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平安の猫的ごちゃまぜブログ 2代目
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今日は写真があります(挨拶)

それでは、さっそく本題に。
今日で3日連続取り上げることになる、文化庁の7月15日の報道発表についてです。


登録有形文化財(建造物)の登録について
http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/yukeibunkazai_toroku_110715.pdf
(文化庁HP 報道発表 PDF注意)

文化審議会は、平成23年7月15日開催の同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、新たに178件の建造物を登録するよう文部科学大臣に答申を行いました。


178件の一覧表については、PDFファイルを御覧下さい。

この記事では、京都・香川において新たに登録された建造物について取り上げます。


京都府からは、12件が答申されていますが、そのうち京都・仁和寺からは「仁和寺宸殿」「仁和寺大玄関」「仁和寺白書院」「仁和寺黒書院」「仁和寺霊明殿」「仁和寺勅使門」「仁和寺皇族門」「仁和寺霊宝館」の8件が国登録有形文化財として答申されています。

「仁和寺宸殿」
イメージ 1

(2007年撮影。この頃はあまり気にしていなかったため、残念ながら人が写っています。)
「仁和寺勅使門」
イメージ 2

(2010年撮影。天気が悪い)

明治20年の焼失後に復興された御殿群である。中心建物である宸殿と、黒書院を東西に並べ建て、南側に白書院と大玄関を雁行させて廊下で結び、黒書院後方に霊明殿を祀る。また白書院前庩の東・南面に勅使門と皇族門を構える。白書院は復興初期に仮宸殿として建てられた栺調を備えたつくりで、同時期の大玄関は威厳と華やかさを備えている。これに次いで門跡寺院から移築された黒書院は、方丈型六間取で落ち着いた外観をもつ。宸殿、霊明殿、勅使門、皇族門の四棟は京都府の技師であった亀岡末吉が設計を手がけた。宸殿は内外ともに優雅な意匠になり、また霊明殿は繊細な軸部構成をもち、勅使門は随所を花鳥などの透彫りで華麗に飾る。いずれも亀岡の優れた意匠感覚が発揮されている。参道を挟んで東側に建つ霊宝館は、関西で活躍した片岡安の設計で、校倉造を模した鉄筋コンクリート造建築である。

数多くの国宝・国指定重要文化財建造物を保有する仁和寺から登録有形文化財として8件の建造物が答申されているということは、仁和寺の歴史的価値をさらに高めることになります。大変意味があることです。


香川県東かがわ市からは、松村家住宅・長家住宅の計8件の建造物が登録有形文化財として答申されています。

残念ながら私の手元に写真はありません。
四国新聞の記事中に写真がありますので、こちらでご確認を。

東かがわ市の8件答申/国の登録有形文化財
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/culture/20110716000165
(四国新聞 2011/07/16)
松村家住宅からは、「松村家住宅主屋」「松村家住宅門及び塀」の2件が答申。
入母屋造桟瓦葺を主棟とし、東奥に台所棟などを張り出す。座敷飾りや欄間などに良質な意匠を示す和風住宅で、西面に桟瓦葺の高塀を巟らし、西面北端に庇をかけて出入口とし、街路景観に趣のある佇まいを与える。
長家住宅からは、「長家住宅主屋」「長家住宅本座敷」「長家住宅上便所」「長家住宅土蔵」「長家住宅表木戸及び板塀」「長家住宅土塀」の6件が答申。
江戸時代からの商家で、近代以降に雑貨商や海運業、醸造業を営む。主屋は入母屋造本瓦葺の木造二階建を主棟とし、背面南寄りに寄棟造桟瓦葺の角屋を付設する。主屋の西北にある本座敷は冠婚葬祭などに利用した接客施設。本座敷西側には上便所を榑縁で繋ぐ。桁行の長い土蔵は醤油醸造用の蔵として建設されたが、現在はギャラリーとして活用される。表木戸及び板塀が主屋、本座敷周辺を巟り、清楚な雰囲気で街路景観を整える。生活の場である土塀はモルタル仕上げとし、場所により仕様を変えている。

両家がある付近は伝統的な建造物が多いエリアで、訪れたいと思いつつなかなか足がのばせずにいます。
いつか行こうと思います。


これらについては、登録されてより詳しい情報が出た時に、各個取り上げられれば取り上げようと思います。


また、7月15日の報道発表では、登録記念物の新たな登録も答申されています。

登録記念物の登録について
http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/kinenbutsu_toroku_110715.pdf
(文化庁HP 報道発表 PDF注意)

文化審議会は、7月15日に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て,登録記念物の新登録1件について、文部科学大臣に答申しました。


今回答申されたのは、登録記念物(名勝地関係)で「旧石崎氏庭(石泉荘庭園)」(新潟県新発田市)

写真は以下の記事にありました。記事題名は誤りがありますけど。

石泉荘庭園を登録記念物に指定へ 国の文化審議会が文科相に答申
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/25068.html
(新潟日報 2011/7/15)
本庭園は旧新発田藩下屋敷(清水谷御殿)庭園の南方、約100mの所にある。明治時代には、「花菱」という料亭の庭園であったが、屋敷は大正初期に、新津で製油業を営んでいた石崎家の邸宅となり、その後、石泉荘と呼ばれるようになった。庭園は屋敷地全体に広がり、幅約4mの新発田川が中央を南から北へ貫流する。明治38年に料亭の離れとして川岸に移築された開放的な座敷から眺める、川の流れ、中島、滝石組などの、自然地形を利用した構成や、川の流れと樹叢により醸成された園内東部の風致は特色があり、造園文化の発展に十分に寄与していると考えられる。


以上、今回答申された登録有形文化財と登録記念物について簡単にご紹介しました。

皆さんお住まいの都道府県で答申されたものはありましたでしょうか。
もしあったのならば、これを機に、訪れてみてはいかがでしょうか。
新しい発見があるかもしれませんよ。


今日はこれまで。
ではではー。

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