日航社員、苦悩の年の瀬…170人整理解雇読売新聞 12月31日(金)7時7分配信
経営再建中の日本航空は31日、約170人のパイロットと客室乗務員に対し、整理解雇を実施する。
労働組合が解雇無効を求める法廷闘争を準備する中、 希望退職に応じた客室乗務員や解雇撤回を求めて闘い続けるパイロットなど、
立場は違っても苦悩は年明けも続く。
「裁判まで闘うエネルギーがなかった」。 客室乗務員の女性(53)は今月10日、30年以上慣れ親しんだ制服を会社に返した。
伊丹空港に長年勤務していたが、経営破綻で客室乗務員用の事務所が6月に閉鎖、 羽田への転勤を通告された。
大阪府内の自宅には、抗がん剤治療を続ける闘病中の夫がいたが、
「医療費を賄うためにも辞められない」と異動を決意した。
しかし、整理解雇対象の年齢基準に抵触。 会社から希望退職を打診され、10月から乗務をはずされた。
病気の夫を残しての一人暮らし。
加えて2か月も乗務をはずされ、「心が折れた」。
当初、会社側が希望退職の応募期限としたのは11月30日午後1時。 悩んだ末、上司に退職を告げたのは期限の5分前だった。
今月21日には、神奈川県内の社員寮を引き払い、自宅に帰った。
「しばらくは充電期間が必要。今後のことは何も考えていない」
最終更新:12月31日(金)7時7分
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