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公団住宅(団地)の財産

公団住宅(団地)の財産

 住宅公団が昭和43年程度に建てた団地は、いまやエレベーターがない、老朽化、
入居者の高齢化で立て替えを待つ空き家の棟もあり、夜はまっくらで不気味です。

 しばらく使う予定の棟は外壁を塗り替えてもらい、道一本隔てて古いままに
残されているものとは対照的です。

 2住戸に1個階段があるというのも良いアイデアだったけれど、
階段を上れなくなるという気づきがなかったのだね。
角階段毎にエレベーターを付ける余裕なぞあるはずもなく…
つけたとしてもそれを5階建てとして10家族でメンテ代
月に7万円? なんて払えないでしょう。

 解体して立て替えて高層の賃貸マンションへ、マンション業者への売却し分譲マンションへ
など徐々に変化は生まれています。

 間取りは狭い、エレベーターは付けにくい、自転車置場はひと家族に1台程度しか想定して無く
自転車があふれている… など後年からジャッジするとなかなか点は辛くなりそうですが、
ひとつ財産があります。

 それは、40年間でのびのび育った植栽、樹木です。
けやき、さくら、くすなど今では大木となりお金を積んでもすぐには実現できない
財産となっています。

 最近の景気が回復しているせいか、住宅地として里山が造成されはげやまになっていますが、
同じ様な状況から40年経てばこれだけ樹木も育ってくれるというのは驚きです。

 当時の公団の担当者が描いたのは、アメリカの芝生のある住宅だったのでしょう。
いまでも芝刈りをしてそれに近く整備されています。

 はたからみると、緑地部分が広いので維持管理費は膨大にかかっていることでしょう。
芝刈り、清掃とたいへんなことと思います。

 入居者も高齢化が進み、家賃も多くは請求されていないことでしょう。
高齢化社会の問題はこんなところにもあるようです。

 財産としてもうひとつあります。
いろいろな植物が植えられ、育てられているのです。
家の近くの団地で見られるもの。

アカンサス
ギリシャ建築の柱上部にある葉っぱの飾りのモチーフ。
常緑で冬でもみずみずしい濃緑色。確かにこれを見たら生命力があり
あやかりたいと思う。
これが団地のはしっこに生えているのです。
http://had0.big.ous.ac.jp/~hada/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/acanthaceae/acantha/acanthus.htm

ハギ
万葉の植物園? で見た記憶がありますが、これも団地内に一株ありました。
秋の花で小花で美しい。 友達の名にあった、萩原というのは
これが一面に咲いているのか…と想像しました。
冬になると根本からばっさり、切られてしまうのだけれど翌春に
徐々に延びて再び秋には咲くとは、大した生命力だ。

カキツバタ
愛好家の方が水鉢を10個ほど並べています。今年ももうすぐ見られるでしょう。

おしろい花が一面に咲いているなんて、植物園ではやらないでしょうね。
フォーオクロックの洋名のとおり、夕方に咲きほのかな香りを漂わせます。

子どもの頃に家のそばで咲いていた花に大人になってから出会うと
うれしい気持ちがします。

団地の中を散歩していると、植物園に行ったかのようにいろいろな花に出会えます。

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