環境問題を読み解くhechikoのブログ

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昨日話題にした気温変動の現状について、それが温暖化論でどのような位置づけがされているのか説明したい。

そもそも我々が温暖化対策の是非を考える上で、地球が温暖化しているかどうかという問題にいったいどれほどの意味があるのだろう。私はそんなに重大な意味があるとは思えない。
ただし、これは地球の気温の変遷を考えることはナンセンスだ、という意味ではなく、必要以上の意味を持たせるべきではない、ということ。
例えば、気候モデルの検証や、気候変動による生態系の影響評価など、様々な場面でこれらのデータは重要な意味を持つだろう。このように使われる分には、地球が温暖化しているかどうか、あるいは過去の気候変動について考えたり、議論をしたりすることは意義がある。
気をつけたいのは、過去の気候変動のデータから短絡的に温暖化対策の是非について結論づける論調だ。
「地球は温暖化している。だから対策を実行すべき」とか「地球は温暖化していない。だから対策は必要ない」等がそれに該当する。まあここまではっきりとは言わないにしても、ぼんやりとこう考えている人はいるのではないか。
実のところ、これらは必ずしも正しくはない。地球が温暖化していたとしても、その原因が人間活動によるものとは限らないし、また逆に地球が温暖化していないからといってこれからも温暖化しないとは限らない。
温暖化対策の是非を考える上で大事なのは、対策を行った場合と行わなかった場合で地球環境にどのような影響が出るのか、あるいは影響を抑えられるのか、ということであって、単純な温暖化傾向があるかどうかという話ではない。
そのあたりをきちんと理解していないと、誤った選択をしかねない。それは注意を払うべき事だと思う。

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地球は元々温暖化と寒冷化を繰り返していることはデータとして出ています。今回の温暖化対策が政治的な意味によるものだとしたら、これもまたきちんと理解していないと、誤った選択をするでしょうね。
ただ、「きちんと理解」と言うのは簡単だけども、日本を含む欧米のマスコミはプロパガンダだし、どのデータにどれだけ信憑性があるのか個人が検証するのは不可能でしょうね。
つまり、「対策を行った場合と行わなかった場合で地球環境にどのような影響が出るのか、あるいは影響を抑えられるのか」を理解・検証することは不可能ですよ。

2008/4/23(水) 午後 6:28 [ 天津夜 ] 返信する

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