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【100831 The Daily NNA中国総合版
強制執行 /中国での債権回収実務(第30回) /韓晏元律師】 【1】強制執行の場面 ■ 勝訴の判決、仲裁裁決を受けたにもかかわらず、 敗訴側が判決、仲裁判断に定められた 債務者の履行期間までに 所定の義務を履行しない場合 ↓ 一審判決をくだした裁判所 or 被執行資産所在地の裁判所に対し、 強制執行の申し立て 【2】強制執行の申立期間 債務者の履行期間終了日から2年以内 【3】プロセス ①勝訴側からの強制執行の申し立て ↓ ②裁判所・・・敗訴側に対し、所定の期間に執行する通知を書面で送付[書面通知] ・・・(場合によっては、敗訴者による資産移転を回避するため) 資産の差し押さえ (銀行口座、土地、建物、機械設備等) | 日常、 取引相手の 銀行口座番号、 不動産に係る権利証書、 動産の取得状況 等の資産状況を把握しておく必要あり 【4】差し押さえ資産の換価 ①資産評価機関による資産評価 ②裁判所・・・資産評価結果の80%を下回らない価格で 競売価格を確定、競売機関の選定⇒資産の競売を依頼 ③競売公告 ●動 産 ・・・競売開始の7日前まで ●不動産、その他の資産・・・競売開始の15日前まで ④競 売 ★競 売・・・最大3回まで ★裁判所による任意売却・・・債権者が3回目の最低競売価格で競売物を引き 取ることに同意しない場合 ↓ 競売、任意売却で得られた金員は、 勝訴側に支払 ⑤ 任意売却の公告日から60日を超えても 購入者が現れず、 かつ 勝訴側が3回目の最低競売価格で 競売物を引き取ることに同意しない場合、 裁判所は 競売物の差し押さえを解除し、 これを敗訴者に返却 【5】強制執行・申立費用 ★ 強制執行・申立費用・・・執行金額に応じて変動 ★ 最終的には、敗訴者が負担 |
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