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地域冷暖房に関して熟知している訳ではないけれど、デメリットが多いのではないかと想像しました。
高齢者施設の改修から考えると、給湯をステンレスで作っても配管には曲がりがあり、その部分で流れが渦を巻き経年劣化によって、10〜20年でピンホール(小さな穴)が開いて漏水に到り設備更新が必要となると思われます。
地域冷暖房のマンションを2000年に検討したとき、ガス代の基本料金が6000円とのことでした。夏場でも最低6000円かかるのだから、高めと思いました。
家族4人の我が家では、8月はシャワーなので、2700円程度です。冬場で、8000〜9000円となっています。
ランニングも高く、イニシャルコストもかかり、熱の伝達時にロスもあり、改修用が発生するリスクがある…
それを考えると、どうなのでしょう。
ごみの焼却所の熱がただのように使えるならまだしも。
7月ニューヨークで老朽化した蒸気配管が爆発したとありましたが、それまで改修しないでもったのなら、それはそれで、長持ちしているのですね。 ??
熱いものを配送するよりも、都市ガスを配送した方が、配管材に負担は少ないでしょう。必要な箇所で燃焼させてお湯を作って、すぐそばで使う方が効率的。
■余談1
高齢者施設ではオフィスビル、住宅よりもお湯の利用が多く、更新までの期間が短いと聞きます。
そのため最近では、浴室を除いて、洗面、流しなどは電気温水器をカウンター、流し下に設置しています。
これにより配管も水だけですみ、給湯管の範囲も少なくなります。
浴室と厨房の給湯なら、壁掛けの給湯器で済み、ボイラー室が不要になります。
ボイラー室では、メンテ・交換を考え、ボイラー2台、貯湯槽も2台最低必要になります。
100人程度の高齢者施設では6*6mのスペースが必要でした。灯油やガスが熱源で、1階に置く場合は、煙突が必要になり、建物の中に組み込み、屋上から煙突が頭を出します。
屋上面から2mほど出ているだけなので、遠目には煙突があることはわかりにくいでしょう。黒い煙なども出ないし。
ボイラーを屋上に置くこともあります。この場合煙突は不要。ただし上に重たいものが載るので、構造的には不利。
ボイラー類は故障しやすく、施主からクレームが来たりします。その点、壁掛け給湯器ならだめなら、とりかえても驚くほどの費用は発生しない。
鉄人28号のようなボイラー、貯湯槽を取り替えるとなったら、量産品でないし、高価なのではないかと心配。
■余談2
小学6年時に住んでいたマンションは新築だったが、電気温水器で、追焚きがなかった。湯船のお湯は昇温できないし、シャワーも使っているうちに使い切ったらぬるくなり、情けない気分だった。
高齢者施設の一般浴(大風呂)、個別浴(ひとり用の風呂)には、追焚きは必要だと思う。温度が下がって差し湯してもなかなか暖まらない。
やけどをしないように、熱いお湯は出さないのだから当然だ。
個別浴には家庭用の追焚きを付けるのがミソだ。
これがあれば、スイッチひとつで沸く。あまり気づかれていないように見受ける。
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