防長里山歩き

山口県の山、地元の史跡などを記録に残そう

周防長門の伝説

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虚空太鼓(信仰伝説)

 周防大島町小松のはるか沖合で、毎年、麦が黄色にうれるころ、誰がたたくのか、夜になると太鼓の音がするという。

 対岸の大畠で聞くと小松の方で、小松の方で聞くと笠佐島の方で聞こえるとか。しかし、大畠の瀬戸を離れると聞こえない。この音を土地では、虚空太鼓といっている。

 昔、軽業師の一行が厳島に行こうとして船で瀬戸にさしかかると、急に海が荒れだして、とうてい乗りきれない。昼ならとにかく夜の暗の中では、誰の救いの手も期待できない。暴風雨は次第に激しくなり、身の危険を感じた一行は、持っていた太鼓をしきりにたたいて、遭難の船のあることを知らせようとした。笛を吹く者もあった。それも虚しく、山のようにおしよせた波にのまれてしまったという。 それからは、この軽業師の遭難のころになると、哀調帯びた太鼓の音が、海の底から聞こえてくるようになったといわれている。


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周防大島町前島は、昔は由宇町城ケ崎安楽寺の門徒であった。
 死人がでると、島で狼煙を焚いて安楽寺に知らせていたという。ところが、ある晩のこと、狼煙が見えたので和尚は前島へ行こうとしたが、たまたまその晩は大嵐で船を雇うことができず、とうとう行くことができなかった。こうしたことがあってから、前島の問徒衆はすべて、久賀のお寺の方へかわってしまったという。

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(周防大島町からみた前島)

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前島の鼠

 昔、周防大島町の前島には野鼠がたくさんいて、田畑の作物を荒らして困るので、島の人たちが相談した結果、身を潔めて神楽を舞い納めたところ、鼠の害がなくなったという。
 それからは、五年目ごとに神楽舞が執り行われる習わしになったといわれている。

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三蒲の蟹(自然伝説)

周防大島町三蒲の背後にそびえる文殊山は、弘法大師ゆかりの霊地で、文殊菩薩が祀ってあるので山名となった。
 この文殊は、丹後国(京都府)切戸の文殊、大和国(奈良県)安倍の文殊とともに日本三文殊の一つといわれ、ここの岩屋からわき出ている清水は清冽で霊泉とたたえられ、小さな蟹が棲んでいる。

 この蟹をとらえて男の子は左の掌に、女の子は右の掌にのせ、蟹がまっすぐに中高指に上がるとその子どもは出世ができ、もし途中で方向を変えると出世はできなくなるといい伝えられている。

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この日は蟹がいませんせした(笑)

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 秋芳町別府の堅田に鎮座する厳島神社社前の弁天池は、面積約310㎡、水深約3m、湧水量17.4㍑/秒、灌漑面積は約100haというまことに清冽な泉水である。
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 別府一帯は、昔、神のお告げにより別府の長者、飯田石見守が折角拓いたところである。むかし台山といわれた秋吉台の山麓という地勢では、これをまかなう用水がなく、ひたすら神の恩寵の水のわき出るのを祈っていると、また、「…弁財天を祀り、この青竹を杖に水をたずねよ」とお告げがあり、早速、神を勧請し、枕元に置かれてあった神から授かった青竹を杖に、社の近くにつきたてたところ、その跡より一夜忽
然と多量の清水が噴き出したのが、今の弁天池―泉水といわれている。

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 その感謝のため、祭礼には「別府の地に人の住む限り奉納する」ことを誓い必ず念仏踊り(楽踊り)が奉納されるが、かつて水を探し求めた別府長者の古事をあらわす意味で、別府の長者の家系を継ぐ翁(麻祥の水年寄)が青竹を杖にして、社に向かう行列の先頭を行くことになっている。
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