調査隊,オランダを行く

mozaiekのオランダ日記*2006年、オランダ王国ユトレヒト市から帰国しました。

オランダの住宅

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我が家を通してオランダの住宅をご紹介します。http://w1.ax.xrea.com/c.f?id=100493050
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懐かしの我が家

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GoogleMap で見たユトレヒト市中央部の北側。よく見ると,この街の道路の多くは,市の中央にあるドム教会へと向かっているように思える。ドムを中心に栄えた街。ユトレヒト司教領の名残だ。
私が住んでいた家は,ユトレヒト市立の大きな公園 GriftPark から徒歩5分,ユトレヒトの中心部へはミッフィー像の立つナインチェ広場を経由し,運河アウデグラハト沿いを通れば,自転車で10分程度で到着する,大変便利な場所にあった。
今日は懐かしの我が家の写真を投稿する。

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前の通りから見た懐かしの我が家。オランダの都市部では典型的な,"rijtjeshuis" と呼ばれる長屋式住宅(テラスハウス)だ。
住宅にかかる税金が住宅の間口の広さで決まるとの由,よってオランダの住宅は,間口は狭いが奥行きがある。
私の家は,主にこの画像の左側3分の2の2階と3階部分。幅は,2階で言えば,窓二つ(左側の植物が見える大きな窓・ブラインドがかかった窓)分,3階で言えば,窓3つ(左側の縦長2つと,小窓2つが並んだ窓)分。1階部分の窓のある部屋とその隣の緑色の玄関は,別の方の居室で,私の家の玄関は左から2つ目。玄関の奥は,廊下と階段,倉庫等になっていて,居室はない。
あまり正確ではないが,間取りを描いてみた。
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オランダで,2軒目に住んだ家。家探しの時,不動産屋に連れられて2階のリビングに入った瞬間,そこで暮らす家族の幸せが見えた気がした。
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光降り注ぐダイニング。引越し間際の整理中に撮影したものなので,若干散らかっているが…。
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無垢材の床。白い漆喰の壁。材木の素材の色と白を基調とした清潔なキッチン。作業台は御影石だ。2m80cmの天井高は,身長2mを超す子どもの友人のパパが来てもどおってことない。
リビングから続くテラスからは,季節の花で美しく彩られたご近所さん自慢のお庭が見える。どれも家族みんなのお気に入り。
だが,オランダの家屋の唯一の欠点は,幅の狭い螺旋階段。しかも,勾配がかなりきつい。バリアばりばりで,引越しの荷物を運ぶのも一苦労だった。一度滑ると止まれずにスベリダイ状態。私と子どもは1階と2階をつなぐ階段の途中からそれぞれ1回ずつ,尻餅をつきながら1階まで落ちた。そんな階段も,自分達で塗装を手がけてからは,愛着が沸いていた。

帰国してからというもの,私の「食」に対する関心はかなり失われて,「住居」のことを考える時間が相対的に多くなっている。
色々なサイトを見て,改めて分かったことだが,ご存知のとおり,オランダの多くの住居に使用されているレンガは,湿度が高く地震が頻発する日本では,建築素材には適しておらず,あまり使用されていない。これは,国土が山がちで木材が豊富なことなどから,材木を用いた在来軸組工法の家屋が伝統的に建築されてきたことにもよるが,その木造部分の耐久年数に合わせたのか,家屋の基礎に使用されてきたコンクリートもわりと脆弱で,その寿命は約30年と短いらしい。
従って,これまでは,老朽化した建物は解体され,次の建物が新築されることが多かったが,政府により建築物の耐久年数を200年とするような方向転換がなされたので,今後は,老朽化したらリノベーションして再利用することを前提とした建築物が増えてゆくと見込まれる。
私もそういう家に住みたいと思う。

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イメージ 83階の窓からはドム塔が見える。湿気の多い日には,心地よいカリヨンの調べが届いていた。
3階の寝室の上は大収納力を持つ屋根裏部屋。この家にはルーフバルコニーもあったので,きっとシンタクラースはここから入って子ども達へのプレゼントを置いていったのだろう。
とにかく楽しい想い出の多い家だった。

コンパクトだけど,機能的なオランダの家は質実剛健なオランダ人気質そのものだと思う。そして,お邪魔したどのお宅も,整然とした外観からは想像が付かない素敵な個性を持つ家だった。
住を重視するオランダ人ならではのこと。

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バスルームをお披露目

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 この書庫も本当に久々の更新です。
 オランダの住宅を覗いてみよう!シリーズの第5弾。
 これまでお披露目したのは,「玄関ドア」,「」,「テラス・ダイニング」,「キッチン」。
 「こんなに家の中をお見せするブログってないよね〜」と思いつつ,でもきっと帰国してブログを見ると,懐かし〜い!って感じるんでしょうから,自己満足だけど,いいのです(笑)。今住んでいるこのお家,本当に私達家族をハッピーにしてくれる素敵な空間ですから,思い出深いものとなるはず。
 で,今回お披露目するのはバスルームです。

 この家は3階建て + 屋根裏。といっても,1階と屋根裏には居室はなく物置などになっています。2階に大きなLDK,トイレ,洗濯機・乾燥機置き場,そして3階に居室とバスルームがあります。
 日本にいた頃は,水まわりはなるべく下の方にというイメージがありましたが,オランダでは,この家でも,前に住んでいた家でも,バスルームは3階にありました。こういう間取りが多いのでしょうか。他のお宅は如何でしょう?

 家探しをした時の印象ですが,バスタブがある家はそう一般的ではないようです。それと,バスルームにトイレがある,いわゆるユニットバスの家も多いようでした。我が家はやはり寒い冬を暖かく過ごしたいと考え,バスタブ付きを条件に家を探しました。バスタブがない場合は,シャワールームだけとなるようです。

 我が家のバスルームはそれほど広くはなく,2.5m四方くらいだと思います。写真の左側は,入り口から見たところ。右の上は,日本の住居ではあまり見かけない,シャワールームです。写真だけでは分かりにくいので,間取りを書いてみました。ご覧の通り,バスルームの中に,シャワールーム,バスタブ,洗面台がコンパクトに収まり,もちろん暖房もついています。
 排水口を青色で示していますが,床には排水口がありませんので,バスタブを使った場合には,水をこぼさないように注意しなければなりません。
 ガラス張りのシャワールームは,使用した後,そのまま放っておくと水垢が残るので,その度に水を切り,時々ガラスクリーナーでお掃除します。
 バスタブはサイズがオランダ人仕様なんでしょうね,とても長いです。大抵のホテルのお風呂と同様に,洗い場がありませんし,お湯を沸かすこともできませんので,タブ内で体を洗い,その度にお湯を捨てることになります。これを各人が毎日やると,相当な水の無駄遣いになりますよね。水道代も結構な金額なので,オランダに来てからは,毎日はお風呂に入らずにシャワーで済ませることが多くなりました。空気が乾燥しているのでお風呂に入りすぎると肌がカサつきますしね。お風呂に入る夜は,キャンドルを使ったり半身浴で本を読んだりと,お風呂自体を楽しむようにしています。
 洗面台も大きいです。そしてやはり,これもオランダ人仕様,洗面台も鏡も取り付け位置が高いので,子どもだけでなく私にも踏み台必須です(笑)。

 日本との違いって,これくらいかな〜? 他にお気づきになられたことがあれば,教えてくださいね。

キッチンをお披露目

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私には数名の日本人の友人がいますが,その友達が我が家に遊びに来て口にすることが二つ。
ひとつは,我が家は,ユトレヒトの典型的な住宅であること。
そして,もうひとつは,キッチンが充実しているということです。
今日は皆様にそんな我が家のキッチンをお披露目します。
撮影のために特に掃除等はしておりません。
普段どおりの姿ですので,お見苦しい点はご容赦くださいね。

上の写真を少々ご説明します。
左端の少しだけ見えているのが流し台,その隣の調理スペースの右がガスコンロ,
ガスコンロの下の窓がオーブンです。
3つの家電製品は,左から,電気フライヤー,電気炊飯器,家の備品のコーヒーメーカー。
家電製品の下の白い戸棚の部分には,食器洗浄器が収納されています。
右端の上にある電気製品は,電子レンジです。
その下の白い取っ手のある戸棚(左右二つ)には冷蔵庫(左)と冷凍庫(右)が収納されています。
手前に少し見えている黒っぽいものは,カウンター型のテーブルです。

この家は,私にとってオランダで2軒目の家。前の家も同じくらいにキッチンが充実していました。
そして,どの家もとても清潔に整頓されているのですよね〜。
オランダ家屋の美しさは,ダッチ・クリーネスと呼ばれているそうです。

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この美しさを可能にするのが,上の左の写真の食器洗浄器。
すごい容量でしょ? 1日分の洗い物が1回の運転で終わってしまうので重宝しています。
おかげで,他の部分をきれいにする時間を多く持てるというわけです。
このタイプの食器洗浄器も割と普及している模様,
前の住居にもありましたし,ほとんどの友人宅にも備わっています。

そして,もうひとつオランダのキッチンで特徴的なのは,コンロです。
上の右の写真のとおり,どうやらコンロの口の数が日本より多いのです。
我が家は6口。前の住居では電磁調理器で4口ありました。
最初は,業務用じゃないの?なんて思っていましたが,
友人宅も大体4口位はあるようです。
今でも,6口を一度に使用することはないですが。

ところ変わればキッチンも変わる? 日本のキッチンと比べて,どのように思われますか?

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イメージ 2 今日はつれづれに。
 
 毎日暑いですね! 「窓」の記事にも書きましたとおり,網戸のない我が家,朝からあっちもこっちも開けっ放しです。写真は,「窓」の記事の窓とは反対側にあるテラス側を撮影したものです。こちらの扉にも,もちろん網戸はありません。なので,ハエが…! きゃ〜〜!!(涙)
 
 だけど,時々裏口からかわいいお客さまもおいでになります。
 今日は,ご近所のネコちゃんが遊びに来てくれました。(右の写真1枚目)
 ちょっと散らかっているので,「入ろか止めよか考え中…」(昔,こういうCMありましたよね?)ってところでしょうか。(汗)
 オランダ人はネコ好きとの話。犬も結構飼われているみたいだけど,ネコの方が断然多いのだそうです。
 私のご近所にもネコを飼っている方が多いです。私の住む区画は,住宅の裏庭が三角形に向き合う形に作られていますので,区画全戸の裏庭(テラス)の様子が一望できるわけですが,ネコちゃんがおうちへと入っていくところをよく見かけます。そして,あちこちのネコが我が家を訪ねてやって来ます。
 
 私は,虫は嫌いですが,トンボはわりと好きです。トンボの幼虫のヤゴって蚊の幼虫ボウフラを食べるのですよね? 益虫ですもの! でも,なるべくなら触りたくありません…。(汗) 今日は,小さくてきれいなトンボもやって来ました。(右の2枚目の写真) 虫好きの子ども,「ずっと捕まえていたらかわいそうだよ」と言うと,記念撮影だけして,外に放してあげていました。

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イメージ 2 オランダの住居の窓にはカーテンがないという話,お聞きになったことがありますか? お聞きになったことがなくても,オランダの住宅街を歩けば,窓はピカピカに磨かれ,カーテンのない窓辺は美しくデコレートされている,そんな家が多いことにお気付きになるでしょう。だからといって,家の中を覗いていいって訳ではありませんよ。(笑)
 窓にカーテンがない理由は,室内を露わにすることで「何も悪いことをしていない」ことを対外的にアピールしているのだそうです。魔女狩りの名残なのですかね〜。
 但し,実際は,全部の家の窓にカーテンがかかっていないというわけではなく,人通りの多い歩道沿いのお部屋の窓は,部分的にスリガラスや,丈の短いカフェカーテンで目隠しをしてあったり,2階や寝室の場合は,やはり,カーテンやブラインドがかかっていることが多いようです。夏場は夜でも明るいですからね〜。私の住むユトレヒトに限ったことかもしれませんが。
 上の写真は,我が家のリビングの窓。左の写真の窓ガラス3枚のうち,一番左の窓を大きく写したのが右の写真です。
 ご覧のとおり,窓には網戸がありません。大抵のオランダの住居の窓には網戸が付いていないようですね。なので,厄介なのが
 実は,私は虫が大嫌い。子どもが野山で採って帰ってくる虫さえ触ることができません。
 渡蘭前,大阪の自宅に1人でいた時にゴキブリと遭遇したことがありますが,私,福岡の実家に電話し,父に「お願い,来てっ!」と頼みました。だけど,当然,断られ,仕方なく自分で殺虫剤を使って退治し…でも,今度は処分ができないのですよね〜。何かで触るっていうのが怖くて怖くて…。部屋に転がるゴキちゃんのバディをちらちらと気にしながら,夫の帰りを待ちました。オランダでは,まだゴキブリに遭遇しておらず,ハッピーに生活しております。
 話がそれましたが,網戸のない我が家,たくさんの「」が襲来なさいます。(汗) そこで,購入したのが,左の上の写真の「蝿採り」。あ〜あ〜,オランダでこんなもの買うとはね。そして,その下の写真の様に,キッチンの窓辺に吊り下げています。だけど効果のほどは…イマイチ。今日も止む無く広告紙を丸めて殺生を行ってしまいました…。(涙)



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 徒然になってしまいましたね。上の写真は,今夜9時30分くらいに窓から見た景色。ロックの大音響とともにローラーブレードの人たちが大勢我が家の前の通りを通り抜けていきました。一体何だったのでしょう? 私にとってオランダは,まだまだ謎めいた国のようです。

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