調査隊,オランダを行く

mozaiekのオランダ日記*2006年、オランダ王国ユトレヒト市から帰国しました。

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ブダペスト散策

イメージ 1プラハ(チェコ)からブダペスト(ハンガリー)までの所要時間は,7時間乃至10時間。この移動を昼間の直行便でゆくのは,6歳の子どもには退屈過ぎるだろう,と,私達は経路途上にあるウィーン(オーストリア)で途中下車し,1泊することにした。
ウィーン南駅に到着してすぐ,駅の窓口でブダペスト往復の切符を購入することとした。ところが,駅の係員に,片道切符しか購入できない,また,(1等車両にしても)指定席がとれない,と言われ,私達は2度驚いた。まず,そのスキンヘッドの男性係員の態度がひどく無愛想だったこと。先に切符を購入した隣国ドイツのデュイスブルクの係員の対応が非常によかったので,その落差に驚いた。そして,反対側の隣国ハンガリーとの連絡の悪さにも驚いた。今思うと,その時は気分悪い思いをしたことだけが頭にあったのだが,これが永世中立国だったオーストリアと旧共産圏ハンガリーとの関係を,端的に表わしているのかもしれない。
翌日,ウィーン東駅から,ベオグラード(セルビア)行きの列車に乗り込んだ。ベオグラードは旧ユーゴスラビアの首都。ユーゴスラビアがすぐそこなのだと考えると,ますます東欧に足を踏み入れるのだと実感する。ベルリンからクラクフに行くときにも,列車の行き先表示が誤ってキエフ(ウクライナ)となっていて「えー!」と思ったのだが,その時以上に感慨深かった。
車内では,アメリカ英語がよく聞こえた。バックパッカーの彼らも私達同様に,行き先国がシェンゲン協定加入国かどうか気にしている風だった。

写真1枚目は,ベオグラード行きの列車@ウィーン東駅
2枚目は,ブダペスト東駅

市街地行きの地下鉄の切符を買う人の列にかなり長い時間並んでいたのだが,後ろに並んでいた英国人らしい男性が,しきりに「コミュニストの国め!」と毒づいていた。まぁ,そりゃぁね…。

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前のエントリで,ブダペストは橋の街だと書いたが,それと同時に,洞窟と温泉の街でもある。王宮の地下は無数の洞窟が迷宮となっており,また,王宮の北側には鍾乳洞もある。
温泉も非常に多い。上の写真は,王宮の南にあるゲッレールトの丘。ハンガリーのキリスト教化のためイタリアから派遣された僧侶,聖ゲッレールトにちなみ名づけらている。その聖人は,異教徒の手によりこの丘からドナウ川に投げ込まれ殉教した由。この丘に二つの温泉があり,また,丘の上には要塞と,高さ32mの自由の女神像がある。像付近には,1990年まで旧ソ連護衛兵の像や共産主義の象徴たる五角星,ロシア語の銘版があったそうだ。上の画像以上に,白く見える岩肌。その白さが,ブダペストの街並みの色彩と関係するように思った。
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ゲッレールトの丘の南側にある,ゲッレールトホテル。このホテル内にもスパがあり,人気の観光名所となっている。
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ハンガリーのスパは,ロッカーなどを鍵係に開け閉めしてもらわなければならないところが珍しい。これが雇用を創出しているとでも言えるのだろうか。
ホテル内は撮影禁止となっていたため,上の2枚の画像は,同ホテルのHPから失敬した。左側が温水プール。右側がお風呂。温度の異なる2種類のお湯を楽しめる。天井には,イスタンブールのトルコ式風呂のように,小さな星型の穴があり,光が射していた。
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こちらは,市の中心部から北東方向へ外れたところにある市民公園内のスパ,セーチェニ温泉。屋外にあるいくつかのプールのうち,1番温度の高い38℃のプールの端にチェス盤が4つほど作りつけられていた。この名物のチェス盤でチェスをしたい!と,我が子は旅行前から張り切っていたのだけど,あいにく出番なし(笑) ピンクのビキニのキレイなお姉さんが,年配の男性相手に奮闘していた。その他,屋外には流れるプールなどがあり,室内ではマッサージもやっているようだった。
ここも写真撮影禁止のため,上の写真は,ブダペスト観光案内公式サイトから失敬。だけど,ネットを見回すと結構画像がある。プールでは,ロッカー番の"No photo!"の声をよく聞いたが,みんなめげずに写真撮ってるんだなぁ,と感心。
子どもは,プールで泳いだ後,市民公園の遊具でしばらく遊んでいた。ヨーロッパの公園は,どこも広々しているし,公園から子どもが飛び出したりしないように配慮されているので遊ばせやすかった。
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王宮の北にある漁夫の砦とマチャーシュ教会。この辺りの建物は,白い石灰の色が特徴的。

イメージ 7宿泊したホテル付近の広場には,街角ミュージシャンが入れ替わり立ち替わり演奏。面白い牛のオブジェもある。
右の溶け気味のウシ型アイスは,なめちゃいけない由。
ほかに,金色の体前面に1セントコインが貼り付いているものなどもあった。

最終日,ようやく晴れ。
帰路のウィーンまでの切符については,ホテルに依頼して購入してもらおうとしたのだが,スロバキア経由というのが難しかったらしい。出発前日の夜に,ホテルマンから「無理だった」と言われ,出発の日の早朝,夫が駅へ行って購入してくれた。こんなところで綱渡り的なことはしたくなかったのだが…。ただ,車内で様子を見ていると,切符を持たずに列車に乗り,車掌から購入する人もいたようだ。
購入した切符は手書きだった。
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ブダペスト東駅。
市民公園の温泉でチェスシーンを撮影できなかったので,代わりに駅前の広場のチェスおじさん達を。この国の人たちって,本当にチェスがお好きなんですね。
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閉じる コメント(4)

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セーチェニ温泉,ピンクのビキニのキレイなお姉さんが,男性相手に奮闘していたのですか、メモ・メモ。しかし何に奮闘?よ〜くもう一回、読んでみると・・・チェス?勘違いしました。

2006/10/7(土) 午後 0:02 デニーロ

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牛は丸の内でもやってた(まだやってるかな?)カウ・パレードかもしれません。他にも牛がいませんでした?

2006/10/7(土) 午後 10:48 yuki

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デニーロさん,素敵なお姉さんでしたよ〜。勝敗の行方は分かりませんが。

2006/10/8(日) 午後 10:08 mozaiek

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さすがはyukiさん,お詳しい! そういえば,カウパレードってのがありましたね。結構,あちこちの都市で色塗られた牛が飾られていますものね。この広場では3体くらいしか目に留まらなかったので思いつきませんでしたが,あのアートぶり,きっとソレです!!

2006/10/8(日) 午後 10:14 mozaiek


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