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檜原転石の発言集:トンデモ和製英語「ブラック」(「ブラック企業」・「ブラック大学」など)の“言葉狩り”を継続中・・・

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これぞ黒人の中の黒人! ハンパなく黒い漆黒の黒人モデル「メラニンの女王」が超話題

 現在、海外のインターネットユーザーたちの間で、ひとりの若いセネガル人女性が大きな話題となっている。彼女の名前はコウディア・ディオプさん。母国のみならず、ニューヨークやパリで活躍する国際的なモデルだ。そう、彼女こそが本当に“黒い人”。その漆黒の肌、そして彼女の前向きな姿勢が実に美しい、と共感を覚える人が続出しているのだ。


■唯一無二の真っ黒い肌
http://tocana.jp/images/Khoudia_3.jpg
画像は「The Colored Girl」より引用

 コウディアさんが一躍時の人となったキッカケは、「The Colored Girl(TCG)」と呼ばれるキャンペーンが開始されたことだった。一口に黒人女性といっても、その肌の色は明るいものから暗いものまで実に多様であり、彼女らがみな自らの肌色を誇り、互いに認め合わなければならない――そんな啓蒙活動に、とりわけ黒い肌を持ち、モデルとして活躍する女性であるコウディアさんが登場したのだ。

 コウディアさんの姿は、多くの人にショックを与えた。まるでインクでも塗ったかのように黒く、光り輝くその肌。これはすべて、極めて豊富なメラニン色素に起因するものだ。ほかの黒人モデルと並ぶと、その黒さは一層際立ち、神々しいまでのオーラを放っている。ホワイトやゴールドの服が実に映える肌、さらに長い手足なども相まって、もはや唯一無二の存在といえるだろう。

■幼少期の過酷ないじめにも決して屈せず
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画像は「melaniin.goddess - Instagram」より引用

 このように圧倒的な存在感を放ち、モデルとして大成したコウディアさん。ところが、海外サイト「Oddity Central」が先月30日に報じたところによると、幼少期の彼女はその“黒さ”が原因で、常に周囲から酷いいじめを受けてきたという。

「いじめっ子たちは、私に自分の肌を嫌だと思わせたかったのか、あらゆるニックネームをつけたわ。『Darky(黒んぼ)』、『闇夜の娘』、『星々の母』……」
「でも、私はむしろそれがとっても気に入って、まったく気にも留めないことを彼らに示してきた」(コウディアさん)
http://tocana.jp/images/Khoudia_4.jpg
画像は「melaniin.goddess - Instagram」より引用

 強く前向き、そして誇り高いコウディアさんにとって、いじめっ子たちの言葉は、逆に彼女が自分自身を一層“特別な存在”だと考えるための力添えとなって作用したのだ。現在の彼女は、自らのインスタグラムで自身の“漆黒の美”を発信し続けている。しかもそのアカウントは、「melaniin.goddess」。自ら「メラニンの女神」と名乗るほど、肌の色を誇らしく感じているということだ。

http://i.adingo.jp/?p=JIU3M3xQDciuwE5wcvV8GNCmglFqWrFSmZ35ffoV8-Sj4Hwf_OLTNUBCkkmGSvKqsGaUIM_w5249-3_8m2TqsWsKLLfPwsAlPf9bQvWnbzZ7vopMEricOAzHCE-HSpA_vk6UESJFQDodOJdpIwi9IGiy2NM1hsHbnbJJCJclGVy_UU_ziDWo7rnRGgvoY8RxX8gxSqotsnYpz6qLIwaksyio_bqkesoj8iK-Wone93t8bMD19xonwrMqNNRpdg8D&v=jpII_Oj1Y8k.&k=1&R=
http://tocana.jp/images/Khoudia_6.jpg
画像は「melaniin.goddess - Instagram」より引用

アフリカ黒人女性が肌を「漂白」している!?

 しかし、話はこれだけで終わらない。今回コウディアさんが注目される契機となったキャンペーン「The Colored Girl(TCG)」が開始されるに至った背景には、れっきとした理由があるのだ。
http://tocana.jp/images/Khoudia.jpg
画像は「afrizap」より引用

 現在アフリカでは、黒人女性たちが自らの肌をできるだけ明るい色に「漂白」しようとする行為が跡を絶たず、社会問題となりつつあるのだという。ヨーロッパ的な美の基準に憧れ、それに少しでも近づきたいとホワイトニングクリームや手術などに手を出すケースが後を絶たないようだ。

 ある調査では、肌の色を何らかの手法によって明るくしようと試みているナイジェリア人女性が、実に75%にのぼることも明らかになったようだ。そしてこの割合は、トーゴの59%、南アフリカの35%と続き、アフリカ大陸全土では数百万人に及ぶとの試算もある。しかし、そのような行為に大きなリスクが伴うことは指摘するまでもない。各国の保健機関は対応に苦慮している現状にある。つまりTCGキャンペーンとは、まさにその行き過ぎた行為にメスを入れようとする啓蒙活動というわけだ。
http://tocana.jp/images/Khoudia_7.jpg
画像は「afrizap」より引用

「明るい肌の色ほど美しいという考え方は、間違っています。しかし、それを男性が助長しているという現状もある」
「暗い色の肌を持つ女性たちは、この無知と周囲からの圧力によって、自らの価値を高めるため肌色を明るくしようと試みています」
「コウディアさんをよく見て下さい。このように自信に満ち溢れ、自らの肌を受容している。危険な化学物質の入った製品を、メディアにそそのかされて使う必要はありません」

 ナイジェリアの首都アブジャにある国立病院で問題に取り組んできた皮膚科医は、アフリカの今を伝えるメディア「afrizap」のインタビューに対してこのように述べている。現在、コウディアさんのインスタグラムに寄せられるコメントは、「あなたはとても美しい」「メラニンがなせる魔法だ」など圧倒的に肯定的な意見ばかりが並ぶ。TCGキャンペーンのような活動を通して、この問題も少しずつ改善されていくかもしれない。
 とはいえコウディアさんの存在は、アフリカ人女性の「漂白問題」改善の足がかりとなるに留まらず、世界中のマイノリティ、そしていじめに悩む子どもたちにとっても大きな勇気となるに違いない。さらに彼女の出現は、いまだ画一的な美の基準にとらわれがちな私たちの感覚にも一石を投じる出来事といえるだろう。
 外見を悩みだせばキリがない。その美の基準さえも時代によって移り変わる。何者かに似せようとするのではなく、自らの容姿に誇りを抱き、唯一無二の存在として正々堂々と勝負する――。そんな理想を体現するコウディアさんに共鳴する読者も多いのではないだろうか。
(編集部)

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