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2011年09月15日
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パナソニックは、1,800回繰り返し使えるニッケル水素電池「充電式EVOLTA(エボルタ)」を、10月21日に発売する。発売に合わせて、同電池を動力源としたロボット「エボルタくん」で、ハワイのトライアスロンコース230kmを、1週間で走破する「エボルタ ワールドチャレンジ」も、10月24日に開始する。
■ 繰り返し使用回数が1,600回→1,800回に。自己放電性能も改良
10月より新しく発売する充電式エボルタは、繰り返し使用回数が従来の約1,600回から約1,800回に増加。また、自己放電性能も改良され、充電後1年後でも、従来比5%増となる85%の容量を維持するという。同社では「買ってすぐに使える」としている。
さらに、従来モデルより、放電性能を向上。継続的に高いパフォーマンスを発揮するという。
新しい充電式エボルタの価格はオープンプライス。店頭予想価格は、単三型2本入りが900円前後、4本入りが1,600円前後、8本入りが2,800円 前後。単四型2本入りが800円前後、4本入りが1,400円前後、8本入りが2,600円前後。また、電池と充電器とのセット商品も販売される。
パナソニック アプライアンス・ウェルネス マーケティング本部 商品グループの吉田晋也氏は、乾電池を含めた「エボルタ」シリーズは、2008年の発売開始より、全体で累計5億6千万本を販売しており、充電式エボルタについても、エコ意識の高まりで着実に成長していることをアピールした。
「エボルタシリーズは、日本国内のみならず、世界中で好評をいただいている。お客様に乾電池と充電池の使い分けを提案していきたい」(吉田氏)
■ 水泳/自転車/マラソンロボットで、約230kmのトライアスロンに挑戦。ロボット型充電器も
パナソニックではまた、同社の電池「エボルタ」シリーズの長持ち性能を、ロボット「エボルタくん」を用いて実証実験する「エボルタ ワールドチャレンジ」を、10月24日よりハワイで実施する。
第四弾となる今回は、ハワイにある総距離230kmのトライアスロンコースを、単三型の充電式エボルタで動くエボルタくんで走破するというもの。同コースはトライアスロンの世界大会「アイアンマン」で実際に使用されている。
チャレンジで使用されるエボルタくんには、水泳タイプ、バイクタイプ、マラソンタイプの3種類が用意される。いずれも電源は充電式エボルタ3本を使用し、充電時間以外は休まずに走り続けて、1週間(168時間)以内に同コースを走破する。なお、充電器は同社の無接点充電セット「チャージパッド」を使用する。
エボルタくんの制作に携わったのは、ロボットクリエイターの高橋智隆氏。高橋氏はこれまでにも、2008年のグランドキャニオン登頂、2009年のル・マン24時間耐久走行、2010年の東海道五十三次走破で使用したロボットを制作している。
高橋氏は、今回の挑戦について「チャレンジしがいのある課題をいただいた」と話す一方で、「(去年の東海道五十三次は)500kmを走破した。今回はその約半分の距離なのに、時間が1週間しかない。そのため、夜中もひたすら走り続けなければいけない。2009年のルマン24時間の挑戦を毎日連続でやるような状態」と、過酷なチャレンジであることを指摘した。
成功条件は、約230kmのコースを、1週間(168時間)で走破すること。吉田氏は、制限時間を168時間とした点について「アイアンマンのレースのタイムリミットが17時間。(レースで使用する)ロボットのサイズが人間の1/10なので、その10倍となる170時間としたかったが、あえて厳しくして1週間(168時間)とした」と説明した。高橋氏は「元になっているのはアスリートのタイムですから……」と、厳しい時間制限に苦笑する。
今回の挑戦では、水泳ロボットは3.8km、自転車ロボットは180.2km、マラソンロボットは42.2kmを走行する。高橋氏は3種類を制作するうえで「可愛らしい動きと、チャレンジをクリアする動き」に注意したとのこと。また、水泳用ロボットについては「これまでに(泳ぐロボットを)作ったことがないが、防水を完全したり、サビが出ない素材を使ったり 水の抵抗が受けない形状にするなどで、今の形にたどり着いた」と話した。
発表会には、トライアスロン選手で、スポーツキャスターの白戸太朗氏が登壇。実際にアイアンマンに参加した経験のある白戸氏は、今回のチャレンジについて「我々でも1回2回は思い通りに行かないことが起こる。それをいかに乗り越えていくかが、トライアスロンという競技のポイント。最後まで頑張っていただきたい。私も10月に行なわれるアイアンマンに出場するので、エボルタくんに負けないように頑張りたい」と、エールを送った。
高橋氏は最後に「乗り越えられるような対策を考えて開発してきた。エボルタくんと電池の性能で、最終的には無事に成功させたい」と意気込みを見せた。
なおチャレンジに先立って、9月23日に、神奈川県の大磯ロングビーチで行なわれるファミリートライアスロンにて、エボルタくんの水泳タイプ、自転車タイプ、マラソンタイプが試験走行するという。この試験走行、並びに10月の本番の様子は、同社のウェブサイトで中継される。
同社ではまた、エボルタくん型の急速充電器「K-KJQ20M20W」も、10月21日に発売する。単三の充電式エボルタが2本付属し、充電時にはエボルタくんの目がLEDで光る仕様となる。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5,000円前後。
■パナソニック http://panasonic.co.jp/ ■エボルタワールドチャレンジ ニュースリリース http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn110915-2/jn110915-2.html ■チャレンジ特設ページ http://panasonic.jp/charge/evolta/challenge/2011/ ■充電式エボルタ 製品情報 http://panasonic.jp/drycell/evolta/series/charge/01.html |
セールス・オンデマンドは、米国アイロボット社の「ロボット掃除機アイロボット ルンバ700シリーズ」を10月7日より発売する。本体機能やメンテナンス付属品が異なる3機種を用意する。価格は全てオープンプライス。ハイエンドモデルの「ルンバ780」の直販サイト販売価格は79,800円。
アイロボット社独自の「人工知能 AWARE」と数十のセンサー(センサーの数は未公開)により、室内を検知、自動で掃除を行なうロボット掃除機。700シリーズでは、さまざまな環境下での掃除に素早く対応できるよう「高速応答プロセス iAdapt(アイ・アダプト)」を新たに搭載した。
セールス・オンデマンド 製品企画室 室長 中西良成氏によると、「ルンバを使ったことのない人の多くは、うちは部屋が狭いから、家具が多いからルンバは使えないんじゃないか、ルンバを使って部屋を本当にきれいにできるのか不安に思っている」とし、「iAdaptを搭載した700シリーズは、従来のユーザーが不安に思っていたロボット掃除機への不安を全てクリアできる」と語った。
ルンバ700シリーズでは、人工知能 AWAREが毎秒60回以上行なう状況判断と、数十のセンサーによる検知結果を、高速応答プロセス iAdaptで高速で処理し、本体に搭載されている40以上の行動パターンから最適な動作を選択。これにより、部屋の環境や家具の配置なども考慮して、常に最適な掃除をできるほか、ゴミを残さず除去するために同じところを平均4回掃除するという。掃除時間は6畳程度の部屋で約20分、12畳の約40分、満充電時で最大1時間、約25畳の掃除まで対応する。充電時間は約3時間。
中西氏は700シリーズの進化を「従来のロボットが動きの遅いロボコップだとしたら、700シリーズは鉄腕アトム。まるで人間のように、考えたらそのまま行動に移すことができる」と説明する。なお、ゴミの除去率は、従来機種と同様の99.1%だとする。
これについては、「ゴミの除去率は、ルンバの核となる基本機能でもあるため、従来機種から追求している。そのため、決められたスペースで行なう実験においてのゴミの除去率は、以前と同じ数字となった。700シリーズでは、基本的なゴミの除去率よりもさまざまな環境においても、同様の機能を発揮できるという点を重視した」と、語った。
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| 新たなゴミの吸引システム「NEW3段階クリーニングシステム」を採用 | 本体からダスト容器を外したところ | ダスト容器には0.3μmの微細なゴミを99%以上除去する「ダストカットフィルター」が採用されている |
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| 軽く触れるだけで簡単に操作できる「タッチパネル」を本体表面に備える |
また、より微細なゴミを除去するため、赤外線を使った「ヒカリセンサー」を新たに搭載。綿ボコリのような軽くて、細かいゴミも残さず除去できるという。
使い勝手の面では、家具や障害物へのショックを少なくするために、ルンバ周囲に配置されている「ソフトタッチバンパー」の素材を柔らかいものに変更したほか、赤外線でルンバの動きを制御し、複数の部屋を効率良く掃除できる「ライトハウスモード」機能、ダスト容器がゴミで一杯になるとランプで知らせる「ゴミフルサイン」機能、軽く触れるだけで簡単に操作できる「タッチパネル」機能などを搭載する。
■ スケジュール機能を全機種に搭載
今回、発売する3機種は本体の基本機能は同等で、従来は上位機種だけに搭載されていたスケジュール機能も全機種に搭載する。スケジュール機能とは、ルンバに掃除してほしい時間と曜日をあらかじめ本体に登録しておくことで、決められた時間に自動で掃除を行なうというもの。また、掃除終了後、自動で充電器に戻ってくる「自動充電機能」も全機種に搭載する。
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| スタンダードモデルの「770」、直販サイトでの販売価格は69,800円 | エントリーモデルの「760」、直販サイトでの販売価格は64,800円 |
ハイエンドモデルにあたるルンバ780には、ライトハウスモード、タッチパネル操作を搭載するほか、交換用のフィルターやブラシなどのメンテナンス部品が全種類付属するほか、エントリーモデルの「ルンバ760」はゴミの量を知らせる「ゴミフルサイン」が省略されている点などが、機種間の違いとなる。価格は全てオープンプライス。直販サイトでの販売価格は、スタンダードモデルの「770」が69,800円、エントリーモデルの「760」が64,800円。
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| モデル間の機能の違いをまとめた表 | ルンバの本体付属品。写真は標準タイプ。ハイエンドモデルのルンバ780にには交換用ブラシやフィルターなどがフルセットで付属する |
■ 販売台数は前年比237%増
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| セールス・オンデマンド 取締役 徳丸順一氏 |
セールス・オンデマンド 取締役 徳丸順一氏は、日本におけるルンバの販売台数は前年比237%増で、累計出荷台数35万台を突破したことを発表。背景には、共働き夫婦の増加、高齢化などがあることを指摘した。
最近では、各社から同様の製品が投入されるなど、ロボット掃除機全体の市場もさらに活性化している。会場からはこれら他社製品についての質問が出た。これについて徳丸氏は「他社製品を見るにつけ、ルンバの機能美の素晴らしさを改めて実感している。そもそも、アイロボットのロボットはシングルファンクションを基本としている。ある1つの目的のための最適な形を追求し、その形でこそ、最高の性能を発揮するという信念がある」と語った。
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| 日本国内のロボット掃除機市場は2008年から約5倍に伸びているという | 急成長の要因として共働きの夫婦の増加などを挙げた |
■ ルンバは「家族みたいな存在」
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| 左から家電&インテリアコーディネーターの戸井田園子さん、家電コンシェルジュの神原サリーさん |
会場では家電&インテリアコーディネーターの戸井田園子さんと、家電コンシェルジュの神原サリーさんによるトークショーも行われた。お2人は、かねてからのルンバユーザーであるとし、普段の使い方や新シリーズの印象などがテーマとなった。
戸井田さんは、ルンバを選んだ理由について「掃除が大嫌いだから。仕事をしていることもあって、掃除にかける時間がない。忙しいときやそうでない時でもルンバに頼ってしまう」と話した。
神原さんは、ルンバを「家族みたいな存在」とし、「確かに掃除する前には、室内をある程度片づけなくてはいけないが、私の代わりにルンバがやってくれるんだと思うと、自然にそれくらいはやらなきゃ、という気持ちになる」と語った。
また、新シリーズについては「テーブルの足周りや壁際など、その時掃除している場所によって、素早く動きを変えて掃除してくれる」(戸井田さん)、「前モデルからの進化をはっきり感じる。ブラシの毛質も良くなって、ゴミもより取れるようになった」(神原さん)と語った。
■iRobot
http://www.irobot-jp.com/
■セールス・オンデマンド(日本販売代理店)
http://www.salesondemand.co.jp/
■ルンバ
http://www.irobot-jp.com/index.html
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