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前回の記事で、カンカラッパの向こうに大きな人の影があったのにお気付きだったでしょうか??? デイダラボッチの伝説は日本各地にあるでしょう。 出雲の国引きをした「ヤツカミズオミツノミコト」もデイダラボッチとして扱われることがあるように、各地で大きな窪みや山や湖を作ったお話がたくさんあります。 柳田国男説では「大太郎法師」という漢字をあてて「一寸法師」と対比的なものとされています。 私が最初に「デイダラボッチの仕業」と知った話は、 甲州の土を使って富士山を作ったことだったと思いますが、 他にも 筑波山を落っことして割ったり、 前掛けに入れて浅間山まで持っていくはずの土を落として前掛山を作ったり、 泣いて流れた涙で浜名湖を作ったり・・・。 主に本州で活躍しています。 けどね、デイダラボッチは長崎にもいるんです。 ほらね・・・、いつも海のほうを見ていますよ。 声には出さないけれど、海の向こうに何か言いたいことがあるようです。 島原半島には「味噌五郎」という名前のデイダラボッチ伝説があります。味噌ばっかり食うので「味噌五郎」と呼ばれています。 雲仙に腰掛けて、有明海で顔を洗う大男・・・。 天草までジャンプして渡ったということで、伝説は天草地方まで伝わっています。 実はこの写真のデイダラボッチが見つめる先は天草です。 このデイダラボッチ・・・、味噌五郎の縁者ではないかと思います。 味噌五郎が天草から戻らないので、帰ってきてほしいんじゃないかな・・・。 もうひとつ・・・。 静岡あたりでは、デイダラボッチが富士山を作ったということになっているようですが、デイダラボッチが作った富士山は、ほんとにあの日本最高峰の富士山なのでしょうか・・・? 「富士山」と名の付く山は全国にいくつもありますが、長崎県南島原市にも「富士山(ふじさん)」があるのです。「〇〇冨士」という郷土富士ではなく、地図にも正式名称で載っている富士山です。 しかも日本一低い富士山・・・。 場所的には、海を見ているデイダラボッチとそう離れていません。 私が思うに、デイダラボッチが作ったのは、この富士山なのではないでしょうか? にほんブログ村 美術ブログ 立体・造形・彫刻へ ←←応援クリックお願いします!
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おはなしの書庫
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ふることに伝う・・・ヤンチャな弟(スサノオ)の振る舞いにすっかり腹を立てて、天の岩戸に隠れてしまったアマテラス・・・。(スネて隠れるなんて、なんて可愛らしい神様なのでしょう♡♡) アマテラスが隠れたので、あたりは当然真っ暗闇になりました。 オモイカネは知恵の神・・・。 知恵を絞って考えたのは、岩戸の前でのどんちゃん騒ぎ! 一番人気のアマノウズメは、芸能の神様です。 伏せた桶のステージを踵で踏み鳴らしながら、リズムをとって楽しく踊ります。 酒に酔ったか、芸に酔ったか・・・。 衣服ははだけ、乳房を揺らし、ホト(女陰)もあらわに、日本で最初のストリップ! 八百万の神々のどよめきが、岩戸の中のアマテラスまで届きます。 気になったアマテラスがこっそり覗くと、アマノウズメはくるくる舞いながら 「アナタより尊い神が生まれましたよ〜♪」 驚いたアマテラスが、どんな神かと覗いてみると鏡に映った自分の姿が見えました。 けれどもアマテラス・・・、自分の姿だとは気付かずに、顔を確かめようと身をのり出した・・・。 そこですかさず力持ちのタヂカラオ! アマテラスを岩戸から引きずり出してしまいました。天岩戸隠れのお話ですが、ここで登場するアマノウズメは芸能の神様です。 神様だってお酒が好きで、裸にだってなっちゃうんですね。 アマテラスが隠れた、夜の世界を治めるツクヨミは、芸能の神の裸踊りには目をつむっていたようです。 平成の芸能人。夜の公園での裸踊りはどうなんでしょう・・・。 やったことに対しての量刑を量るのは神ではなく人間だから、それが妥当なのかどうかが、私には分らないのです・・・。 写真はオドリコソウ。 笠を被った踊り子のような花が、行儀よく、円く並んで咲いています。 これなら誰も怒らないのにね・・・。 にほんブログ村 美術ブログ 立体・造形・彫刻へ ←←応援クリックお願いします!
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ふることに伝う・・・高千穂の峰に天降ったニニギノミコトが、笠沙の海岸を歩いていますと・・・、 美しい乙女に出会いました。 ニニギノミコトは一目ぼれ、 「♡♡あなたのお名前何て〜の♪♡♡」 「オオヤマツミの娘、コノハナノサクヤヒメと申します♪」 「♡♡私はすぐにまぐわいたい思いですが、アナタはいかが?♡♡」 「それは、私には答えられません。御父さんに尋ねてくださいな」 ニニギノミコトは、言われたとおりオオヤマツミに尋ねますと・・・ 「そりゃ〜良かった!そんなら姉のイワナガヒメもついでにもらってね♡♡」 ということで コノハナノサクヤヒメ と イワナガヒメ が、そろってニニギノミコトのもとへ嫁ぐことになりました・・・。 ところが、この二人のお姫さん、名前のとおり コノハナノサクヤヒメ(桜の花が咲いたように美しい姫)と イワナガヒメ(岩のような姫) だったので、面食いのニニギノミコトは、 「私は醜い顔の御嫁さんは要りません」 と、イワナガヒメを帰してしまいました。 娘をつき返されたオオヤマツミは怒って言いました。 「イワナガヒメは岩のように強く命を永らえるように、コノハナノサクヤヒメは花が咲くような栄華を約束するものだったのに・・・。二人セットだったら無敵だったのにね!これからアナタの子孫は、栄えることがあっても命は短いですよ・・・、残念!」日本の神様のお話ですが、 岩のように醜いからって、すぐに親元に帰されたイワナガヒメって、どんだけ醜かったのでしょう? 岩の模様も、見ようによっては綺麗ですよ! 散った桜の花びらに似ている気もしませんか? ニニギノミコトも、すぐに帰さずにじっくり付き合えば、イワナガヒメの魅力が見えてきたのではないかと思います。 にほんブログ村 美術ブログ 立体・造形・彫刻へ ←←応援クリックお願いします!
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ツクヨミ(月読)は、イザナギノミコトが最後に生んだ、最も貴い三柱神のうちの一柱。 アマテラスとスサノオとは兄弟神です。 姉弟のアマテラスとスサノオは、古事記でも日本書紀でも、いろんなエピソードに登場し大活躍ですが、ツクヨミはひかえめです。古事記では「夜の国を治めなさい」とイザナギに言いつけられたあと、とくに活躍することはありません。(※「夜の国」ではなく「黄泉の国」との異説もあります) それでも私にとっては、印象深い神様です。男なのか女なのかもはっきりしない所も神秘的・・・。 アマテラスには「生命力」や「喜び」を感じますが、ツクヨミの印象は「やすらぎ」や「静けさ」です。 太陽は直接目で見ることができませんが、月はいつでも見られるので、身近な存在にも感じます。 そんな月読命が治める静かな夜の世界に、一晩だけ花を咲かせる月下美人。 誰も見ていない夜なのに、白いドレスのような花びらをまとい、甘い香りを漂わせます。 派手なのか、ひかえめなのか・・・はっきりはしない所も神秘的・・・。 にほんブログ村 美術ブログ 立体・造形・彫刻へ ←ランキングに参加しています。クリックをお願いします!
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春の陽射しが花たちをきらきらと輝かせる季節。 カブトムシの庄屋さんのお屋敷で、たくさんの虫たちが花見をしていました。 カブトムシ:「いや〜、今年も皆無事に冬を乗り切ったねぇ・・・。花は咲いたし酒は有る。遠慮せずに楽しんでいくんだよ!」 クワガタ:「へへへっ。毎度ご馳走になっちまって、すいませんねぇ。もちろん遠慮はいたしませんよ」 カブトムシ:「クワガタさんとは夏中顔をあわせる機会が多いんだ。仲良く頼みますよ」 カナブン:「あたしだって庄屋さんとは親戚みたいなモンですよ!忘れてやいませんかい?」 カブトムシ:「ははは、忘れてはいないよ。・・・けれども私たちみたいに角が無いから目立たないもんでねぇ。・・・数は多いんだけど・・・」 アリ:「え〜〜、本日はお招きに預かりまことに・・・」 カブトムシ:「また、アリさんは何時も真面目すぎていけない。今日はお堅い挨拶なんかなしでいきましょうや。・・・どうですキリギリスさん、歌でも歌ってくれませんか?」 キリギリス:「私が歌うにはまだ早すぎますよ。夏まで飲んでいないと・・・」 カブトムシ:「そりゃ気の長い話だねぇ・・・。テントウムシさん、あんた飲みすぎじゃないかい?体中真っ赤じゃないかい!」 テントウムシ:「そんなこたぁ有りませんよ。ちょうど良い塩梅で体にも艶が出てきたところですよ」 カブトムシ:「そうかい。そんなら良いが・・・。隣りのオケラは食ってばかりいねえでちょっとは話でもしたらどうだい」 オケラ:「あたしゃ年中オケラなんですよ!只飯は、限界まで食わねえともったいない!こういう時は、食う口は必要だが話す口は必要ないんでさぁ・・・」 カブトムシ:「そりゃあきれた話だねぇ・・・」 と、みんな楽しくやっていましたところ・・・。 「あいたたたたたた・・・・」 声の方を見ると、バッタが腹を押さえて苦しんでいます。 カブトムシ:「どうしましたか、バッタさん!?」 バッタ:「いたたたたた・・・・」 カブトムシ:「痛いのは分かりますが、いったい何があったんです?」 コオロギ:「あたしゃ隣に居ましたが、二人でコロコロ笑っていたのに、急にバッタり倒れこんで痛がりだしたんでぇ・・・」 カブトムシ:「食あたりでも起こしたんですか?」 コオロギ:「めったに食えねえご馳走だったんで、腹の虫がびっくりしちゃったんですかね!」 カブトムシ:「虫の腹の虫ってのも妙な話ですが・・・この痛がりようは尋常じゃあありませんね・・・。そうだ!トンボさん、ちょっとトンボガエリで医者を迎えに行ってくれないかい?」 トンボ:「トンボガエリが得意なのは従兄弟の方で・・・、アタシはどっちかって言うと極楽トンボ・・・」 カブトムシ:「なんだいダメだって言うのかい。それじゃ、ハンミョウさん。アンタは『道教え』って言われているくらいだから、さっと行ってくれるだろう?」 ハンミョウ:「ご冗談を!アタシが教える道は迷い道ですよ。それは出来ません」 カブトムシ:「そんならチョウチョさん。アナタ行ってきてください」 チョウ:「あいにく酒が回りすぎて・・・。ストローのような口なもんで、悪酔いしちゃうんですよ・・・」 カブトムシ:「まったく、頼りにならない人たちですね。こまった、こまった・・・」 カナブン:「庄屋さん。ムカデさんに頼んでみたらどうです?ムカデさんは、たくさん足があるから速く走れるんじゃありませんか?」 カブトムシ:「そうか!それは良い考えだ!ムカデさん、頼まれてやってはくれませんか?」 ムカデ:「そりゃ、行くには行ってかまわないが・・・・」 カブトムシ:「お願いしますよ。あなただけが頼りなんです」 ムカデ:「でも、そんなに速くは・・・」 カブトムシ:「こうしている時間ももったいないんだ。早く出かけてくださいよ!」 ムカデ:「分かりました。それでは行きましょう」 こうしてムカデが医者を迎えに行くことになりました。 バッタ:「いたたたたた・・・・」 カブトムシ:「しっかりするんだよバッタさん。もうすぐ医者が来るから」 バッタ:「いたたたたた・・・・」 カブトムシ:「遅いねぇ・・・。もう小一時間は過ぎたんじゃないかい?」 カナブン:「ホントにおそいなぁ・・・。どうしちゃったんだろう・・・。もう一時(いっとき:約2時間)になろうというのに・・・」 カブトムシ:「もう我慢できない!カナブンさん、ちょっと表まで見に行っておくれ」 カナブン:「はい承知!」 そうして、カナブンが表の様子を見に行こうと玄関へ・・・。 すると、玄関の上がり框にムカデが座って草鞋を整えていました。 カナブン:「おやムカデさん!ここに居たのかい!」 ムカデの姿を見たカナブンは、大きな声で庄屋さんを呼びます。 カナブン:「庄屋さ〜〜〜ん。ムカデさん帰ってきてましたよ」 カブトムシの庄屋さんは、大急ぎで玄関に向かいます。 カブトムシ:「これはこれはムカデさん。大変だったね、後はゆっくり中でお茶でも飲んで休んでおいてくれないか。・・・ところでお医者はどこに居なさいますか?」 ムカデ:「何をおっしゃいますやら庄屋さん。アタシは今、草鞋を履き終えたところです。それでは急いでいってきますよ!」 ササササササササササササ・・・・・・・・・・・・・・・ムカンデ制作もラストスパート! 足を付けたら完成です。
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