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米Appleは10月23日午前10時(現地時間)、7.9型液晶ディスプレイを搭載したiPad miniをはじめとする新製品を発表した。
米カリフォルニア州サンノゼのカリフォルニアシアターにおいて、ティム・クックCEOと、ワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデントのフィル・シラー氏の2人が登壇し、「iPad mini」のほか、第4世代の「iPad」、13型Retinaディスプレイを搭載した「MacBook Pro」、5mmの薄さを実現した第8世代目にあたる「iMac」、そして、従来製品に比べて2倍の高速化を図った「Mac mini」を発表した。 製品の具体的な内容は別記事を参照していただき、ここでは発表会の内容についてレポートする。
発表会が行なわれたカリフォルニアシアターには、開演の2時間前となる午前8時頃にはすでに報道関係者の列ができるという過熱ぶりの中で発表会は幕をあけた。 iPad miniや13型Retinaディスプレイを搭載したMacBook Proが発表されるのではないかといった情報は事前に流れており、結果としては、ほぼ予想通りの発表内容となったが、それでも、2012年の年初に、「今年はイノベーティブな製品を投入すると宣言したが、その約束通りの製品が投入できたと考えている」というクックCEOの言葉の通り、発表会会場では、参加者の拍手や歓声があがり、いつもの盛り上がりと変わらないものとなった。 まずクックCEOが示したのが、数々の数字だ。
すでにリリースでも発表されているiPhone 5が発売直後の週末までに500万台の販売台数に達したことや、10月から発売となったiPod Touchなどの新たなiPodシリーズがすでに300万台を販売したこと、iOS 6を搭載した製品の累計出荷台数が2億台に到達したことを、次々にスクリーン上に数字を映し出しながら、先頃発表した製品が好調な売れ行きを示していることを強調した。 クックCEOが示した数字は、これ以外にも、クラウド上に保存されているドキュメントの数が1億2,500万に達していること、iMessageでは、3,000億件のメッセージがやりとりされていること、Game Centerでは1億6,000万件のアカウントが登録されていること、さらにShared Photo Streamでは7,000万件の写真が共有されていることなど多岐に渡った。 また、iOSのアプリケーション数は70万種類に上り、そのうち、iPad向けアプリケーションは27万5,000種類に達していることなどを示したほか、「AppStoreによるアプリケーションの累計ダウンロード数は350億件。開発者に支払った金額は65億ドル」、「Androidにも多くのソフトウェアが登録されているが、タブレットに最適化したアプリケーションの数が少ない。ほとんどがスマートフォン向けのアプリケーションをそのまま利用している。タブレット用ではAppStoreの方が多い」などと語った。 クックCEOは、講演の随所で、タブレット分野におけるiPadの強みを訴求していたのが印象的だ。
例えば、iPadで利用できるiBooksでは1,500万冊が用意されており、すでに4億冊がダウンロードされたという実績を発表したほか、このほど、日本語の縦書きに初めて対応したことを公表。「英語では左から右にページをめくるが、日本語の縦書きでは、右から左にページをめくる。これに対応した」と語り、会場を湧かせた。 また、Fortune 500社の94%がiPadを導入および導入テストを行なっていることや、高校の教科書の80%がiBooks対応となっており、2,500教室でiBooksを実際に導入していることも示した。 米国の高校で使用される教科書は、高価であり、さらに重厚な装丁となっているため、重たく持ち運びにくいという問題があったが、これがiPadとiBooksによって解決されているというわけだ。 こうした事例を示しながら、iPadが累計で1億台の出荷に到達したことを初めて明らかにし、その一方で、タブレットの利用で最も多いとされるウェブ利用においては、調査会社の資料をもとにiPadが91%という高いシェアを誇っていることを示した。 こうした数々のデータを示す中で、第4世代のiPadおよびiPad miniを発表した。iPad miniでは、新たに7.9型の液晶ディスプレイを採用しているが、シラー氏が強調してみせたのは、9.7型を採用した従来からのiPadとの比較ではなく、むしろ、ほぼ同サイズとなるAndroidに多い7型液晶ディスプレイモデルとの差だった。 シラー氏は、「7型と7.9型はそれほど差がないように見えるだろうが、単純比較しただけでも、iPad miniの方が35%も画面が大きい。そして、ウェブページを表示してみると、Androidでは、タブの部分や、メニューボタンなどがあるため、iPad miniの方が49%も大きくなる。さらに画面を横にしてみると、iPad miniの方が67%も大きくなる」などとした。 スクリーンには、その差がわかるようにグラフィカルに画面サイズを表示。7.9型を採用したことのメリットとともに、iPad用に開発された既存のソフトがそのまま動作する強みも訴えた。 iPad miniのキャッチフレーズは「Every inch an iPad」。英語では、「Every inch a ○○」という言い方で、身長は違っても同じ能力をもっていたり、同じ評価をされたりということを指す。日本語では「ミニなのは、サイズだけ。」というキャッチフレーズを使っているが、iPad miniでは、小さくても、iPadの性能は変えていないという点を訴求していく考えを示した。 PC関連では、13型Retinaディスプレイを採用したMacBook Pro、2倍の高速化を実現したMac mini、ディスプレイ部の薄さを5mmとしたiMacを発表した。 新たなMacBook Proは、従来の13型MacBook Proよりも20%薄くなり、史上最軽量のMacBook Proになったという。また、409万6,000ピクセルを実現。ほとんどのHD TVよりも高い解像度を達成しているという。ただし、シラー氏は、これを「世界で2番目の高解像度」と表現。「首位は約500万ピクセルを持つMacBook Proの15型Retinaディスプレイモデルがある。競合他社では、15型や17型で、13型のMacBook Proよりも、解像度が低いものも数多い」などと語った。
また、Mac miniでは、サーバーモデルとして、新たに1TBのHDDを搭載したモデルを用意。一番小さくて、一番手頃なMacというポジションはそのままに進化を遂げた。
一方、iMacでは、第8世代目への進化を遂げ、最薄部5mmという薄さを実現したのが特徴だ。これを実現するために、摩擦撹拌接合方式を採用。27型ディスプレイモデルと、21.5型ディスプレイモデルを用意している。 また、iMacでは、128GBのフラッシュストレージと、1TBあるいは3TBのHDDを組み合わせたFusion Driveを新たに提案。よく利用するアプリケーションは自動的にフラッシュストレージ側に格納し、高速起動などを行ない、あまり使わないソフトや、大容量のデータなどはHDDに格納することで、より効率的なストレージ活用を行なえるようにしている。 クックCEOは、「PC市場全体の成長率が2%に留まっているのに対して、Macは前年同期比15%増という高い成長を維持し、過去6年間に渡り、業界全体を上回る成長を遂げている。顧客満足度も向上し、米国ではナンバーワンのデスクトップマシンになった」と胸を張った。 最後に、クックCEOは、2012年に発表した数々の製品にもう一度触れながら、今年1年を総括。今回の新製品にも強い自信をみせた。
10月26日のWindows 8の発表直前での新製品の発表。そして、Samsungとの係争で敗北したカリフォルニア州連邦地方裁判所から100mも離れないところでの新製品発表としたことからは、対抗陣営に対するAppleの強い意思が感じられるといえよう。 Impress Watch様より
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10月23日(現地時間)発表
米Appleは10月23日(現地時間)、サンノゼ市内にあるCalifornia Theatreで、スペシャルイベントを開催し、7.9型パネルを搭載する「iPad mini」、A6Xを搭載して第4世代にあたる「iPad Retinaディスプレイモデル」などを発表した。イベントの模様は同社Webサイトのほか、iOSデバイス、第2世代以降のApple TVに対してストリーミングによるリアルタイム配信が行なわれた。終了後もAppleのページで視聴できる。 ●7.9型パネルを採用した「iPad mini」
かねてより噂の絶えることはなかった小さなiPadは「iPad mini」として正式に発表された。パネルはIPS液晶の7.9型で、1,024×768ドットの解像度。この解像度は初代およびiPad 2と同等で、アスペクト比も同様に4:3が継承されている。パネルサイズが9.7型から7.9型になっていることで、ピクセル密度は上がって163ppiとなった。本体サイズは、134.7×200×7.2mm(幅×奥行き×高さ)。重量はWi-Fiモデルが308g、Wi-Fi+Cellularモデルが321g。 プロセッサはA5。世代としてはiPad 2、iPhone 4Sと同じプロセッサを採用するが、クロック速度は非公表。ワイヤレス機能はIEEE 802.11a/b/g/n無線LAN(802.11nは2.4GHz/5GHz)とBluetooth 4.0を搭載する。 加えて Wi-Fi+Cellularモデルには3GおよびLTEのモバイル通信機能が加わる。同社の日本語サイトには現時点でモデルA1454とモデルA1455の2つが紹介されており、前者はGSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)、UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,900、2,100MHz)、LTE(バンド4および17)。後者はCDMA EV-DO Rev. AおよびRev. B(800、1,900、2,100MHz)、GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)、UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,900、2,100MHz)、LTE(バンド1、3、5、13、25)となっている。 使用するLTEバンドから想像するに、前者はアメリカ市場向けのAT&T対応製品とみられ、日本市場では後者のみが販売されると推測されるが、正確な情報はAppleおよびキャリアの発表を待つ形になる。SIMはiPhone 5でも採用されたNano-SIM形状。 カメラ機能は、iSightカメラとなるリアカメラが500万画素。1080pのHDビデオ撮影機能。裏面照射型CMOSセンサーを採用し、F値は2.4。フロント側にあたるFaceTime HDカメラは120万画素、720pのHDビデオ撮影機能を持つ。紹介されているスペック上は、先日発表された第5世代のiPod touchに搭載されるカメラと同等。カメラユニットまで同一かどうかは現時点ではわからない。
本体色は「ブラック&スレート」と「ホワイト&シルバー」の2色。従来のiPadは正面の額縁部分のみに黒と白の違いがあり背面は同一だったが、iPad miniではブラック&スレートモデルは背面も黒になっている。インターフェイスは、Lightningコネクタを底面に搭載する。側面のボリュームボタンや消音/画面の向きをロックするスイッチなどは、従来のiPadと同様に配置されているが、本体に合わせた質感など、iPhone 5のそれとよく似たものに変わった。電源のオン/オフボタン、そしてヘッドフォンミニジャックは従来iPadと同様に上部に配置されている。 バッテリは16.3Whのリチャージャブルリチウムポリマーバッテリ。Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生、オーディオ再生で、最大10時間と発表されている。搭載されるメモリ容量は16GB/32GB/64GB。価格はWi-Fiモデルがそれぞれ、28,800円/36,800円/44,800円。Wi-Fi+Cellularが、39,800円/47,800円/55,800円。 iPad miniは、Wi-Fiモデルの予約を10月26日から受付け、11月2日より出荷予定。米国の発表ではそれより2週間遅れて、Wi-Fi+Cellularモデルの出荷が開始されるという。日本国内においてCellularモデルを取り扱うキャリアはソフトバンクモバイルとKDDIとなるが、Cellularモデルの予約開始日や出荷日時、料金プラン等は現時点で明らかになっていない。 ●第4世代となる「iPad Retinaディスプレイモデル」
今年3月に「新しいiPad」としてリリースされた9.7型のiPadも半年あまりでリニューアルされた。新モデルは第4世代にあたるが「iPad Retinaディスプレイモデル」として発表されている。Retinaの名称通り、9.7型のIPS液晶パネルは2,048×1,536ドットの解像度で264ppi。本体サイズは、185.7×241.2×9.4mm(同)。重量はWi-Fiモデルが652g、Wi-Fi+Cellularモデルが662g。 新しいiPadこと第3世代との最大の差は搭載するプロセッサ。A5Xに代わってA6Xが搭載される。同社のサイトではクアッドコアグラフィックス搭載デュアルコアA6Xチップとして紹介されている。A5に対してA5XがRetinaディスプレイをドライブするためにグラフィックス機能を強化したプロセッサであったことと同様に、iPhone 5に採用されたA6のグラフィックス機能強化版がA6Xになると思われる。クロックおよび詳細なスペックは非公開だが、Appleはプロセッサ能力、グラフィック能力ともA5X比で2倍と説明している。 もう1つ、第3世代では30ピンのDockコネクタを採用していたが、「iPad Retinaディスプレイモデル」ではiPhone 5と同様のLightningコネクタを採用した。同社サイトを確認する限り、それ以外の外装部分は第3世代製品と大きな違いはみられない。 ワイヤレス機能とモバイル通信機能は前述したiPad miniと同等。モデル名称がモデルA1459とモデルA1460とされているが、これも同じように前者がAT&T向け製品と推測される。SIM形状はMicro-SIM。キャリアはソフトバンクモバイルとKDDI。 カメラ機能もスペック上は前述のiPad miniと同等。バッテリは42.5Whのリチャージャブルリチウムポリマーバッテリ。Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生、オーディオ再生で、最大10時間と発表されている。 本体色はブラックとホワイトの2色。iPad miniとは異なり、こちらは従来と同様にフロント側のカラーのみが異なり、背面はシルバーで共通。搭載されるメモリ容量は16GB/32GB/64GB。価格はWi-Fiモデルがそれぞれ、42,800円/50,800円/58,800円。Wi-Fi+Cellularが、53,800円/61,800円/69,800円。 第3世代にあたる「新しいiPad」は、同社のサイトから記載がなくなり事実上のディスコンとなる見通し。iPad 2は販売が継続される模様で、Wi-Fiモデル、Wi-Fi+3Gモデルともに16GBのみがラインナップされる。iPad 2の取り扱いはソフトバンクモバイルのみ。 iPadに関連しては、iPad製品の累計出荷台数がこの発表の3日前にワールドワイドで1億台を超えたことも発表を行なったティム・クックCEOより明らかにされた。また同社の電子書籍アプリケーション「iBooks」は同日よりアップデートされて、日本語、韓国語、中国語の表記にも対応するという。iBooksにはFacebookやTwitterとの連携機能も追加される。原稿執筆時点ではアプリケーションの更新が行なわれていないため、日本語版の書籍ラインナップなどは明らかになり次第、続報をお届けする。 □アップルのホームページ http://www.apple.com/jp/ □ニュースリリース(英文) http://www.apple.com/pr/library/2012/10/23Apple-Introduces-iPad-mini.html □製品情報 http://www.apple.com/jp/ipad-mini/overview/ http://www.apple.com/jp/ipad/overview/ Impress Watch様より
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米Appleは10月23日(現地時間)にサンノゼ市内でスペシャルイベントを開催した。Retina解像度の13型MacBook Proをはじめとして、最薄部5mmを実現したiMac、そしてMac miniなどのMac製品ラインを更新し、MacProをのぞくすべてのMac製品がIvy Bridge世代へと移行した。イベントの模様は同社Webサイトのほか、iOSデバイス、第2世代以降のApple TVに対してストリーミングによるリアルタイム配信が行なわれた。終了後もAppleのページから視聴することができる。 ●Retina解像度の13型MacBook Pro Retinaディスプレイモデルを発表2012年6月のWWDC(WorldWide Developers Conference)で発表された15型のMacBook Pro Retinaディスプレイモデルに続いて、13型のRetinaディスプレイモデルがラインナップに加わる。15型と同様に、非RetinaディスプレイのMacBook Proの液晶パネルに対して縦横ともに2倍ドットの2,560×1,600ドット、227ppiの13.3型IPS液晶パネルを搭載した。スケーリング解像度は最大で1,680×1,050ドットまで対応する。 光学ドライブを廃してProモデルの薄型化を図るという基本的なコンセプトは15型のMacBook Pro Retinaディスプレイモデルと変わらない。搭載するプロセッサはIvy Bridge世代のCore i5 2.5GHz(Turbo Boost時最大3.1GHz)。Apple StoreによるカスタマイズでCore i7 2.9GHz(Turbo Boost時最大3.6GHz)に変更が可能。ただし15型では標準モデル、カスタマイズモデルともにクアッドコアが搭載されているが、13.3型ではいずれもデュアルコアプロセッサとなる。 搭載メモリは8GBでオンボード。15型に用意されていた16GBへのオプションはなく、13型では全モデルが8GBの設定だ。ストレージはAppleがフラッシュストレージと呼ぶ事実上のSSDで、最小128GBから768GBまでカスタマイズが可能。もう1つ15型との大きな違いはディスクリートGPUを搭載せず、グラフィックス機能にIntel HD Graphics 4000のみを採用する点が挙げられる。 インターフェイスは、Thunderbolt×2、USB 3.0×2、HDMI出力、SDXCカードスロット、ヘッドフォンジャックなど、左右の配置も含めて15型と同等になる。本体サイズは、314×219×19mm(幅×奥行き×高さ)。仕様によれば15型より1mm厚いことになる。本体重量は1.62kg。74Whのリチウムポリマーバッテリを内蔵し、15型と同じ最大7時間のバッテリ駆動を行なう。 価格は標準構成の2.5GHz/8GBメモリ/128GBストレージが144,800円。上位モデルは256GBストレージとなって168,800円。上記以外の構成はApple Storeによるカスタマイズとなるが、本体のカスタマイズ要素は前述したCPUのi7化とストレージの増量となる。発表と同時に発売を開始しており、日本では10月24日から購入が可能だ。 同製品の発表で、ポータブル製品のラインナップは11型、13型の「MacBook Air」、13型、15型で光学式ドライブを内蔵する「MacBook Pro」、そして新たに加わった13型と15型でRetina解像度のディスプレイを搭載する「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」となった。13.3型はすべてのラインナップに共通して存在し、いずれも16:10のパネルを搭載するため、ポータブルのMac製品選びにおける指標の1つになるものと思われる。
●最薄部5mmを実現した新世代iMac ディスプレイ一体型のiMacは、パネルエッジにあたる最薄部が5mmというより薄型のデザインへとリニューアルされた。発表会のコメントと同社サイトによると、本体容積は最大40%小さくなったという。薄型化の要素として光学式ドライブを廃したことと、一から設計しなおしたというディスプレイにある。液晶自体が前モデルに比べて5mm薄くなったほか、カバーガラスと液晶を密着させるフルラミネーションと呼ばれる加工法を採用した。
本体基板は背面の中央部にまとめられる形で、エッジ部分からなだらかに膨らんでいく構造。インターフェイスはThunderbolt×2、USB 3.0×4、Gigabit Ethernet、ヘッドフォン端子、そして従来の側面から移動したSDXCカードスロットを含めて、すべてが背面にまとめられている。プロセッサおよびチップセットがIvy Bridge世代へと移行したことで、USB 3.0が採用されているのも特徴だ。 従来どおり、21.5型と27型がラインナップされ、標準構成としてそれぞれ2モデルの計4モデルが用意される。
21.5型はクアッドコアのCore i5 2.7GHz(Turbo Boost使用時最大3.2GHz)とCore i5 2.9GHz(Turbo Boost使用時最大3.6GHz)。標準搭載メモリは8GB、ストレージは1TB(5,400rpm)が標準。ディスクリートGPUは前者がGeForce GT 640Mで後者がGeForce GT 650M。Apple Storeにおけるカスタマイズ要素としては、上位下位ともに16GBメモリに変更できるほか、上位ではプロセッサをCore i7 3.1GHz(Turbo Boost使用時最大3.9GHz)に変更できる。加えてAppleが「Fusion Drive」と呼ぶ、いわゆるSSDとHDDを組み合わせた1TBのストレージへと交換が可能だ。 27型はクアッドコアのCore i5 2.9GHz(Turbo Boost使用時最大3.6GHz)とCore i5 3.2GHz(Turbo Boost使用時最大3.6GHz)。標準搭載メモリは8GB、ストレージは1TB(7,200rpm)が標準となる。ディスクリートGPUは前者がGeForce GT 660Mで後者がGeForce GTX 675MX。Apple Storeにおけるカスタマイズ要素としては、21.5型と同様にメモリを増量して16GBか32GBの構成が選べる。異なる点は21.5型がAppleによるカスタマイズであるのに対し、27型ではAppleによるカスタマイズのほか、ユーザーがアクセスできる4本のSO-DIMMスロットがあるという点だ。HDDも3TBが選べるほか、1TBまたは3TBのFusion Drive、あるいは768GBのフラッシュストレージの選択ができる。また、上位モデルはディスクリートGPUをGeForce GTX 680MXにすることも可能となっている。 Fusion Driveは、いわゆるSSDとHDDを組み合わせたハイブリッドドライブに似ているが、SSD部分の容量が128GBと大きいのが特徴だ。運用としては、Intel SRT(Smart Responce Technology)に近いものと想像される。 21.5型は本体サイズが528×175×450mm(同)で重量は5.68kg。27型は650×203×516mm(同)で重量は9.54kg。
21.5型の価格は店頭販売される2モデルがそれぞれ108,800円/128,800円。27型はそれぞれ154,800円/168,800円(いずれも税込み)となっている。出荷時期は21.5型が11月、27型が12月を予定する。 ●Fusion Driveの選択も可能なMac mini
Mac miniもアーキテクチャがIvy Bridge世代へと置き換わった。元々Mac miniは製品サイクルの長い製品だが、今回は2011年7月以来のモデルチェンジとなる。ポイントはインターフェイスとしてUSB 2.0がUSB 3.0に置き換わった点と、FireWire 800が1ポート残った点だ。背面に集中するインターフェイスはThunderbolt×1、USB 3.0×4、FireWire 800×1、HDMI出力、Gigabit Ethernet、SDXCカードスロット、音声入出力端子となる。 基本構成は2モデルで、それぞれデュアルコアのCore i5 2.5GHz(Turbo Boost使用時最大3.1GHz)、クアッドコアのCore i7 2.3GHz(Turbo Boost使用時最大3.3GHz)を搭載する。メモリは4GB(2GB×2)が標準で、8GB/16GBへの変更が可能。ユーザーがアクセスできるスロットがあるが、出荷時点で2スロットともに埋まっているため、Apple Storeによるカスタマイズ以外でメモリを増やす場合は、既存のものと交換することになる。 下位モデルと上位モデルでは標準のストレージが異なり、前者は500GB(5,400rpm)、後者は1TB(5,400rpm)。上位モデルはカスタマイズ要素として、1TBのHDDを265GBのSSDあるいは1TBのFusion Driveに交換することが可能だ。サイトでは256GBをソリッドステートドライブと明記してあるので、ポータブル製品のようにフラッシュストレージと呼ばれるスティック型ではなくドライブとしての形状をもったSSDに換装されるものと推測される。 iMacは現時点でApple Storeでのカスタマイズが行なえない状態だが、発表と同日出荷となっているMac miniではカスタマイズのシミュレーションが可能だ。上位標準の1TB(5,400rpm)のドライブを1TBのFusion Driveに換装した場合の差額は23,100円となっている。iMacではFusion Driveへの換装が可能な1TBでも7,200rpmのドライブを採用しているため同じ1TBでも差額はやや異なるものと思われるが、おおよその価格差として想像していいだろう。ちなみに256GBのSSDへの換装は27,720円に設定されている。 Mac miniの価格は下位モデルが52、800円、上位モデルが68,800円。ほかにServer搭載製品として88,800円の製品が用意される。 この日に発表されたMac製品はいずれもOS X 10.8 Mountain Lionをプリインストールして出荷される。個々の製品については、後日本誌でのレビューを予定している。 Impress Watch様より
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東芝は、クラウド情報を組み合わせ、録画番組のシーン検索などが可能な液晶テレビ「REGZA Jシリーズ」を10月下旬より順次発売する。32型〜65型までの4モデルを用意し、価格はオープンプライス。発売時期と店頭予想価格は、32型「32J7」10月下旬で75,000円前後、40型「40J7」が10月下旬で11万円前後、50型「50J7」が11月上旬で23万円前後、65型「65J7」が12月中旬で37万円前後。
いずれも1,920×1,080ドット/フルHDの液晶テレビ。32型以上の3モデルでは、120Hzの倍速駆動「倍速・モーションクリア」を搭載。バックライトはエッジ型のLEDで、映像エンジンは「レグザエンジンCEVO」。3次元フレーム超解像を備えた「レゾリューションプラス7」などの高画質化技術を搭載する。
同時に発表された上位シリーズ「REGZA Z7」との違いは本体デザインのほか、タイムシフトマシン(地デジ6番組同時録画)を搭載しないこと。またJ7シリーズは3D非対応のほか、液晶パネルの種類も異なっている(Z7シリーズは反射を抑えたアドバンストクリアパネルを採用)。
本体のデザインは、従来のREGZAシリーズから引き続き「ミニマル」をコンセプトとしながら、クラウド(雲)の浮遊感を取り入れたとのこと。シルバーのアルミ素材の質感を生かしながら、下部のアルミが画面を支持し、画面が宙に浮いているように見えるようデザインしたという。
■ クラウド連携で見たい“シーン”を発見
上位シリーズの「REGZA Z7」と異なり、6番組地デジ同時録画の「タイムシフトマシン」は備えていないが、地上デジタル3系統、BS/110度CSデジタル2系統のデジタルチューナを搭載。別売USB HDDへの録画が可能となっている。
東芝のクラウドサービス「TimeOn」と連携し、取得した番組データを元に、録画番組のシーン検索や人気番組/シーンを見つけやすくするなど、録画番組を活用した新しい視聴スタイルを提案。ネットワークを経由して取得した番組のメタデータを元に、番組内の任意のシーンだけを検索できる「みどころシーン再生」に対応する。
検索にヒットしたシーンはリスト表示され、シーンをリモコンで選ぶだけで再生開始する「シーンドンピシャ再生」が可能。好きなアーティストの名前などのキーワードで検索すると、複数の録画済み番組から該当シーンを抽出。番組名や概要をプレビュー付のシーン一覧で表示し、関連するシーンの頭出しが出来る。
例えば、「パンダ」で検索すれば、全ての録画番組からパンダ関連のシーンを抽出して、そのシーンだけをすぐに視聴できる。Yahoo! の検索急上昇ワードを表示し、シーン検索する機能も装備する。
番組のシーンデータは、パートナー企業が制作し、東京、東海、大阪地域のテレビ放送や、キー局の番組のデータが生成される。この情報は手入力で編集、作成されているため、番組終了後数時間で利用可能になる。また、「いま最も見られているシーン」を抽出して、トップ30を表示する機能も'13年3月下旬に追加予定。'13年1月下旬には「友人からのおすすめ」を追加する。
リモコンには「気になる! 」ボタンを装備。録画番組視聴中にこのボタンを押すと、シーンのリスト(タグリスト)を右側に表示し、すぐにそのシーンを再生開始できる。また、視聴中に気になったシーンを「気になる! 」ボタンで登録し、あとで「みどころシーン再生」の「気になるチェック」から再生できる('13年1月下旬開始予定)。
録画機能では、'13年1月下旬のアップデートにより、「おまかせ録画」に対応。指定したキーワードに関連した番組を自動録画し、おまかせ録画された番組はフォルダにまとめて整理される。
録画した番組はDTCP-IP/DLNAサーバー「レグザリンク・シェア」に対応し、ホームネットワーク内の対応機器で視聴可能となる(タブレット/スマートフォンへの配信は非対応)。DLNA(DMP/DMR/DMS)に対応する。
■ クラウドメニューでタブレットを連携。もっとTVも
Ethernetや無線LANを搭載。ネットワーク関連機能は新UIの「クラウドメニュー」に集約しており、VOD(ビデオ・オンデマンド)やカレンダー、メッセージなどの機能をTV上で利用できる。
VODサービスは、アクトビラ、TSUTAYA TV、ひかりTV、T's TV、スカパー! オンデマンド、U-NEXTなどのほか、新たに電通と民放キー局による見逃し番組サービス「もっとTV」に対応。リモコンにももっとTV用ボタンを備えている。YouTubeにも対応する。
写真を友人や離れた場所の家族と共有できる「クラウドアルバム」や、離れた場所の両親などとメッセージのやり取りができるという「伝言ボード」、日常の予定や番組予約状況が確認できる「カレンダーサービス」などの機能を搭載する。
クラウドメニューの各機能をタブレットから利用可能にするAndroidアプリ「RZクラウド」もGoogle Playで10月下旬に提供予定。テレビを見ながら、タブレットをセカンドスクリーンとしてクラウドメニューを使った操作が行なえる。また、クラウドアルバムや伝言ボード、カレンダーサービスなどの機能もタブレットから利用できる。対応OSは、Android 4.0以上。
また、タブレットからの録画予約が可能なAndroidアプリ「RZ番組ナビ」も提供。テレビを見ながらREGZA J7の操作や録画予約がタブレットから行なえる。番組表からだけでなく、録画ランキングからの録画にも対応する。対応OSはAndroid 3.1以上で、11月上旬よりGoogle Playで配信予定。
■ 画質、音質も強化
Z7シリーズと同様に、映像エンジンは「レグザエンジンCEVO」を搭載し、レゾリューションプラス7などに対応。室内環境に合わせ、最適な画質に自動調整する「おまかせドンピシャ高画質」は、新たに、背景の色(壁紙・カーテンの色など)に合わせて画質を自動調整する機能を搭載した。
画質面では「色画質」、「ノイズ低減」に着目し、ALLクロマフォーマット4:4:4処理(YUV 4:4:4)や3つの新シーン適応高画質処理、パンニング検出対応3次元NRなどを導入。また、アニメ/ゴルフ/ゲームに対応した「コンテンツモード」も新搭載。アニメはレトロアニメ、デジタルアニメ(放送)、デジタルアニメ(ブルーレイ)が選択可能となった。
ゴルフモードは画質の最適化とともに、タイムシフトマシンの「おまかせ」でゴルフ番組の検索やシーン呼び出しにも対応。ゲームについては、ノーマル/モニター/レトロの3種類のコンテンツモードを用意し、コンテンツにあわせて適用可能とした。さらに補間フレーム生成を行ないながら低遅延を実現する「ゲームスムーズモード」を追加している。
スピーカーは、新開発の25×80mmフルレンジ(65J5は35×75mmフルレンジ)で、低域の量感や質感を改善した。自社開発の音響補正技術「レグザ サウンド イコライザー」も搭載。FIRフィルタによる周波数軸補正や時間軸補正を行ない、インパルス応答を改善し、ギターやドラムのアタック音を忠実に再現する。また、スピーカーの前面空間の測定データとそこから抽出されたデータを時間軸解析することで、聴覚心理に基づいたサウンド補正を実施。ピーク成分を打ち消し、リスニングエリアの広い、心地良い音を再現できるという。
入力端子はHDMI×3、コンポジット×1。光デジタル音声出力×1やヘッドフォン出力も装備、USB×2(録画HDD用、汎用)、Ethernetを装備する。
消費電力は65型が未定、50型144W(待機時0.15W)、40型が111W(同0.15W)、32型が81W(同0.15W)。年間消費電力量は65型が未定、50型が106kWh/年、40型が98kWh/年、32型が75kWh/年。外形寸法/重量は65型が147×35.7×92.9cm(幅×奥行き×高さ)/未定、50型112.8×23×72.6cm(同)/22.5kg、40型が92.1×18.1×60cm(同)/12kg、32型が73.3×16.8×49.4cm(同)/8kg。 □東芝 http://www.toshiba.co.jp/ □ニュースリリース(REGZA J7) http://www.toshiba.co.jp/about/press/2012_09/pr_j2704.htm □ニュースリリース(TimeOn) http://www.toshiba.co.jp/about/press/2012_09/pr_j2701.htm □製品情報(J7) http://www.toshiba.co.jp/regza/lineup/j7/index_j.htm Impress Watch様より
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シャープは、洗濯から乾燥までの工程時間が“業界No.1”のドラム式洗濯乾燥機「プラズマクラスター洗濯機 ES-V530」を1月19日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は20万円前後。
衣類の消臭・空間の除菌効果がある同社独自の「高濃度プラズマクラスター」を搭載したドラム式洗濯乾燥機の新モデル。従来の約2倍の風を槽内に集中的に送り込む「エアターボエンジン」を新たに搭載し、6kg洗濯〜乾燥時の工程時間を135分とした点が特徴。同社によると、これは“業界No.1”に当たるという。
シャープの洗濯乾燥機では、穴がない洗濯槽「穴なし槽」を採用しているが、穴なし槽は熱が逃げにくい性質のため、槽内の温度を短時間で上昇させることができるという。新製品ではこの構造を活かし、ドラムの後方中央部から大量の風を送風する「エアターボエンジン」を搭載。洗浄、脱水、乾燥の工程において風を効果的に活用することにより、工程時間を短縮できたという。
そのほか、家族3人分の1日分の洗濯物の量に当たる約2kgの衣類を、約55分で洗濯から乾燥まで仕上げる「毎日洗乾コース」も搭載する。
洗浄力については、ドラム表面の凹凸を使って汚れを浮かしだす「もみ洗い」、衣類をドラム上方からたたきつけるようにして汚れを落とす「たたき洗い」、高速回転によって衣類をドラム側面に押しつけるようにして洗う「遠心押し洗い」の3つの洗浄法を組み合わせた「トリプル洗浄」を採用。
綿や化繊などの布質を見分ける「布ピタセンサー」と、衣類の量を見分ける「布量センサー」によって、洗濯時間を自動でコントロールする機能も備える。綿100%の衣類10kgを洗濯した場合の洗濯時間は最短36分。
省エネ性では、大量の風邪で衣類の水分を蒸発させて乾燥する「節電乾燥モード」を新たに搭載する。ヒーターの熱だけに頼らないため、電気代を約30%低減できるという。約2kgの衣類を、約55分で洗濯から乾燥まで仕上げる「毎日洗乾コース」において、節電乾燥モードを選択した場合、電気代は約11円で、乾燥時間は約180分となる。
プラズマクラスターイオン機能では、1立方cmあたりのイオン濃度が約7,000の「高濃度プラズマクラスター7000」を搭載。水洗いしにくい衣類を水に付けずに消臭できる「消臭・除菌コース」を備える。エアターボエンジンによる風の力で、より効率的にドラム内をイオンで満たすことができるようになり、ドラム内のイオン濃度は従来より約15%アップし、約5分間で素早い消臭ができるという。
また、運転終了後に、洗面所や脱衣所など洗濯機の設置空間にイオンを放出し、浮遊するカビ菌を分解・除去する機能も備える。適用床面積は約2畳相当で、約2時間半で自動停止する。
本体サイズは640×729×1,114mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は72kg。左開きと右開きの2タイプ用意される。本体カラーはゴールド系とシルバー系の2色。 |





