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不幸にして医療過誤に遭遇してしまった場合、
患者側が時間をみつけて、できるだけ早期にしなければならないことが、
判例調査である。
まだ、法律的に争うかどうか判らないという人も、
私は、この作業を早期に着手することをお勧めする。
理由は、病院の医療行為のどこに問題があるのかモヤモヤしている状態に、
一つの方向性を与えてくれるからである。
患者側としては、病院が過ちを認めない限り、
法的手段を取らざるを得ない以上、早期に法的視野でもって、自己の事件を分析するべきである。
一番、便利なのが裁判所HPの判例検索システムにキーワードを入力すればよい。
過去に類似の事例で争われていればヒットするはずである。
私の場合は、類似とは言えないが、参考にすべきものが数点あった。
もちろん、全く同様の事例がみつかり勝訴していれば、大きく前進である。
しかし、そんなことはほとんどありえない。
むしろ、裁判官の裁きによって、敗訴となった事案に
「自分も勝訴できない」と落胆すること100%である。
しかし、落ち込むことはない。
自らが、「勝訴の前例を作る」と目覚めればよい。
我々は、判例から過去に病院を相手に勇敢に戦って散っていった人々の勇気を感じ取るべきである。
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