環境問題を読み解くhechikoのブログ

環境問題を単に「読む」だけでなく、考察を加えて「解き」ます。

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真光元事件ってご存じだろうか。糖尿病を患っていた中学生の患者が、十分な治療を受けずに死亡した事件だ。これには光合堀菌なるものを含む真光元と、それを発見したと言われる堀洋八郎が深く関与している。まあ早い話、真光元で糖尿病が治ると信じ込まされ、通常の治療を受けなかった結果死亡した、というもの。

昨日のテレビで、死亡した中学生の両親が堀洋八郎に対して民事訴訟を起こしたという話を見た。テレビでちらっと見ただけなので詳細は不明で、私の理解も間違っている可能性もあるが、どうもかなりこじれそうな勢いだ。
主な争点は、通常の治療を受けさせる必要性について説明したかどうかの認識の違い。死亡した中学生の両親は、真光元等の治療のみで糖尿病が治る、つまり通常の治療は必要ないと聞かされていたと主張しており、一方の堀洋八郎サイドは通常の治療は必要だと認識しており、そのように説明していたが、患者側が勝手に通常の治療を中止した、と主張しているようだ。堀洋八郎はこの訴訟に関して「和解はあり得ない。びた一文払うつもりもない。」と話している。

どちらの主張が認められるかについてのコメントは控えるが、まあ常識的にみてどちらに道義的な責任があるかはほぼはっきりしている。仮に堀洋八郎サイドが通常の治療は必要だと認識していたのなら、それを知っていたにも関わらず、通常の治療をしていないことにはノータッチで見殺しをしたことになるのだから。
確かなのは、死亡した中学生の両親は通常の治療は必要ないと考え、通常の治療を中止するという誤った判断をし、その結果おそらく死ななくても良かった命が失われたということだ。
べつに代替医療や健康食品全てを否定するつもりも、それを利用する人を批判するつもりもない。重篤な患者を抱える家族が藁にもすがる思いでいろいろなものに手を出したとしても、それはその家庭内の問題だからだ。でも、それによってどのようなリスクがあるのかはもっときちんと認識して欲しかった。おそらく主治医などからも強い助言があっただろうに、それが聞き入れられなかったのは残念でならない。患者の両親には単に提訴するだけでなく、今後このような事件が起こらないようにするためにも、なぜこのような誤った判断をしてしまったのか社会に向けて発信してほしいと思う。それが本人にとってはつらいことだとは理解しているけど。

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時系列を見ると、主治医に相談していない可能性のほうが高いかもしれない。

2006/1/20(金) 午前 2:10 [ hec*i*o ] 返信する

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フランス政府がカルト対策しておりますが、向こうでこんな事件起したら、要注意対象になるのは確実でしょう。 もし教団側が洗脳に近いことをしていて、さらにこの手口と言いますか体質を何時までも改めなかったら反セクト法で解散の可否を問う所ですね。 日本では事件を起してものうのうと存続できますからね。 削除

2007/4/12(木) 午後 2:37 [ 雑学 ] 返信する

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ただ信教の自由は難しい所です。 洗脳ではなく大人の信者が自発的に信じて行ったことなら、フランスのほうでも中々注意対象になりません。 この辺個人と組織の概念が、日本とフランスでは違うんで説明が長くなりますので割愛します。 組織としての責任はおいといて、取り合えず違法は違法でしょう。 フランスなら公衆衛生法典あたりでしょうか。 削除

2007/4/12(木) 午後 2:39 [ 雑学 ] 返信する

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この団体相手に山口広弁護士が頑張っているようですが、この方カルト教団の被害者救済のための判例を積み重ねてきた実績のある方。 教団側はかなり苦しいと思いますよ。 削除

2007/4/12(木) 午後 2:40 [ 雑学 ] 返信する

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