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ミネルヴァの梟は黄昏がせまってその飛翔をはじめる

観照的生活

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ブログの変更

 12月7日から「OCN」へ変更します。気分も新たに、日に新たに新しいブログを始めたいと思っています。ブログ名はHEGELRENISSANCEです。最後に次の言葉は誠に今日的なものだと思います。
 
 ロゴスはあるのに、人々は気づいていない。このロゴスはこのとおりのものであるのに、人々はいつも覚ることがない、聞く前も、はじめて聞いたその後でも。

 なぜなら、すべてのものはこのロゴスに従って、生じているのだ、そして、人々は、私が今自然本性に従って、それぞれのものを弁別し、それぞれのものがどのようにあるかを述べているようなことを、言葉

においても、実際にも、経験しているにもかかわらず、まるで経験していないかのようだからだ。

                                  ヘラクレイトス断片集より

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哲学カフェについて

 最近、哲学カフェという場所が増えてきていますが、このような場所がいはゆる首都圏だけではなく、直ぐいけるというような所にできるといいのではと思う今日この頃です。

 みなさんが住んでおられるところに「哲学カフェ」というような場所があれば、その住所地やどのような内容なのかを、教えていただければ嬉しく思います。

飲酒運転と思考

                   飲酒運転と思考
 
 福岡での飲酒運転事故による幼き三人の子供の命が奪われたことは、われわれ有機的生命にとってまさに思考とは何かということを投げかけているように思われる悲惨な事件でした。

1 飲酒運転防止
 日ごろから「飲んだら乗らない、飲むなら乗らない」を、意識していることが大事なのではと思われます。しかし、飲むと思考能力も飲酒の量とともに減退してしまい、理性を「お酒を飲む人」が忘れさせてしまい、理性的でなくなり非理性的な行動にでてしまうのではと考えられます。

2 安全運転
 運転するときは、法定・指定の速度において運転しているかを、わき見に至らない程度において確認する。そして、公務員は法によって仕事をしているわけですから特に法を執行していることを、常に「意識」のなかから離さないということを忘れないことが、重要だろうと思います。また、公務員でなくてもこれはとても重要な市民社会でのルールではないかとも思うものです。

3 その他
 そして、もし「核心」というものがあるとするならば、それは、成熟したとは言い難い市民社会や組織の内部の奥深くに根差している「コミニュケーシュン的行為の欠如」「相互承認の欠如」「同一性と非同一性による区別」

「差異による不承認」「差異性の排除」「組織という顔の無い支配の問題」「視野の広い思考様式の欠如」「共同空間の喪失」「公的領域の喪失」「他者性にたいする無思考性」「世界性の喪失」「世界疎外」「人間疎外」「価値相対性」「価値の転倒」「価値ニヒリズムの危険性」

「人間の思想性の認識論的基盤の流動化と不安定化」「全体主義化への胚胎」「数学的思考の普遍化」「共通の空間からの疎外」「現れの空間の欠如」「意見形成の不可能性」等など、さらにはまた現代の社会環境が生み出したとも言われる躁鬱症などに対する市民権の未熟、これらに対する精神医療の遅れ、

カウンセラーの不足、差異性を持った他者に対する配慮の欠如、「意見」の集積など皆無といってもいいような社会環境、この「意見」に関して、アーレントは次のように述べています。
 
「全ての意見が同じになったところでは、意見の形成は不可能になる。そして意見を全員一致のものに作り変える強い人間が待ち受けられるようになったとき、全ての意見は死ぬ」と。ここには「ヒトがヒトを生む」ことに対するアリストテレスの重要な概念が含まれていますが、今はそれを述べません。

 現代世界は、人々の「無世界性」「無思想性」を媒介としつつ、種々のプロセスの全体化、自己循環化、系統的組織化を推し進めている趨勢にあるといえます。そしてその趨勢は、経済的財・数学的財を自明の目標として措定しているといっても過言ではないでしょう。この措定のなかに市場原理主義というも

のが必然的に芽生え「価値の転倒」が現象してくるのもまた自明のことと言われます。この市場原理主義は、先に掲げたものをことごとく排除してしまい、ここに今流の言葉で言えば「勝ち組」「負け組み」というものを否応もなく現象させてきます。
 
 近代的自己は、一定の共同体の構成員になるように規格化=正常化を施され、ここでは正常化への同調を強いる集合的規範が働き、この要求を内面化して、自らの内部の抵抗する部分を抑圧し、ほかの人間にもこれを要求し、過剰に自己同定を行うアイデンティティーが、枠にはまりきらない存在を抑圧してしまうということも歴史が証明しています。

 以上のような「見えざる手」の支配(管理)、「画一性」による支配(管理)、複数性による「意見」の集積を垣間見ることもない非正常化、アンチテーゼがテーゼとなって通用する時もある社会を垣間見る昨今の状況下に身を曝しているという「圧迫感」「威圧感」「人間疎外感」「不信感」等などが、本来理性的

であるヒトからヒトを奪うという意識が理性を凌駕してしまう結果、そこから逃げよう忘れようとする開放感が人間精神の不安定を生じさせたその一瞬の時の行為が、速度違反や飲酒運転その他の各種犯罪行為を生み出しているのではと、考えることもできます。
 
 表題であるような外面的行為が現象するには必ずそれに対応する内面的行為が生じると言われています。この内面的行為を現象面のみで是正するのではなく、先に掲げた諸々の事柄を我々は考慮し、配慮し、内面的行為が「いかにあるべきか」を問うているか、さらには「内面的行為はなにによって生じうるのか」、ということを洞見しなければならないと思われます。
 
 原理的な価値が見失われ、事実的な価値が幅を利かせている人類を乗せた宇宙船地球号は、人間の本質、自然の本質、そして宇宙船地球号の乗組員である「人類の本質」を洞見することができるのでしょうか。
 
 表題に対する当を得たものとはなりませんでしたが、次の一文で終わりとします。
「我々の自己同一性は一部には、他人による承認、あるいはその不在、さらには、しばしば歪められた承認によって形作られるのであって、個人や集団は、もし彼らを取り巻く人々や社会が、彼らに対し、彼についての不十分な、あるいは不名誉な、或いは卑しむべき像を投影するならば、現実に被害や歪曲を被るというべきものである。不承認や歪められた承認は、害を与え抑圧の一形態となりうるのであり、それはその人を、偽りの歪められ切り詰められた存在の形態の中に閉じ込めるのである」
 
    そして、「ミネルヴァの梟は、黄昏がせまってその飛翔をはじめる」と。

 最近、公務員のいろいろな事故が多いですね、その背景と言うか核心と言うかそのよなものがあればと書いてみました。
 それは、「公務員」だということではないようにも思われます。そしてもし核心乃至はその背景というものがあるとするならば、それは、成熟したとは言い難い市民社会や組織の内部の奥深くに根差している「コミニュケーシュン的行為の欠如」「相互承認の欠如」「同一性と非同一性による区別」「差異による不承認」「差異性の排除」「組織という顔の無い支配の問題」「視野の広い思考様式の欠如」「共同空間の喪失」「公的領域の喪失」「他者性にたいする無思考性」「世界性の喪失」「世界疎外」「人間疎外」「価値相対性」「価値の転倒」「価値ニヒリズムの危険性」「人間の思想性の認識論的基盤の流動化と不安定化」「全体主義化への胚胎」「数学的思考の普遍化」「共通の空間からの疎外」「現れの空間の欠如」「意見形成の不可能性」等など、さらにはまた現代の社会環境が生み出したとも言われる躁鬱症などに対する市民権の未熟、これらに対する精神医療の遅れ、カウンセラーの不足、差異性を持った他者に対する配慮の欠如、「意見」の集積など皆無といってもいいような社会環境、この「意見」に関して、アーレントは次のように述べています。
 「全ての意見が同じになったところでは、意見の形成は不可能になる。そして意見を全員一致のものに作り変える強い人間が待ち受けられるようになったとき、全ての意見は死ぬ」と。ここには「ヒトがヒトを生む」ことに対するアリストテレスの重要な概念が含まれていますが、今はそれを述べません。
現代世界は、人々の「無世界性」「無思想性」を媒介としつつ、種々のプロセスの全体化、自己循環化、 系統的組織化を推し進めている趨勢にあるといえます。そしてその趨勢は、経済的財・数学的財を自明の目標として措定しているといっても過言ではないでしょう。この措定のなかに市場原理主義というものが必然的に芽生え「価値の転倒」が現象してくるのもまた自明のことと言われます。この市場原理主義は、先に掲げたものをことごとく排除してしまい、ここに今流の言葉で言えば「勝ち組」「負け組み」というものを否応もなく現象させてきます。
 近代的自己は、一定の共同体の構成員になるように規格化=正常化を施され、ここでは正常化への同調を強いる集合的規範が働き、この要求を内面化して、自らの内部の抵抗する部分を抑圧し、ほかの人間にもこれを要求し、過剰に自己同定を行うアイデンティティーが、枠にはまりきらない存在を抑圧してしまうということも歴史が証明しています。
 以上のような「見えざる手」の支配(管理)、「画一性」による支配(管理)、複数性による「意見」の集積を垣間見ることもない非正常化、アンチテーゼがテーゼとなって通用する時もある社会を垣間見る昨今の状況下に身を曝しているという「圧迫感」「威圧感」「人間疎外感」「不信感」等などが、警察官であるという意識や理性を凌駕してしまう結果、そこから逃げよう忘れようとする開放感が人間精神の不安定を生じさせたその一瞬の時の行為が、速度違反や飲酒運転その他の各種犯罪行為を生み出しているのではと、考えることもできます。
 表題であるような外面的行為が現象するには必ずそれに対応する内面的行為が生じると言われています。この内面的行為を現象面のみで是正するのではなく、先に掲げた諸々の事柄を我々は考慮し、配慮し、内面的行為が「いかにあるべきか」を問うているか、さらには「内面的行為はなにによって生じうるのか」、ということを洞見しなければならないと思われます。
 原理的な価値が見失われ、事実的な価値が幅を利かせている人類を乗せた宇宙船地球号は、人間の本質、自然の本質、そして宇宙船地球号の乗組員である「人類の本質」を洞見することができるのでしょうか。
 表題に対する当を得たものとはなりませんでしたが、次の一文で終わりとします。
「我々の自己同一性は一部には、他人による承認、あるいはその不在、さらには、しばしば歪められた承認によって形作られるのであって、個人や集団は、もし彼らを取り巻く人々や社会が、彼らに対し、彼についての不十分な、あるいは不名誉な、或いは卑しむべき像を投影するならば、現実に被害や歪曲を被るというべきものである。不承認や歪められた承認は、害を与え抑圧の一形態となりうるのであり、それはその人を、偽りの歪められ切り詰められた存在の形態の中に閉じ込めるのである」
 そして、
「ミネルヴァの梟は、黄昏がせまってその飛翔をはじめる」
と。

今の政治を鑑みるに

 今の政治状態を観るに、理性の集団ではなく、利権の集団、祭りの際に店を出すときどの場所が人通りが多いかというその場所取りの様相を呈しているように思われます。

 先の衆議院選挙のとき比例区からの当選でもって自民党議員になった方も多数おられますが、その前の国政選挙の時、やはり比例区からの当選がありました。そのとき、小泉さんは「小選挙区で落ちて比例区で当選というのは、なんかおかしいですね」と。

 それが、今回の選挙では「そんなことはいいませんよ」とでもいう態度でした。このような次第で政治というよりは、各地で開催されている「祭り」の様相を呈しているといえるのでは。
 
 また、古代ギリシアにおける「ポリス」での「政治的生活」を育んだポリスの成員から見た場合、ポリスの成員たちは、どのような思いをいたすのかと、思索に耽るものです。

 さて、ドイツの法学者ステーンストラップによる「法」(ドイツ語のRechtsには一般意志としての権利・法・正当性等の意味がある)に関して、
日本は、

「同意的」で権力拡散的な政府を有している。
「法」は、装飾的で警告的な機能を果たしている。
「道徳」は状況追随的である。

「権力」は諸集団によって保持されており、集団のリーダーによって行使され、追放の脅威によって制約を受ける。
「公正」さの絶対的な基準というものは存在しない。
「集団」への忠誠が至高の価値である。集団間の権力のバランスが、たいていの争点を決定する。

「個人主義的で平等主義的」な「法」というものは、西洋で誕生したが故に日本国家の基盤ではない。
「圧力」が常態で、公式な強制はまれである。

と述べていますが、ここから我々は何を学ぶべきであろうか?

 ケンブリッジ大学出版局にはナショナル・ヒストリー・シリーズがあります。そのなかにはケンブリッジ・ヒストリー・オブ・ジャパン6巻本が納められ、1980年代後半より公刊が始まったのですが、その6巻本はすべて、同じエレガントなデザインのカヴァーに包まれ、その内容は江戸の隅田川にかかる両国橋を描いた、歌川豊春の江戸時代の作品の複製です。
 
 ここには、西欧から見た日本に対する一般的な認識について、多くのことが語られているのです。それを要約すれば、「本質的には何も変わることのない社会」というイメージが、日本の歴史をカヴァーしているということです。(縄文・弥生の時代から今日にいたるまで。)
 
 参考までに、ケンブリッジ・ヒストリーはめったに改訂されない。ローマ法王の勅令のように、それらは究極の真理として、また決定的な言葉として世界に対して提出されています。

 ちなみに、先の法王が亡くなられ世界各国から首脳陣が、その場に駆けつけたとき、日本の首相はどこにいたでしょう。

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