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日常あったこと(いわゆる日記)や家電製品の新商品を紹介したいと思います。新商品情報はImpressWatchさんから引用

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発表の目玉はiPad miniだった
10月23日(現地時間)発表


 米Appleは10月23日午前10時(現地時間)、7.9型液晶ディスプレイを搭載したiPad miniをはじめとする新製品を発表した。
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ティム・クックCEO

 米カリフォルニア州サンノゼのカリフォルニアシアターにおいて、ティム・クックCEOと、ワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデントのフィル・シラー氏の2人が登壇し、「iPad mini」のほか、第4世代の「iPad」、13型Retinaディスプレイを搭載した「MacBook Pro」、5mmの薄さを実現した第8世代目にあたる「iMac」、そして、従来製品に比べて2倍の高速化を図った「Mac mini」を発表した。

 製品の具体的な内容は別記事を参照していただき、ここでは発表会の内容についてレポートする。

 発表会が行なわれたカリフォルニアシアターには、開演の2時間前となる午前8時頃にはすでに報道関係者の列ができるという過熱ぶりの中で発表会は幕をあけた。

 iPad miniや13型Retinaディスプレイを搭載したMacBook Proが発表されるのではないかといった情報は事前に流れており、結果としては、ほぼ予想通りの発表内容となったが、それでも、2012年の年初に、「今年はイノベーティブな製品を投入すると宣言したが、その約束通りの製品が投入できたと考えている」というクックCEOの言葉の通り、発表会会場では、参加者の拍手や歓声があがり、いつもの盛り上がりと変わらないものとなった。

 まずクックCEOが示したのが、数々の数字だ。

 すでにリリースでも発表されているiPhone 5が発売直後の週末までに500万台の販売台数に達したことや、10月から発売となったiPod Touchなどの新たなiPodシリーズがすでに300万台を販売したこと、iOS 6を搭載した製品の累計出荷台数が2億台に到達したことを、次々にスクリーン上に数字を映し出しながら、先頃発表した製品が好調な売れ行きを示していることを強調した。

 クックCEOが示した数字は、これ以外にも、クラウド上に保存されているドキュメントの数が1億2,500万に達していること、iMessageでは、3,000億件のメッセージがやりとりされていること、Game Centerでは1億6,000万件のアカウントが登録されていること、さらにShared Photo Streamでは7,000万件の写真が共有されていることなど多岐に渡った。

 また、iOSのアプリケーション数は70万種類に上り、そのうち、iPad向けアプリケーションは27万5,000種類に達していることなどを示したほか、「AppStoreによるアプリケーションの累計ダウンロード数は350億件。開発者に支払った金額は65億ドル」、「Androidにも多くのソフトウェアが登録されているが、タブレットに最適化したアプリケーションの数が少ない。ほとんどがスマートフォン向けのアプリケーションをそのまま利用している。タブレット用ではAppStoreの方が多い」などと語った。

 クックCEOは、講演の随所で、タブレット分野におけるiPadの強みを訴求していたのが印象的だ。
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7.9型液晶ディスプレイを採用したiPad miniiPad mini(左)と第4世代iPadiPadシリーズの価格体系
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背面手に持ったところ卓上に置いたところ

 例えば、iPadで利用できるiBooksでは1,500万冊が用意されており、すでに4億冊がダウンロードされたという実績を発表したほか、このほど、日本語の縦書きに初めて対応したことを公表。「英語では左から右にページをめくるが、日本語の縦書きでは、右から左にページをめくる。これに対応した」と語り、会場を湧かせた。

 また、Fortune 500社の94%がiPadを導入および導入テストを行なっていることや、高校の教科書の80%がiBooks対応となっており、2,500教室でiBooksを実際に導入していることも示した。

 米国の高校で使用される教科書は、高価であり、さらに重厚な装丁となっているため、重たく持ち運びにくいという問題があったが、これがiPadとiBooksによって解決されているというわけだ。

 こうした事例を示しながら、iPadが累計で1億台の出荷に到達したことを初めて明らかにし、その一方で、タブレットの利用で最も多いとされるウェブ利用においては、調査会社の資料をもとにiPadが91%という高いシェアを誇っていることを示した。

 こうした数々のデータを示す中で、第4世代のiPadおよびiPad miniを発表した。iPad miniでは、新たに7.9型の液晶ディスプレイを採用しているが、シラー氏が強調してみせたのは、9.7型を採用した従来からのiPadとの比較ではなく、むしろ、ほぼ同サイズとなるAndroidに多い7型液晶ディスプレイモデルとの差だった。

 シラー氏は、「7型と7.9型はそれほど差がないように見えるだろうが、単純比較しただけでも、iPad miniの方が35%も画面が大きい。そして、ウェブページを表示してみると、Androidでは、タブの部分や、メニューボタンなどがあるため、iPad miniの方が49%も大きくなる。さらに画面を横にしてみると、iPad miniの方が67%も大きくなる」などとした。

 スクリーンには、その差がわかるようにグラフィカルに画面サイズを表示。7.9型を採用したことのメリットとともに、iPad用に開発された既存のソフトがそのまま動作する強みも訴えた。

 iPad miniのキャッチフレーズは「Every inch an iPad」。英語では、「Every inch a ○○」という言い方で、身長は違っても同じ能力をもっていたり、同じ評価をされたりということを指す。日本語では「ミニなのは、サイズだけ。」というキャッチフレーズを使っているが、iPad miniでは、小さくても、iPadの性能は変えていないという点を訴求していく考えを示した。

 PC関連では、13型Retinaディスプレイを採用したMacBook Pro、2倍の高速化を実現したMac mini、ディスプレイ部の薄さを5mmとしたiMacを発表した。

 新たなMacBook Proは、従来の13型MacBook Proよりも20%薄くなり、史上最軽量のMacBook Proになったという。また、409万6,000ピクセルを実現。ほとんどのHD TVよりも高い解像度を達成しているという。ただし、シラー氏は、これを「世界で2番目の高解像度」と表現。「首位は約500万ピクセルを持つMacBook Proの15型Retinaディスプレイモデルがある。競合他社では、15型や17型で、13型のMacBook Proよりも、解像度が低いものも数多い」などと語った。

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13型Retinaディスプレイを搭載したMacBook ProMacBookシリーズの価格体系
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13型Retinaディスプレイを搭載したMacBook Proの内部構造MacBook Pro の13型Retinaディスプレイモデルのインターフェイスなど

 また、Mac miniでは、サーバーモデルとして、新たに1TBのHDDを搭載したモデルを用意。一番小さくて、一番手頃なMacというポジションはそのままに進化を遂げた。

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Mac miniのインターフェイスなどMac miniの内部構造
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価格は599ドル。日本での価格は52,800円からCore i7を搭載した上位モデルは999ドル。日本では68,800円から

 一方、iMacでは、第8世代目への進化を遂げ、最薄部5mmという薄さを実現したのが特徴だ。これを実現するために、摩擦撹拌接合方式を採用。27型ディスプレイモデルと、21.5型ディスプレイモデルを用意している。

 また、iMacでは、128GBのフラッシュストレージと、1TBあるいは3TBのHDDを組み合わせたFusion Driveを新たに提案。よく利用するアプリケーションは自動的にフラッシュストレージ側に格納し、高速起動などを行ない、あまり使わないソフトや、大容量のデータなどはHDDに格納することで、より効率的なストレージ活用を行なえるようにしている。

 クックCEOは、「PC市場全体の成長率が2%に留まっているのに対して、Macは前年同期比15%増という高い成長を維持し、過去6年間に渡り、業界全体を上回る成長を遂げている。顧客満足度も向上し、米国ではナンバーワンのデスクトップマシンになった」と胸を張った。

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21.5型と27型のディスプレイを採用した新たなiMac27型液晶ディスプレイを搭載したiMac27型液晶ディスプレイを搭載したiMacの概要
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21.5型液晶ディスプレイを搭載したiMacの概要初代iMacのデザインをみせながら進化を説明薄さの観点からはこのように進化を遂げてきたという
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新たなiMacを紹介するフィル・シラー上席社長摩擦攪拌接合という手法により、5mmという薄さを実現してみせたiMacの各種インターフェイス
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背面部の各種インターフェイスの様子iMacの背面を開けた中身の様子Apple Online Storeでオプションとして用意されるFusion Drive。HDDとフラッシュストレージの性能を組み合わせた提案だ

 最後に、クックCEOは、2012年に発表した数々の製品にもう一度触れながら、今年1年を総括。今回の新製品にも強い自信をみせた。

 10月26日のWindows 8の発表直前での新製品の発表。そして、Samsungとの係争で敗北したカリフォルニア州連邦地方裁判所から100mも離れないところでの新製品発表としたことからは、対抗陣営に対するAppleの強い意思が感じられるといえよう。


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ついに発表された小さなiPad「iPad mini」
10月23日(現地時間)発表


 米Appleは10月23日(現地時間)、サンノゼ市内にあるCalifornia Theatreで、スペシャルイベントを開催し、7.9型パネルを搭載する「iPad mini」、A6Xを搭載して第4世代にあたる「iPad Retinaディスプレイモデル」などを発表した。イベントの模様は同社Webサイトのほか、iOSデバイス、第2世代以降のApple TVに対してストリーミングによるリアルタイム配信が行なわれた。終了後もAppleのページで視聴できる。

●7.9型パネルを採用した「iPad mini」
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7.9型IPS液晶を搭載する「iPad mini」

 かねてより噂の絶えることはなかった小さなiPadは「iPad mini」として正式に発表された。パネルはIPS液晶の7.9型で、1,024×768ドットの解像度。この解像度は初代およびiPad 2と同等で、アスペクト比も同様に4:3が継承されている。パネルサイズが9.7型から7.9型になっていることで、ピクセル密度は上がって163ppiとなった。本体サイズは、134.7×200×7.2mm(幅×奥行き×高さ)。重量はWi-Fiモデルが308g、Wi-Fi+Cellularモデルが321g。

 プロセッサはA5。世代としてはiPad 2、iPhone 4Sと同じプロセッサを採用するが、クロック速度は非公表。ワイヤレス機能はIEEE 802.11a/b/g/n無線LAN(802.11nは2.4GHz/5GHz)とBluetooth 4.0を搭載する。

 加えて Wi-Fi+Cellularモデルには3GおよびLTEのモバイル通信機能が加わる。同社の日本語サイトには現時点でモデルA1454とモデルA1455の2つが紹介されており、前者はGSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)、UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,900、2,100MHz)、LTE(バンド4および17)。後者はCDMA EV-DO Rev. AおよびRev. B(800、1,900、2,100MHz)、GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)、UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,900、2,100MHz)、LTE(バンド1、3、5、13、25)となっている。

 使用するLTEバンドから想像するに、前者はアメリカ市場向けのAT&T対応製品とみられ、日本市場では後者のみが販売されると推測されるが、正確な情報はAppleおよびキャリアの発表を待つ形になる。SIMはiPhone 5でも採用されたNano-SIM形状。

 カメラ機能は、iSightカメラとなるリアカメラが500万画素。1080pのHDビデオ撮影機能。裏面照射型CMOSセンサーを採用し、F値は2.4。フロント側にあたるFaceTime HDカメラは120万画素、720pのHDビデオ撮影機能を持つ。紹介されているスペック上は、先日発表された第5世代のiPod touchに搭載されるカメラと同等。カメラユニットまで同一かどうかは現時点ではわからない。

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従来のiPadと同様にSmartCoverもオプションとして販売される。カラーは6色

 本体色は「ブラック&スレート」と「ホワイト&シルバー」の2色。従来のiPadは正面の額縁部分のみに黒と白の違いがあり背面は同一だったが、iPad miniではブラック&スレートモデルは背面も黒になっている。インターフェイスは、Lightningコネクタを底面に搭載する。側面のボリュームボタンや消音/画面の向きをロックするスイッチなどは、従来のiPadと同様に配置されているが、本体に合わせた質感など、iPhone 5のそれとよく似たものに変わった。電源のオン/オフボタン、そしてヘッドフォンミニジャックは従来iPadと同様に上部に配置されている。

 バッテリは16.3Whのリチャージャブルリチウムポリマーバッテリ。Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生、オーディオ再生で、最大10時間と発表されている。搭載されるメモリ容量は16GB/32GB/64GB。価格はWi-Fiモデルがそれぞれ、28,800円/36,800円/44,800円。Wi-Fi+Cellularが、39,800円/47,800円/55,800円。

 iPad miniは、Wi-Fiモデルの予約を10月26日から受付け、11月2日より出荷予定。米国の発表ではそれより2週間遅れて、Wi-Fi+Cellularモデルの出荷が開始されるという。日本国内においてCellularモデルを取り扱うキャリアはソフトバンクモバイルとKDDIとなるが、Cellularモデルの予約開始日や出荷日時、料金プラン等は現時点で明らかになっていない。


●第4世代となる「iPad Retinaディスプレイモデル」
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第4世代となる「iPad Retinaディスプレイモデル」。A6XプロセッサとLightningコネクタを採用する。

 今年3月に「新しいiPad」としてリリースされた9.7型のiPadも半年あまりでリニューアルされた。新モデルは第4世代にあたるが「iPad Retinaディスプレイモデル」として発表されている。Retinaの名称通り、9.7型のIPS液晶パネルは2,048×1,536ドットの解像度で264ppi。本体サイズは、185.7×241.2×9.4mm(同)。重量はWi-Fiモデルが652g、Wi-Fi+Cellularモデルが662g。

 新しいiPadこと第3世代との最大の差は搭載するプロセッサ。A5Xに代わってA6Xが搭載される。同社のサイトではクアッドコアグラフィックス搭載デュアルコアA6Xチップとして紹介されている。A5に対してA5XがRetinaディスプレイをドライブするためにグラフィックス機能を強化したプロセッサであったことと同様に、iPhone 5に採用されたA6のグラフィックス機能強化版がA6Xになると思われる。クロックおよび詳細なスペックは非公開だが、Appleはプロセッサ能力、グラフィック能力ともA5X比で2倍と説明している。

 もう1つ、第3世代では30ピンのDockコネクタを採用していたが、「iPad Retinaディスプレイモデル」ではiPhone 5と同様のLightningコネクタを採用した。同社サイトを確認する限り、それ以外の外装部分は第3世代製品と大きな違いはみられない。

 ワイヤレス機能とモバイル通信機能は前述したiPad miniと同等。モデル名称がモデルA1459とモデルA1460とされているが、これも同じように前者がAT&T向け製品と推測される。SIM形状はMicro-SIM。キャリアはソフトバンクモバイルとKDDI。

 カメラ機能もスペック上は前述のiPad miniと同等。バッテリは42.5Whのリチャージャブルリチウムポリマーバッテリ。Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生、オーディオ再生で、最大10時間と発表されている。

 本体色はブラックとホワイトの2色。iPad miniとは異なり、こちらは従来と同様にフロント側のカラーのみが異なり、背面はシルバーで共通。搭載されるメモリ容量は16GB/32GB/64GB。価格はWi-Fiモデルがそれぞれ、42,800円/50,800円/58,800円。Wi-Fi+Cellularが、53,800円/61,800円/69,800円。

 第3世代にあたる「新しいiPad」は、同社のサイトから記載がなくなり事実上のディスコンとなる見通し。iPad 2は販売が継続される模様で、Wi-Fiモデル、Wi-Fi+3Gモデルともに16GBのみがラインナップされる。iPad 2の取り扱いはソフトバンクモバイルのみ。

 iPadに関連しては、iPad製品の累計出荷台数がこの発表の3日前にワールドワイドで1億台を超えたことも発表を行なったティム・クックCEOより明らかにされた。また同社の電子書籍アプリケーション「iBooks」は同日よりアップデートされて、日本語、韓国語、中国語の表記にも対応するという。iBooksにはFacebookやTwitterとの連携機能も追加される。原稿執筆時点ではアプリケーションの更新が行なわれていないため、日本語版の書籍ラインナップなどは明らかになり次第、続報をお届けする。



 米Appleは10月23日(現地時間)にサンノゼ市内でスペシャルイベントを開催した。Retina解像度の13型MacBook Proをはじめとして、最薄部5mmを実現したiMac、そしてMac miniなどのMac製品ラインを更新し、MacProをのぞくすべてのMac製品がIvy Bridge世代へと移行した。イベントの模様は同社Webサイトのほか、iOSデバイス、第2世代以降のApple TVに対してストリーミングによるリアルタイム配信が行なわれた。終了後もAppleのページから視聴することができる。

●Retina解像度の13型MacBook Pro Retinaディスプレイモデルを発表

 2012年6月のWWDC(WorldWide Developers Conference)で発表された15型のMacBook Pro Retinaディスプレイモデルに続いて、13型のRetinaディスプレイモデルがラインナップに加わる。15型と同様に、非RetinaディスプレイのMacBook Proの液晶パネルに対して縦横ともに2倍ドットの2,560×1,600ドット、227ppiの13.3型IPS液晶パネルを搭載した。スケーリング解像度は最大で1,680×1,050ドットまで対応する。

 光学ドライブを廃してProモデルの薄型化を図るという基本的なコンセプトは15型のMacBook Pro Retinaディスプレイモデルと変わらない。搭載するプロセッサはIvy Bridge世代のCore i5 2.5GHz(Turbo Boost時最大3.1GHz)。Apple StoreによるカスタマイズでCore i7 2.9GHz(Turbo Boost時最大3.6GHz)に変更が可能。ただし15型では標準モデル、カスタマイズモデルともにクアッドコアが搭載されているが、13.3型ではいずれもデュアルコアプロセッサとなる。

 搭載メモリは8GBでオンボード。15型に用意されていた16GBへのオプションはなく、13型では全モデルが8GBの設定だ。ストレージはAppleがフラッシュストレージと呼ぶ事実上のSSDで、最小128GBから768GBまでカスタマイズが可能。もう1つ15型との大きな違いはディスクリートGPUを搭載せず、グラフィックス機能にIntel HD Graphics 4000のみを採用する点が挙げられる。

 インターフェイスは、Thunderbolt×2、USB 3.0×2、HDMI出力、SDXCカードスロット、ヘッドフォンジャックなど、左右の配置も含めて15型と同等になる。本体サイズは、314×219×19mm(幅×奥行き×高さ)。仕様によれば15型より1mm厚いことになる。本体重量は1.62kg。74Whのリチウムポリマーバッテリを内蔵し、15型と同じ最大7時間のバッテリ駆動を行なう。

 価格は標準構成の2.5GHz/8GBメモリ/128GBストレージが144,800円。上位モデルは256GBストレージとなって168,800円。上記以外の構成はApple Storeによるカスタマイズとなるが、本体のカスタマイズ要素は前述したCPUのi7化とストレージの増量となる。発表と同時に発売を開始しており、日本では10月24日から購入が可能だ。

 同製品の発表で、ポータブル製品のラインナップは11型、13型の「MacBook Air」、13型、15型で光学式ドライブを内蔵する「MacBook Pro」、そして新たに加わった13型と15型でRetina解像度のディスプレイを搭載する「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」となった。13.3型はすべてのラインナップに共通して存在し、いずれも16:10のパネルを搭載するため、ポータブルのMac製品選びにおける指標の1つになるものと思われる。

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Retinaディスプレイを搭載するMacBook Proが、13型と15型となった15型同様にディスプレイ部分は薄くなった。Airとは異なりキーボード側もフラット2,560×1,600ドット、227ppiの13.3型IPS液晶パネルを搭載する

●最薄部5mmを実現した新世代iMac

 ディスプレイ一体型のiMacは、パネルエッジにあたる最薄部が5mmというより薄型のデザインへとリニューアルされた。発表会のコメントと同社サイトによると、本体容積は最大40%小さくなったという。薄型化の要素として光学式ドライブを廃したことと、一から設計しなおしたというディスプレイにある。液晶自体が前モデルに比べて5mm薄くなったほか、カバーガラスと液晶を密着させるフルラミネーションと呼ばれる加工法を採用した。

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エッジ部分が5mmまで薄くなったiMac

 本体基板は背面の中央部にまとめられる形で、エッジ部分からなだらかに膨らんでいく構造。インターフェイスはThunderbolt×2、USB 3.0×4、Gigabit Ethernet、ヘッドフォン端子、そして従来の側面から移動したSDXCカードスロットを含めて、すべてが背面にまとめられている。プロセッサおよびチップセットがIvy Bridge世代へと移行したことで、USB 3.0が採用されているのも特徴だ。

 従来どおり、21.5型と27型がラインナップされ、標準構成としてそれぞれ2モデルの計4モデルが用意される。

 21.5型はクアッドコアのCore i5 2.7GHz(Turbo Boost使用時最大3.2GHz)とCore i5 2.9GHz(Turbo Boost使用時最大3.6GHz)。標準搭載メモリは8GB、ストレージは1TB(5,400rpm)が標準。ディスクリートGPUは前者がGeForce GT 640Mで後者がGeForce GT 650M。Apple Storeにおけるカスタマイズ要素としては、上位下位ともに16GBメモリに変更できるほか、上位ではプロセッサをCore i7 3.1GHz(Turbo Boost使用時最大3.9GHz)に変更できる。加えてAppleが「Fusion Drive」と呼ぶ、いわゆるSSDとHDDを組み合わせた1TBのストレージへと交換が可能だ。

 27型はクアッドコアのCore i5 2.9GHz(Turbo Boost使用時最大3.6GHz)とCore i5 3.2GHz(Turbo Boost使用時最大3.6GHz)。標準搭載メモリは8GB、ストレージは1TB(7,200rpm)が標準となる。ディスクリートGPUは前者がGeForce GT 660Mで後者がGeForce GTX 675MX。Apple Storeにおけるカスタマイズ要素としては、21.5型と同様にメモリを増量して16GBか32GBの構成が選べる。異なる点は21.5型がAppleによるカスタマイズであるのに対し、27型ではAppleによるカスタマイズのほか、ユーザーがアクセスできる4本のSO-DIMMスロットがあるという点だ。HDDも3TBが選べるほか、1TBまたは3TBのFusion Drive、あるいは768GBのフラッシュストレージの選択ができる。また、上位モデルはディスクリートGPUをGeForce GTX 680MXにすることも可能となっている。

 Fusion Driveは、いわゆるSSDとHDDを組み合わせたハイブリッドドライブに似ているが、SSD部分の容量が128GBと大きいのが特徴だ。運用としては、Intel SRT(Smart Responce Technology)に近いものと想像される。

 21.5型は本体サイズが528×175×450mm(同)で重量は5.68kg。27型は650×203×516mm(同)で重量は9.54kg。

 21.5型の価格は店頭販売される2モデルがそれぞれ108,800円/128,800円。27型はそれぞれ154,800円/168,800円(いずれも税込み)となっている。出荷時期は21.5型が11月、27型が12月を予定する。


●Fusion Driveの選択も可能なMac mini
http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/568/124/6_s.jpg
Ivy Bridge世代にリニューアルされたMac mini

 Mac miniもアーキテクチャがIvy Bridge世代へと置き換わった。元々Mac miniは製品サイクルの長い製品だが、今回は2011年7月以来のモデルチェンジとなる。ポイントはインターフェイスとしてUSB 2.0がUSB 3.0に置き換わった点と、FireWire 800が1ポート残った点だ。背面に集中するインターフェイスはThunderbolt×1、USB 3.0×4、FireWire 800×1、HDMI出力、Gigabit Ethernet、SDXCカードスロット、音声入出力端子となる。

 基本構成は2モデルで、それぞれデュアルコアのCore i5 2.5GHz(Turbo Boost使用時最大3.1GHz)、クアッドコアのCore i7 2.3GHz(Turbo Boost使用時最大3.3GHz)を搭載する。メモリは4GB(2GB×2)が標準で、8GB/16GBへの変更が可能。ユーザーがアクセスできるスロットがあるが、出荷時点で2スロットともに埋まっているため、Apple Storeによるカスタマイズ以外でメモリを増やす場合は、既存のものと交換することになる。

 下位モデルと上位モデルでは標準のストレージが異なり、前者は500GB(5,400rpm)、後者は1TB(5,400rpm)。上位モデルはカスタマイズ要素として、1TBのHDDを265GBのSSDあるいは1TBのFusion Driveに交換することが可能だ。サイトでは256GBをソリッドステートドライブと明記してあるので、ポータブル製品のようにフラッシュストレージと呼ばれるスティック型ではなくドライブとしての形状をもったSSDに換装されるものと推測される。

 iMacは現時点でApple Storeでのカスタマイズが行なえない状態だが、発表と同日出荷となっているMac miniではカスタマイズのシミュレーションが可能だ。上位標準の1TB(5,400rpm)のドライブを1TBのFusion Driveに換装した場合の差額は23,100円となっている。iMacではFusion Driveへの換装が可能な1TBでも7,200rpmのドライブを採用しているため同じ1TBでも差額はやや異なるものと思われるが、おおよその価格差として想像していいだろう。ちなみに256GBのSSDへの換装は27,720円に設定されている。

 Mac miniの価格は下位モデルが52、800円、上位モデルが68,800円。ほかにServer搭載製品として88,800円の製品が用意される。

 この日に発表されたMac製品はいずれもOS X 10.8 Mountain Lionをプリインストールして出荷される。個々の製品については、後日本誌でのレビューを予定している。


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