シャープは、壁掛け可能な薄型テレビ「フリースタイルAQUOS」の新シリーズ「AQUOS F5」を9月15日より順次発売する。60型の「60F5」と、40型「40F5」、32型「32F5」、20型「20F5」の4モデルをラインナップし、価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は8万〜38万円前後。
6月に発売した20型のフリースタイルAQUOS「LC-20FE1」と同様に、薄型のディスプレイ部と小型の地上デジタルチューナ部で構成される薄型テレビ。チューナ部をディスプレイから省くことで、薄型/軽量化を図り、壁掛け設置をしやすくした。壁掛け用のスリム金具とスタンドも付属する。
ディスプレイ部とチューナ部の間は、5GHz帯のIEEE 802.11a/nの無線で映像/音声信号を伝送。チューナ部で受信したデジタル放送のMPEG-2 TSストリームを、ディスプレイ側でワイヤレスで受けて視聴できる。なお、LC-20FE1ではディスプレイ部にバッテリを内蔵し、電源やアンテナ線接続を行なわずにテレビを視聴できたが、AQUOS F5シリーズはバッテリを内蔵していない。家庭内の持ち運びよりも、壁掛けなど設置の自由度を訴求する製品となる。ただし、外付けのバッテリの発売も計画しているという。
シャープでは「AQUOS第二章の幕開け」として、多彩な設置スタイルや充実したネット機能を活かした「フリースタイル」を積極的に提案していく。
■ 最薄部2.7cm、金具込みでも4cmの薄型。専用金具も
ディスプレイ部は、60/40型が1,920×1,080ドットのフルHDで倍速駆動に対応。32/20型は1,366×768ドットで倍速非対応となる。いずれもUV2Aパネルを採用し、バックライトはLED。テレビコントラストは60/40/32型が100万:1、20型が40万:1、視野角が上下/左右各176度。
カラーは60型のみ、ブラック(B)とシルバー(S)。その他のサイズはブラック(B)とホワイト(W)となる。
最薄部2.7cmという薄さが特徴で、重量も同社の同サイズ製品に比べて約30%〜50%削減。前キャビネットとベゼルを融合するなどで部品点数を削減したほか、板金を鉄からアルミに変更して軽量化。さらに、スピーカーや背面キャビネットも薄型/軽量化を図った。これにより40型で8.5kg、最薄部2.7cmと従来モデル(LC-40V5:重量14kg、最薄部4.7cm)より大幅に薄型/軽量化した。
重量は20型が2.5kg、32型が5.5kg、40型が8.5kg、60型が21kg。全モデルで壁掛けに対応し、専用スリム金具が付属。専用金具利用時には、壁から表示面までの距離が4.0cmとなる。20型以外の3モデルでは、VESAマウント(200mmピッチ)に対応し、汎用の液晶アームなども利用できる。
チューナもワイヤレス伝送のため、電源ケーブルさえあれば壁やサイドボードなど、さまざまな場所に設置できる。省スペースで設置可能な専用設計のスタンドも付属する。
ディスプレイ部にはHDMI入力も装備しており、Blu-rayプレーヤーなどを接続可能。BD/DVDビデオの映像はワイヤレス伝送できないため、直接ディスプレイ部にHDMI接続する必要がある。なお、20型のみHDMIミニ端子となる。
USB端子を装備し、USB接続したデジタルカメラやUSBメモリ内の写真や音楽ファイルの再生も可能。スピーカー出力は60型が10W×2ch、40/32型が5W×2ch、20型が2W×2ch。ヘッドフォン出力も装備する。
20型用に壁掛けフック「AN-20WL1」も用意される。価格は6,300円。また、60型用と40/32型用の「壁ごとラック」も近日発売予定。価格はオープンプライス。
■ ネットワーク機能も強化。無線ルータ接続も
チューナ部は、地上/BS/110度CSデジタルチューナを搭載し、外形寸法170×180×36mm(幅×奥行き×高さ)、重量約0.7kg。消費電力は19W(待機時8W)。USB端子も装備し、別売のUSB HDDを接続することでデジタル放送録画にも対応する。録画形式はMPEG-2 TSのストリーム記録となる。
家庭内のAQUOSブルーレイ内の録画番組やDLNAサーバー内の動画や音楽、写真などをネットワーク経由で再生できる「ホームネットワーク」機能も搭載。DLNAプレーヤー/レンダラーとして動作する。
また、ネットワークサービスの「AQUOS City」から、YouTubeやYahoo! for AQUOS、T's TV、ひかりTV、アクトビラ、TSUTAYA TVなどのテレビ向けネットワークサービスを利用できる。スマートホーム画面では、テレビ映像を見ながらのAQUOS Cityサービス選択なども可能となっている。
チューナとディスプレイの無線接続(IEEE 802.11n/a)は、従来からの直接接続「Wi-Fiダイレクト接続」のほか、新モデルではルータやアクセスポイントを経由してディスプレイとチューナを無線/有線接続可能となった。
同社製品との連携機能「スマートファミリンク」を搭載。AQUOS PHONEで撮影した動画(MP4/3gp)や写真(JPEG、MPO)、音楽(MP3)などをタッチパネルを使ってAQUOSに無線LAN経由で伝送し、テレビの大画面で楽しめる。また、AQUOS PHONEの「AQUOSリモート」アプリから、テレビの操作やキーワード入力が可能。
AQUOSインフォメーション機能も搭載。番組検索結果に基づく「おすすめ番組」や未視聴の録画番組を通知してくれるほか、新着ニュースやウェザーニュースによる「天気情報」、TSUTAYA TVの「おすすめ情報」などを表示できる。
リモコンは、10キーを省き、円形のホイールコントローラを採用した独特なデザイン。「マイサークル」ボタンを押すと、画面上にアイコンが表示され、テレビ画面に表示されたUIを見ながら利用したい機能を選択できる。チャンネル選択時には、チャンネルUIを立ち上げた上でホイールを回転させて局を選ぶ「ぐるぐる選局」が行なえる。リモコンで10キーのUIを呼び出したり、番組表からの選局にも対応する。
【ディスプレイ部の仕様】
□シャープのホームページ http://www.sharp.co.jp/ □ニュースリリース http://www.sharp.co.jp/corporate/news/110825-a.html □スペシャルサイト http://www.sharp.co.jp/aquos/freestyleaquos/ |
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SHARP(シャープ)
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