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GoogleMap で見たユトレヒト市中央部の北側。よく見ると,この街の道路の多くは,市の中央にあるドム教会へと向かっているように思える。ドムを中心に栄えた街。ユトレヒト司教領の名残だ。 私が住んでいた家は,ユトレヒト市立の大きな公園 GriftPark から徒歩5分,ユトレヒトの中心部へはミッフィー像の立つナインチェ広場を経由し,運河アウデグラハト沿いを通れば,自転車で10分程度で到着する,大変便利な場所にあった。 今日は懐かしの我が家の写真を投稿する。 住宅にかかる税金が住宅の間口の広さで決まるとの由,よってオランダの住宅は,間口は狭いが奥行きがある。 私の家は,主にこの画像の左側3分の2の2階と3階部分。幅は,2階で言えば,窓二つ(左側の植物が見える大きな窓・ブラインドがかかった窓)分,3階で言えば,窓3つ(左側の縦長2つと,小窓2つが並んだ窓)分。1階部分の窓のある部屋とその隣の緑色の玄関は,別の方の居室で,私の家の玄関は左から2つ目。玄関の奥は,廊下と階段,倉庫等になっていて,居室はない。 あまり正確ではないが,間取りを描いてみた。 オランダで,2軒目に住んだ家。家探しの時,不動産屋に連れられて2階のリビングに入った瞬間,そこで暮らす家族の幸せが見えた気がした。 無垢材の床。白い漆喰の壁。材木の素材の色と白を基調とした清潔なキッチン。作業台は御影石だ。2m80cmの天井高は,身長2mを超す子どもの友人のパパが来てもどおってことない。 リビングから続くテラスからは,季節の花で美しく彩られたご近所さん自慢のお庭が見える。どれも家族みんなのお気に入り。 だが,オランダの家屋の唯一の欠点は,幅の狭い螺旋階段。しかも,勾配がかなりきつい。バリアばりばりで,引越しの荷物を運ぶのも一苦労だった。一度滑ると止まれずにスベリダイ状態。私と子どもは1階と2階をつなぐ階段の途中からそれぞれ1回ずつ,尻餅をつきながら1階まで落ちた。そんな階段も,自分達で塗装を手がけてからは,愛着が沸いていた。 帰国してからというもの,私の「食」に対する関心はかなり失われて,「住居」のことを考える時間が相対的に多くなっている。 色々なサイトを見て,改めて分かったことだが,ご存知のとおり,オランダの多くの住居に使用されているレンガは,湿度が高く地震が頻発する日本では,建築素材には適しておらず,あまり使用されていない。これは,国土が山がちで木材が豊富なことなどから,材木を用いた在来軸組工法の家屋が伝統的に建築されてきたことにもよるが,その木造部分の耐久年数に合わせたのか,家屋の基礎に使用されてきたコンクリートもわりと脆弱で,その寿命は約30年と短いらしい。 従って,これまでは,老朽化した建物は解体され,次の建物が新築されることが多かったが,政府により建築物の耐久年数を200年とするような方向転換がなされたので,今後は,老朽化したらリノベーションして再利用することを前提とした建築物が増えてゆくと見込まれる。 私もそういう家に住みたいと思う。 3階の寝室の上は大収納力を持つ屋根裏部屋。この家にはルーフバルコニーもあったので,きっとシンタクラースはここから入って子ども達へのプレゼントを置いていったのだろう。 とにかく楽しい想い出の多い家だった。 コンパクトだけど,機能的なオランダの家は質実剛健なオランダ人気質そのものだと思う。そして,お邪魔したどのお宅も,整然とした外観からは想像が付かない素敵な個性を持つ家だった。
住を重視するオランダ人ならではのこと。 |
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おぉ〜!懐かしい事でしょう。見ている私も懐かしい気分になりました。やっぱりカーテンはないんですね。
2006/12/16(土) 午前 6:39
お久しぶりです〜。ニコラです〜。 帰国されてから、いかがお過ごしですか?私のほうは何とかやってます〜。 オランダ人は確かに日本人よりも家に執念・・・いえ、情熱を注ぎますね。家を日本のように簡単に立てることが出来ないから、どんどん家を改装していきますね。窓も移動させれば、壁もぶち破ったり・・・。元の形なんか想像できないほど!私も今のうちに、家の中の写真をとっておかないと! *)ブログを引越ししました。またお暇な時に、遊びに来てくださいね!
2006/12/16(土) 午後 10:31 [ ニコラの阿蘭陀主婦生活 ]
瞳々さん,懐かしいです〜^^ いい家だったなぁ,と。カーテンはなかったですよ。ブラインドやロールスクリーンタイプのものが,必要なところにはついていましたけど。
2006/12/18(月) 午前 8:15
ニコラさん,お久しぶりです^^ 私の方も何とかやってます。あははは,家に「執念」ですかぁ。渡蘭当初は,フローリングの隅々が杜撰だったりして,「なんじゃこりゃ」と思っていましたが,あれを一般人がやっているかと思うと立派です。まぁ,そちらは地震がなさげですからね,日本じゃやはり専門家に頼るのがいいとは思うのですが…。お誘い有難うございます。遊びにいきますねー!
2006/12/18(月) 午前 8:20
ありゃりゃ、1階まで尻餅はキビシイ^^;大丈夫でしたか?でもホントにステキなお家でしたよね♪おぉ、オランダのお家はカーテンがないのですか!私のウチにカーテンがなく、曇りガラスでもなかったら、散らかった部屋が外から丸見えで、恥ずかし過ぎて暮らせません^^;
2006/12/20(水) 午後 5:13
淡雪うさぎさん,お尻,痛かったですよ(涙) 肉付きがいいので,別状はありませんでしたが…。ホント,カーテンなしの生活では,お部屋の美しさを保つのに緊張感が生まれますね。もともと片づけが上手ではない上に,子どもがいると片付ける端から散らかしてますので,目じりがつり上がりっぱなしでしたよ(笑)
2006/12/22(金) 午前 0:02
食に対する関心が薄れてきたとはモザさんらしくもない!
2006/12/22(金) 午後 2:48 [ - ]
素敵なおうちにお住まいだったのですね。キッチンがなかなか機能的そうで、しかもお洒落な感じでよいですね♪なんか、オランダで暮らした部屋が懐かしくなってきました。
2006/12/24(日) 午前 0:48 [ nakkun ]
ワールドさん,酒への関心は高まっていますよ! でも,食べ物やさんの広告などには辟易としていますけど(笑)
2006/12/26(火) 午前 1:50
なっくんさん,私も懐かしいです〜〜〜。ミーレというドイツ製のキッチンでしたが,本当に使い勝手がよくって,お気に入りでした。ただ,作業台の高さが10cmほど高いことを除いては(笑)
2006/12/26(火) 午前 1:53
Mozaiekさん、ご無沙汰しました。日本で迎える歳末と新年、いかがお過ごしでしょうか?オランダの家、僕も懐かしいなぁ。この階段をみるとやっぱりオランダだなぁーって(^ ^)
2006/12/31(日) 午前 9:08 [ プチおやじ ]
プチおやじさん,明けましておめでとうございます。この年始年末は,子ども達にきちんと日本を感じさせようと奮闘しています(笑) 懐かしいですよねぇ〜(遠い目) オランダのキッチンを我が家で再現しようともくろんでいますが,日本はこういうものが高価すぎて挫折しかけています。でも,階段はご辞退…(笑)
2007/1/3(水) 午後 1:06
うぃ〜っす!お久しぶり〜。元気ですか〜??!!なかなか良い家でしたなぁ。オランダの住宅はお手軽価格なのかな??
2007/1/3(水) 午後 9:32
おひゅ〜んうじ,明けましておめでとうございます。元気でーす! そちらはお変わりありませんか? エントリもなくて淋しくしております(人のこと言えませんが・笑) そんなお手頃価格ということはないですよ。買う場合も借りる場合も,日本とあまり変わらないと思います。ちなみにここのお家賃1250ユーロ…orz
2007/1/4(木) 午前 0:52
あけましておめでとうございます!ひさしぶりの日本のお正月はいかがでしょうか?しかしそれにしても使い勝手の良さそうなキッチンだなあ〜!!
2007/1/6(土) 午前 0:14 [ - ]
ICEPIRIさん,明けましておめでとうございます。久しぶりの日本のお正月は暖かいです〜〜,と思ったら,オランダも結構暖かいみたいですが……^^; そうでしょ?キッチンよさそうでしょ。また使いたいです〜。
2007/1/6(土) 午後 5:18