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「マイルス・デイビス」この人のような革新的な音楽家は他に存在しない。
ROCK・POPの最高のアーチストがビートルズとするならば、JAZZ界の最高のアーチストは間違
いなくマイルスなのである。
TOPの位置にいても、常に違う方向へ方向変換を考えているその探究心はミュージシャンの鏡といって
いいと思う。少なくとも僕はそう思っている。
実は僕は完全プロ志向であった為、好きな音楽ばかり聴いていてはいけないと思い、高校の頃はロックよ
りもJAZZ系の方をよく聞いていた。
最初は勉強のつもりで聞いていたが、次第にその手が好きになって行き、型にはまったHM系や国内フィ
ージョン系よりも、よりインプロビゼーション色の濃いサウンドに深くのめり込んだ。
ちなみに、その頃よく聞いていたのが「リターン・トゥ・フォーエバー」「マハビシュヌ・オーケスト
ラ」そして「ウエザー・リポート」だった。
そして、それらのグループの主力メンバーであるチック・コリア、ジョン・マクラフリン、レニー・ホワ
イト、ドン・アライアス、ウェイン・ショーター、ジョー・ザヴィヌルといったフィージョン界のTOP
のアーチストが、すべてマイルスのバンドに在籍していたことを知り(ずいぶん後だったが・・)早速聞
いたのが、あの名盤中の名盤である「ビッチェズ・ブリュー」だった。
とにかく、このアルバムをまだ聞いたことのない方は、今すぐCDショップにて入手して聞いて欲しい!
ぶっ飛びます!
まずリズム面が凄い!!
基本的に、ドラマー2人とパーカッション2人を起用し、しかも16ビートを中心にして、多彩なリズムを
積み重ねている。今までJAZZでこのように16ビートをガンガン打ち出しているアルバムがあったで
あろうか?(あったらゴメンナサイ)意外とファンクからの影響も強いように思えるが・・。
それからこのアルバムでもっとも革新的と言われているサウンド面であるが、革新的と言われている理由
は、「史上初のジャズとロックを融合したアルバム」であった点であると思う。
マイルスはこの頃、非常にROCK寄りのアプローチをしており、自身のバンドのギタリストにジミ・ヘ
ンドリクスを本気で起用しようとしていたというのもうなずけるサウンドです。
事実、このアルバムはアンダーグラウンドのROCK系ミュージシャンに支持されて、ゴールドディスク
を獲得しました。
27分に及ぶ「ビッチェズ・ブリュー」を筆頭に、どの曲も10分を超える大作となっている。
唯一「ジョン・マクラフリン」のみ5分未満だが、これは、「ビッチェズ・ブリュー」があまりに長いた
め、プロデューサーが一部を切り取り、単体の楽曲として独立させたものである。
メンバーは、新ドラマーとなるジャック・ディジョネットや、リターン・トゥ・フォーエヴァーでも知ら
れるレニー・ホワイト、後にジャコ・パストリアスと活動するドン・アライアス等も加えた、大編成とな
っている。後のフュージョン・シーンで活躍する名プレイヤー達が群雄割拠した作品とも言える。
繰り返し言いますが、まだマイルスを聞いたことがない方はすぐに聞いてください。
おすすめはこの「ビッチェズ・ブリュー」です。
その他にも「マイルス・イン・ザ・スカイ」「イン・ア・サイレント・ウェイ」といったアルバムが好き
なのですが、別の機会にご紹介します。
まさしくKING OF JAZZのサウンドです!
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