へのへの工房うぇぶギャラリー

接着剤は使いません。―――形を馴染ませるのです。

ハナカンバチ

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舞妓さんの花簪のように、季節を伝えるカン虫です。
モデルはミツバチです。
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今日は重陽節

奇数は陽の数で「吉数」です。
中国の文化ですが、七・五・三が吉数なのは日本でも同じですね。
ところが、日本では「九」は「苦」を連想することから、忌み嫌う習慣もあります。

だから「重陽節」は、「ひな祭り」「端午の節句」「七夕節」よりも意識されにくいように思います。
でも「9」は、陽数の極だから、9が重なることから「重陽」は、大変めでたい日のはずです。

節句には、それぞれ象徴的な植物があてはめてありますが、重陽節は「菊」ですね。
六日の菖蒲」の時に、「菖蒲は間に合わない」と書きましたが、菊もまだ見頃にはなりませんよね・・・。

ちなみに

9月の花簪は「桔梗」です

でも、九州の桔梗は夏が見頃のような気がします。秋の七草なのに・・・。
紫の桔梗は7月に記事にしましたので⇒/過去記事「桔梗」
今回は白い桔梗を・・・
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でも、もう勢いの無い花です・・・。植物は、なかなか暦にあわせて咲いてくれません。


日本の気候で、太陽暦の重陽に合った花は何なのでしょう???


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秋の空が澄んでいるのは・・・

ススキの箒が掃除しているからです

・・・と教えてくれたのは『東 君平』さん。

子ども心に「なるほどっ!」と膝を打ったものです。

ところが最近は、ススキの箒が少なくなっていますね。
この写真にも、ススキに紛れて外来種のアワダチソウが顔を出しています。
アワダチソウが撒き散らす花粉を、ススキの箒がきれいにできればよいのですが、どうも劣勢のようです。
このままでは、どんどん空が濁ってしまいそう・・・。

ススキは「尾花」という名前で、秋の七草にも入っています。
日本を象徴する秋の植物だから、次の世代にも残したいものです。
・・・ということで

もう8月も終わろうとしていますが、

今月の花簪は「すすき」です

舞妓さんの頭には、アワダチソウは進入しませんように・・・。

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7月の花簪は団扇です。


植物ではないので、取り立てて撮影することもないかと思っていたのですが、たまたま手元に野茂英雄投手の団扇があったので紹介します。

野茂英雄投手が現役引退しちゃいました。
日本と大リーグで通算201勝(155敗)。
日米で新人王。
ナショナル、アメリカン両リーグでノーヒットノーラン。
・・・たいしたもんです。

「まだまだやりたい気持ちが強いが、プロ野球選手としてお客さんに見せるパフォーマンスは出せないと思う」
寂しいですが、最後の言葉も一流選手だったと思います。

野茂投手といえば「トルネード投法」ですが・・・、
日米野球界にとって、野茂投手自身が「竜巻」のような存在だったようにも感じます。
日本選手が大リーグに挑むようになった、パイオニアですもんね。

んんんん〜〜〜〜。
実は私も同じ年齢・・・。

年月の重ね方は、人それぞれです・・・。

私は・・・、せめてこの団扇で風を起こして、地球温暖化防止にささやかな貢献を・・・。


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「おたくさ」とはアジサイのことです。

長崎県民は、お菓子のコマーシャルなどで馴染みのある呼び方なので、知っている人の方が多いでしょう。・・・けど、県外ではどうなのでしょう・・・。
一般的にアジサイといえば「セイヨウアジサイ」の場合が多いものですが、これは日本原産の「ガクアジサイ」を改良したものです。
西洋に、日本のガクアジサイを紹介したのが、長崎の出島に住んでいたシーボルトというドイツ人。医師であり、植物学者です。(スパイが本業かもしれません・・・)
歴史の教科書にも載っていますね。(鎖国をしていたとされる)江戸時代、(海外への唯一の窓口)出島で、オランダ人と偽って医師をしていた人です。表向きは、蘭学御禁制となっているはずの時代。長崎に鳴滝塾という蘭学塾を開いて、当時の日本のトップクラスの教育をしました。江戸幕府が長く覇権をキープしていたのは、他人の進歩の芽を摘むことで威厳を保つ手法によるところが大きいので、鳴滝塾出身者の主な人はもちろん(優秀だったから)弾圧されています。

1828年、いわゆるシーボルト事件で、日本から追い出されてしまいましたが、彼は帰国後ツッカリーニという人と一緒に「日本植物誌」を出版し、日本の植物を西洋に紹介しています。
その中で、ガクアジサイの学名の一部に、「otakusa」と(日本人(妻?)の「お滝」の名を)付けて発表しました。――――この学名は残念ながら、現在有効ではありません。

 ※文章中の( )は、史実として曖昧なところです。
「otakusa」という学名と「お滝さん」の関連は、本人が明言しているわけではないので、あくまでも「推測される」というものです。けれども、彼が「お滝」に熱を上げていたことは他のエピソードでもうかがい知れます。

例えば、シーボルトは飼っていた九官鳥に「お滝さん」と教え込み、お滝のご機嫌取りをしていたそうです。九官鳥に「オタ〜キ(ケ)サン」ってしゃべらせる習慣は、昭和の時代まで残っていましたよね・・・。覚えてますか?・・・、昭和の人たち!


シーボルトの話がメインのようになってしまいましたが、

6月の花簪は「アジサイ」と「柳」です

柳の根元にガクアジサイが咲いていました。梅雨入り前の光景です。
これから雨続き。
ハナカンバチは、家の中でおとなしくするしかありません。

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☆5月の花簪☆

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5月の花簪

二つ目は菖蒲(あやめ)です。
一つ目に紹介した「藤の花」はもう姿を消してしまいましたが、菖蒲はまだこれからですね。

六日の菖蒲でも書きましたが、アヤメ、ハナショウブ、カキツバタは見分けにくく、この写真のアヤメの向こうには、これも似たような形の白いアイリスが咲いています。

この花は、ホントにアヤメなのでしょうか・・・?

アヤメの特徴は、一番外側の花びらの根元に「綾目模様」が有るところ・・・。
この花にはあります。しかも湿地じゃないので間違いないはず・・・。

「綾目模様」・・・?

この綾目模様が名前の由来ならば、アヤメは「菖蒲」と書かずに「綾目」と書けば問題ないじゃん!
そしたら「菖蒲(しょうぶ)」と「菖蒲(あやめ)」を混同しないですむし、「花菖蒲」とも別物として扱いやすいはず。

何で菖蒲なの〜〜〜〜〜〜!!!!!!

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