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080510、映画『グリーンマイル』がテレビで放映された。
テレビ放映版を観るのは、これで3度目ほど・・・
この映画は、
本当にやるせない・・・というか、深く考えさせられる。
幼児2名の(強姦=被害者の父親がレイプと言っていた)殺人が発生・・・
『神が遣わした奇蹟』がこの殺された幼児を救うことができず、泣き叫んでいるところを
保安官に逮捕される。
陪審で、電気イスを用いた死刑評決がくだされ、
じき、死刑が執行される。
(米国では、現在でも、死刑の公開執行???)
でも、現実には、冤罪事件・・・
★『神が遣わした奇蹟』が黒人ということによる人種差別
(時代背景[1930年代?]頃)
(保安官に逮捕された際、保安官につばきを吐きかけられる)
★冤罪を生んだ捜査、被告人保護、陪審裁判のありかた
★電気イスという死刑執行方法の残虐性
★刑務所における囚人に対する非人道的な扱い(一部の、心無い看守の存在)
★どの国、どの時代にもあるのかもしれないが、コネ採用、腫れ物の存在。そういう人物に限って、ヒューマニティーがなく、特別権力関係すらきかない・・・
★そして、何よりも、冤罪事件であることがわかっていながら、陪審評決がくだされた以上、覆すことができない制度的欠陥・・・再審制度等・・・
↓
現在は、そんなことはないのだろうが・・・
冤罪であることがわかっていながら
死刑を執行せざるを得ない・・・
というところは、本当にやるせない・・・
なんとかならなかったのか・・・
映画では、主役のトムハンクスが、逃亡幇助をけしかけていたが・・・『神が遣わした奇蹟』は、この世の中の現状に疲れ果て、女の子を救うことができなかったことに、自ら責任を感じ、死刑を受け容れていた・・・達観していた・・・
看守たちと『神が遣わした奇蹟』との友情、信頼関係・・・
それだけに、冤罪なのに死刑を執行せざるを得なかったこと・・・その場面に立場的に立ち会わなければならなかったこと・・・冤罪から『神が遣わした奇蹟』を救い出すことができなかったこと・・・に対する苦しみ、悲しみ・・・
将来、また、グリーンマイルを観る機会があるかもしれないが、また、異なった見方、感動を味わえるかもしれない。
本当に、深い、考えさせられる・・・でも、よい映画だと思う。
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