上乗せができる。

私たちの場合、元亭主に不貞があることを証明できないため、慰謝料請求は
できない。だが、先方は、一方的な勝手な理由で離婚を要求してきている。

それなら、慰謝料とは言わなくても、誠意ある分を乗せるのが普通だろうに。

私はその誠意分が、どうしても取りたかった。
金額の問題ではない。心情的にゆずれないのである。

ここで、ひとつ賭けに出た。
「先生、ここは、大きく額を上乗せして請求してみましょう。」

どうせ、値切られる。
けれども、先方はすでに半分の額で・・と提示しているのである。
半分以下に減らされることはないわけだ。ならば・・

今日中という条件をのむかわりに、半分より多い金額を提示する。

どうしても、今日、離婚したいという気が強いなら、条件をのむ可能性はある。

また、調停委員は、早くこの案件を解決したいはずである。
こちらがこの条件で離婚承諾と言えば、相手方を説得することもあるだろう。

・・調停委員を巻き込んで、一か八かの賭けに出ることにした。
さあ、うまくいくかな?

離婚成立してから、ひと月ちょっとが経ちました。
回想録も、現在に近づいてきましたよ。

10回目の調停。

・・いい加減疲れてきた。私が調停を申し立てたのが、残暑が厳しい頃だった。
今は初夏。季節は一巡りしそうだ。

蒸し暑い日。どういうわけか、空調は効いていない。申立人待合室の窓を開けて、
弁護士T先生を待っていた。

やがて、T先生がやって来た。調停委員が呼びに来るまでの短い時間で
もう一度確認をする。

「では、先日の打ち合わせどおりで。」

やがて、調停委員が呼びに来た。

T先生が話を切り出す。

「当方の資産ですが・・海外某国の預金については、確かにある程度の額が
あることを認めます。ですが・・・」

ここで私が割って入る。

「資産開示をしたくとも、その2006年5月の決済書は、
私の手元にはないのです。お見せしたくても出来ないのですよ。」

調停委員は無表情である。現物は元亭主から見せられているのだから
私に、それを見せろと言うはずはなかった。

T先生は続ける。

「・・どうやら、ご主人がその現物を持っていかれたようなんですね〜。」
「人の決済書を持っていくなんて、泥棒ですよ!」
「まあまあ、押さえて。でも、確かに、こんなことされては
相手を信用できなくなりますよね〜。」

さらに、T先生は・・
「どうなのでしょう?このまま、結婚生活を続けていくのは・・・」
「でも、離婚なんて頭になかったし・・」
「このままでは辛いことが続きそうですよ。」

調停委員を前に、先生は離婚はどうかをほのめかし、私はちょっと拒否ぎみ・・
でもどうしよう、という問答をしてみた。

目の前の調停委員は、無表情ではあるものの、耳だけはしっかりこちらの会話を
聞き漏らすまいとしていたようで・・

「・・でも、もう仕方がないのかな。離婚ということになっても・」

この私のひと言に、調停委員の目が光った!のを私は見逃さなかった。

ここで調停委員が口をはさむ。
「奥さんにも、離婚を考える余地ができた・・ということですか。
それでは、それをご主人に伝えましょう。」

待合室で・・

「これでこちらが有利な条件を出しやすくなったでしょうか。」
「そうですね〜。可能性はありますよね〜。」
「あと、2,3回の調停で結果が出るかな?」
「そんなものでしょうね〜」
T先生も、うまくいったと思ったようだ。

ところが・・

再び、調停室へ。

調停委員が切り出す。

「ご主人さまの意見としては、今日中に離婚するなら、財産分与の額を
考慮してもよい、ということです。」

「き、今日中?!」

私とT先生はぶっ飛んだ。
どういうことだ〜?

まだまだ解決には山がありそうだ・・・

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