|
母と初めて台湾を訪問した。其処は花連県の田舎の小さなむらであった。
彼らを迎えたのは白髪のおじいちゃんであり、日本語をはなした。父が
呉れた古い写真は「トロッコ」を押すおじいちゃんの少年姿であった。その
現場につれて行ってくれました。だんだん慣れてきて其処の少年たちと遊ぶうち、
自分が台湾人か日本人かと疑ってみた。おじいちゃんはお前たちが大きく成長した
時に、決めれば良いのだと申した。芥川龍之介のお孫さんにあたる、芥川
耳秋子三からこの映画のないようにコメントをいただいたそうだ。公開日は
5月25日で東京から皮切りに公開が進んで行くそうです。
トロッコは湾生にとっても懐かしいゆかりのある存在でした。田舎の輸送機関
が無い地域の唯一の公共輸送機関でもありました。多くは精糖会社の経営
でありましたので、人的、荷物の輸送には必須の足となりました。また精糖会社の
甘蔗輸送には小型軽列車が天蓋無しの甘蔗輸送貨車と客車1−2を繋引して
通勤、通学、と便宜をはかりました。少年たちが走る速さと大体同じでしたので、
そばから甘蔗引き抜きに興じたものです。時に真っ赤な石炭が飛んできました。
台南州の玉井村から台南市に出るには午前中一本、午後一本だけのバス時刻
でありました。早朝バスで出発しても高雄に到着するのは夜でありました。それで
盛んにトロッコを利用したものです。はじめは愉快であるがだんだんスピードが
増えてしまいに座り込んで悲壮でありました。台湾人(本島人)、内地人にも忘れ得ない
「トロッコ」との生活でありました。ぜひとも見てください。
最後におじいちゃんが兄弟の頭をなでながら、「またやって来なさいね」という日本語は
もしかしてこれが最後かも知れないおじいちゃん(台湾国語世代)ではないかと想像してみました。
|
日本時代の台湾を描く映画、DVD
[ リスト | 詳細 ]
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]






