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昨年、来日公演がキャンセルされて、世間を騒がせたレッド・ホット・チリ・ペッパーズである。
正直、ミクスチャー系は僕の守備範囲ではないのだが、これだけの人気があるバンドに関しては、やはり無視はできないので、アルバム何枚か聴いてみました。
率直な僕の感想、所見をお話したいと思います。
まず最初に、メンバーの年代に関してですが、主力は61年生まれと、意外と僕と同じくらいかやや上の世代だということに驚いた。
バンド結成が1983年であるから、まあメンバーの年代的にはそんなもんかなと・・。
そして、アンダーグラウンドの時代が長かったということであるが、確かに80年代では彼らのサウンド
は厳しかったかもしれない。
決して、最初から売れたグループではなかったのである。
そう、売れるまで10年はかかっているのだ。
まず、この辺のバンド活動にこだわる姿勢は、日本のインディーズの人達には見習ってもらいたいものです。
次に、サウンドに関してですが、何といってもサウンドの要は、やはりフリーのベースであろう。
かなり小柄な人らしいが、相当な握力がありそうなベースである。
そして、かなりのハイテクである。
メタル系ではベースがハイテクのグループは過去にいくつか存在しているが、この手でベースがハイテクのグループは珍しい、というか完全に掟破りである。
彼のベースにより、バンドにいい意味ファンキーなグルーブ感をもたらすだけでなく、音楽的な華やかさの源泉となっている。
この辺が、大きな魅力になっているのであろう。
あと、忘れてはならないのがジョン・フルシアンテのギターである。
なんでも、瞑想を練習に取り入れているということであるが、ベースがフリーのようなプレイをした場合、ギターはどんな音を出していいのか非常に困るはずなのである。
それを見事にクリアーしているあたり、やはり相当な才能を持っているギタリストなのであろう。
とにかく、レッチリのサウンドはフリーのベースとジョンのギターでほぼ決まっていて、あまり目立たないが、レッチリは実は超テクなのである!
さらに、ボーカルのアンソニー・キーディスであるが、この人一見やんちゃに見えるが、実は結構インテリっぽく僕は見える。
「一見やんちゃに見えるが、実はインテリ」というのは、ヴォーカリストにとっては最大の武器だと僕は勝手に思っています。
ミック・ジャガーやディブ・リー・ロスがそうでしょ?
ライブに関してですが、成功するバンドの絶対条件として、やはりライブパフォーマンスが素晴らしくなければいけない!
僕は、彼らのライブは見たことがないのだが、相当凄いらしい!
なんでも、火吹きヘルメットを着用して出演したり、さらにウッドストック95'では巨大な電球の被り物をつけたり。
フジロックでキーディスが腕を骨折したまま台風の中でライブを敢行する等ライブにおけるエピソードはたくさんある。
これは、一流の人気者の証である。
先日、あるレコード会社の洋楽担当者に話を聞きましたが、とにかく「洋楽は売れていない」そうである。
そんな中で、「レッチリだけは別なんだー」と言ってました。
恐らくレッチリは洋楽をあまり聴かないjーPOP派にもファンが多いと思います。
これは、70年代「ディープ・パープル」や「レッド・ツェッペリン」にも言えたことで、洋楽は聴かな
いが、「ディープ・パープル」や「レッド・ツェッペリン」は聴く。といった人が大勢いました。
時代背景は違いますが、レッチリは現在、当時の「ディープ・パープル」や「レッド・ツェッペリン」的
存在になっているのではないのでしょうか?
しかも、当時より耳の肥えているjーPOP派にアピールできるということは、凄いことだと思います。
才能がある超テクのメンバーが長い下積みを経て、爆発的なパワーでLIVEで暴れまわる。
そんな中に、キャリアとインテリジェンスも感じさせる。
やはり、このバンドは超一流ですね!! 凄いよ!
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