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Shakatak ?- Drivin' Hard (Jazz-Funk, Disco/UK/1981) [Full Album] 『隣の女子大生』
貧相なアパートに暮らす彼の唯一の楽しみは、隣に住む美女と語らうひとときだった。
ただ、ひとつだけ腑に落ちない点が…。
当時、彼の住むアパートは、築30年の六畳一間で、オンボロアパートという言葉が
ぴったりの建物であった。
コンビニからも遠く、駅から自転車で30分もかかる物件だったが、
そのぶん家賃は随分と安かった。
それでも彼は、そのアパートになにか温かいものを感じ、とても気に入っていた。
そして、それ以上に嬉しかったのは、隣の部屋に住む女子大生が美人で、
とても親切だったことである。
顔を合わせるといつも挨拶してくれるし、付近のコインランドリーや
美味しい定食屋など色々教えてくれたのだ。
そうするうちに彼は、いつしかその女子大生に恋心を抱くようになっていた。
そして、彼女のことを考えると胸が締め付けられて苦しくなるのである。
彼はいつの日か彼女に告白しようと心に誓うのだが、その女子大生にも
嫌なところがたったひとつだけあった。
それは、彼女が幽霊の話をよくするところであった。
「このアパートには霊がいる」
「一階で霊の祟りで死んだ人がいる」
「昨日、金縛りに遭った」
など、廊下や階段での立ち話でも、必ずこういう話をするのだ。
「なんで、彼女はこんな話ばかりするのかな…」
元来臆病な彼は、そういう話を聞くのも駄目で、その時ばかりは閉口してしまうのだった。
ある夜のこと、彼が寝ていると何者かが布団の上に覆いかぶさってきた。
そして、彼の全身に重みをかけて、首を締めつけてくる。
『彼女が言っていた霊現象って、このことか…』
恐怖の中で、彼はそいつの手をなんとか引き離し、体をはねのけ電気を点けたのだ。
すると、部屋の中には誰もいない。
自分が寝ていた乱れた布団があるのみである。
『これは、一体何なんだ。俺の幻覚なのか?彼女が霊の話をするので、
ついに本物の霊が出たのか…』
不審に思った彼は大家さんのところへ行き、この体験を話したところ、
大家さんはこう言った。
「あのアパートには、あなたしか住んでませんよ。
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