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都会の巨大な屋根の掛かるこの駅に、
ゴト〜ン、ゴト〜ン 、ゴト〜ン と入線してくるオレンジ色の車両を見て懐かしむ・・・
ここからはるか離れた別の場所で・・・
いつも同じ色の電車が、
目の前を走っていた頃のことを。
大阪駅
大勢の観光客でにぎわうモダンなデザインで有名なこの駅に降り立つ時・・・
これから訪れる古都の風情に身をゆだねる喜びに、ワクワクしてくる。
でも、いつか気楽にこれなくなってしまう時がやってくるだろう現実に、
少し寂しさも覚える。
京都駅
普通電車で30分程の距離の間にある2つの駅に共通するのは、圧倒的な空間ボリューム、
これほどの空間が必要だったのかと思ってしまうが、一度その下に佇むと・・・
現実離れしたスケール感と、差し込む光にまるで教会の中にいるような不思議な気持ちに・・・
2つの駅とも訪れる人に、なんらかの感慨を与える建築だと思います。
【おまけ】仙台西公園の C 60型 蒸気機関車です。
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建築
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塩竈神社に参拝した帰り、裏坂を下っている途中に偶然案内看板をみかけ、
「亀井邸」を見学することができました。
入場料は無料で、「NPOみなとしほがま」の方に、
案内と説明をしていただきました。
亀井邸は大正13年に建てられ、「和洋併置式住宅」と呼ばれています。
明治時代、上流階級の大邸宅に用いられた「和洋2館住宅」を、
庶民に手が届くようにしたものだそうです。 随所に当時流行した様様な意匠が取り入られています。
邸の中を歩むと・・・
なぜか懐かしい気持ちになり、
古き日本の家庭にタイムスリップした様な感じになります。 塩釜港から寄り道をして、思いも寄らない遭遇に感謝です。
□玄関のある和館;全景が写せませんでした。 □和館と続く洋館;アールヌーボー様式のデザイン。
□和館の玄関;床に当時珍しいタイルが採用され、踏み台も精緻なデザインで、当時の先端技術が・・・
□和館2階廊下;特徴のある丸窓が目をひきます。格子のデザインにもこだわりが。
□建具引手;こうもり印(取引先の旧日本石油社章) □建具引手;七宝焼き
□和館2階廊下;右手の窓から塩釜の街と港が一望でき、開放的なつくりとなっている。
□1階洗面 □ 床の間;シンプルな意匠
□和館から洋館に通じる廊下 □洋館のリビング;アールデコ風の建具
亀井邸は、亀井商店「現;総合商社カメイ(株)」の初代社長亀井文平氏が建てたものです。
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仙台出張中での休日、梅雨入り2日前の晴天、宮城県美術館に行ってきました。
□本館;公共建築百選に選ばれている。右側の彫刻はヘンリームーア作で本年修復が施されたばかり。 □本館;アプローチの白い列柱が映える。 □本館;コリドールと中庭。
□佐藤忠良記念館(別館)と本館;対比するファサードと2つの建物に挟まれた「アリスの庭」
□本館;前川國男が建築に追い求めた永遠〜打ち込みタイルのファサードと佐藤忠良の彫刻。
本館は休館中でした。
今回の震災で建物には大きな被害が無かったようですが、
入り口の吹き抜け部に足場が掛かっていました。
佐藤忠良記念館は、見学することが出来ました。(無料でした)
佐川美術館で初めて佐藤忠良の彫刻を見て、瞬間的にファンになった私にとって
彼の彫刻に再び会えた喜びとともに、
今回、彼の美術教育への深い思い入れを知り、
貴重な品々を見ることができ、最高のひと時を過ごすことができました。。
所在地 / 宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1
設計者 / 前川國男建築設計事務所(本館)
大宇根建築設計事務所(別館)
施工者 / 間組
開館日 / 1981年11月3日(本館)
1990年6月1日(別館)
宮城県美術館 HP / http://www.pref.miyagi.jp/bijyutu/museum/
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どこにでもある街の風景です。
震災など無かった様に人々が繰り出し、活気に溢れた駅前の日常・・・
(道行く人達の中にも震災の被害に遭われた方は、大勢いると思います・・・)
でも、他の街と違うのは、そこかしこに足場が掛かり、
復旧工事が進められ・・・
歩道のタイルが割れたままになった現実がそこにはあります。
しかし、そんな街で、長期間滞在し、仙台って都会と自然が融合した、
素晴らしい街だと思います。
また、そこに生活する人々の暖かい心に触れ、
返って気を使わせてしまって、申訳なく思う機会も何度もありました。
そんな仙台、元通りの街に復旧するには時間が掛かると思うけど、
一歩一歩復興し、震災前より素晴らしい街になることを祈っています。
□仙台駅;まだ仮囲いが一部掛かっていますが、タクシーの数は復興の兆しを現しています。
□地震の影響で2路線目の地下鉄工事がストップしていましたが、最近再開されました。
□駅前のビル群と巨木の並木道;どこの通りも大きな木が道路を被い、その名の通り「杜の都仙台」です。
□夜の定禅寺通り;夜空に浮かぶ月と、「せんだいメディアテーク」前のおしゃれなバス停。
□ホテルの部屋から見る内壁;ゴンドラで補修中。 □郊外のショッピングセンター;外壁タイルの補修中。
□梅雨入り前の青空の下;新と旧の建築意匠
□見上げてシャッターを押したパーゴラの上空には、鳥が飛び去ってゆく姿が・・・偶然ってあるんですね。 □仙台最後の日、何気なく歩を進めた先のガード下の壁に「2011.3.11」何か、不思議な面持ちに・・・ですね。
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□地震の被害から元通りになった『せんだいメディアテーク』に行ってきました。
伊東豊雄氏設計のガラス張りの、不規則に配置されたチューブで有名なこの建物は、
竣工してから10年目の3月11日の地震に一部天井の落下と、ガラスの破損と
図書館の本が落下する被害にあいましたが、
華奢に見える構造でありながら震度6強の揺れに耐えました。
これは、地下に地震の揺れを吸収する機構があり、
地震のエネルギーを集中して吸い取った結果という話です。
館内に『3がつ11にちをわすれないためにセンター』の開設されています。
同センターでは各種機材を備えた「スタジオ」と「放送局」を設置し、市民、専門家、
スタッフが協働して復旧・復興のプロセスを独自に発信していくとのことです。
『ともに前へ仙台』の発信基地として頑張ってくれることを願っています。
□各面で変化を与えられたファサード
□定禅寺通りのケヤキ並木を内部に居ても一体感を持って感じることができる
□既成ラーメン構造から脱却した、梁のない床版とスケルトンの柱の組合せが、新しい建築形式を提唱している □屋上の採光装置により集光された光が、チューブ内を落ちてくる
□Wスキンのガラスにより、空調の省エネを・・・ □受付カウンターの形態と色彩がいいですよね〜
□3がつ11にちをわすれないためにセンター/スタジオと執務室
□中2階から見る1階フロアー/この角度から見ると、天井の黒さと天井パネルのラインが空間に奥行きを・・・
□トイレのファサード/機能美ですね〜 □2重ガラスウォールのディテール
□カラフルな色彩のテーブルとイスが白と黒の空間にリズムを与えています・・・
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