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すでに、年中けんかしてるようなもんだけど・・・
もう顔を見るのも、嫌だ。
それでも、生活していかなければならない。
毎日ごはんを食べて食べさせて・・・・・
風呂がこわれた・・・壊された・・・がきんちょに・・・・・・
なぜか?おとうさんに報告している・・・なんとかしてくれるのだろう・・・
と、思っていたら、なんともなっていなかった・・・・・
20cmくらいしか、お湯が溜まらない状態で、皆お風呂に・・・
「壊れたって、聞いてたでしょ?直してくれるんじゃなかったの?」
相当きつく言った。
怒った・・・・「そんな言い方せんでもいいだろうが!」
「一回で、あんたは怒るけど、私はもっと酷いことを 十数年言われ続けてきたんだ!」
「この家に来てから、私の為に、何かしてくれたことが、
一度でもあるの?」
「・・・・・・・・・・・・・・」
何もない。
新婚旅行もない。家族旅行もない。服一枚買ってはいない。
下着までも・・・・・・・・
独身の時に自分で買った、葬式用の不祝儀・・・・・・
その一着で、葬式、お年期、入学式、卒業式、全部済ませてきた。
何も買ってはくれない。
子供達も・・・・・・もらいもので、済ませている。
子供は、自立するまでは、これでもいい・・・と思うこともある。
欲しい物は、自分で働いて手に入れる、それでいい。
現代は、物が簡単に買ってもらえる子供達ばかりで、贅沢に慣れてしまっている。
それでも・・・学校の制服、体操服、友達のおふる・・・
かわいそうな時もある。
なにもかも、自分達の為と、我慢してきたのに。
楽しみにしていた初孫の、写真すら実家に送ることもさせてもらえなかった。
何もしてもらってはいない。
なのに、目の前のこの人は、一言で怒る。
涙ながらに頼んだ。別居させてほしい。
子供に・・・家族のあたたかさを 教えたかった。
陰口を言いあい、怒鳴り、なじり、文句を言い・・・・・・・
そんな家族を 教えたくなどない。
年老いてもなお、食事を作って、ご飯を並べてくれる親に、
「こんなまずいもの、つくるな!」・・・・・・と、
そんな文句を言って、楽しいのか? そんな家庭が楽しいのか?
楽しい家庭が、夢だった。あたたかい家族が夢だった。
そんなものを 知らずに育ったから。
ただ・・・楽しい家族が、夢だったのに・・・・・
農業が好きで、ここへ来たはずだった。人はいつか死に、土に帰る。
その土に、生活の糧を 大地にしっかり足をつけて働く、農家が・・・・・・
今では、すっかり嫌いになってしまった。
古くていい・・・・・家を 探そう・・・。
あたたかい家族のくらす 家を
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