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2007.9.2 平和の森公園に自衛隊が、来る。
防災訓練への自衛隊参加に反対する中野地域デモへ参加を!

日時:9月2日(日)
場所:中野駅北口駐輪場前広場
   11時集合
デモ:11:30〜 デモ出発
   平和の森公園近くまでデモ
デモ終了後、同公園にて監視行動

連絡先:090-5344-8373(茂木)


 1996年以来、中野区総合防災訓練には、陸上自衛隊(練馬駐屯地普通科連隊)が「展示」という形で参加してきていますが、本年9月2日に行われる訓練では、実戦部隊が本格的に参加しようとしています。区の説明では、中野刑務所跡地にある平和の森公園・芝生広場を会場として、自衛隊のヘリコプター(防災課によれば朝霞駐屯地所属としていますが、同駐屯地にヘリコプター部隊が存在しないため、立川駐屯地所属の可能性もあります)が飛来して、「救護訓練」を行うとのことです。
 中野区では、他の自治体同様、3月に「国民保護計画」が作成され、本年度からは地域防災組織を巻き込んだ「国民保護訓練」に向けた実施要項が作成されることになっています。区は、今回の自衛隊参加を「地域住民からの強い要望」といいますが、実質的に「国民保護訓練」の先取りであり、今後自衛隊が市民生活にますます関与していくことになります。
 こうした「防災」に名を借りた自衛隊の防災訓練参加に反対し、市民への宣伝・アピールを行うため、私たちは抗議デモと監視行動を行います。区へ強い抗議の意志を示すため、ぜひ共に声を挙げてください。

2007年8月7日
「平成19年度東京都・昭島市・福生市・武蔵村山市・羽村市・瑞穂町合同総合防災訓練」への米軍・自衛隊参加、横田基地の利用に反対する申入書
                           長殿
防災担当責任者殿

 貴自治体の日頃の防災行政への取り組みに敬意を表します。
 今年も新潟での地震や、九州地方での豪雨災害など大規模な災害が続いています。住民にとって最も身近な公的機関である地方自治体は、真に住民の生命・生活を第一に考えた防災対策を行うべきです。
しかし、昨今の国及び東京都の防災対策は、住民の立場からかけ離れた中央集権的なものに変わってきています。例えば今年度の東京都総合防災訓練でも使われている首都直下型地震に対応する国の指針(「首都直下型地震対策大綱」2005年策定)では、対策の第一に国会・省庁・日本銀行などの「首都中枢機関」の機能維持が掲げられています。これは98年に策定された前「対策大綱」が、「耐震性の向上」をその対策の第一に掲げていたこととは大きく異なります。
「住民の自助・共助の精神を育成する」と言えば聞こえはいいですが、実際には「首都中枢機関」の機能を維持するために人材・物資などを都心に集中し、郊外では住民・自治体に災害対策を丸投げするというのがこの計画の実情なのです。三多摩の住民・自治体は、まさに国・東京都によって見捨てられようとしています。この国家最優先の論理に気づかなければ、住民最優先の防災体制が行えるはずがありません。

また昨今の東京都防災訓練はおよそ防災訓練とは言えないような軍事組織の「活躍」が目立ちます。石原都知事が主導した2000年度の防災訓練「ビッグレスキュー2000」以降、都の総合防災訓練には数千人の単位で自衛隊の参加が続いています。訓練日における実働部隊の投入だけでなく、計画段階から自衛官・自衛官OBが中心的な立場で参加し、指揮の面でも重大な決定権をもつようになりました。また、昨年度の訓練からは、米軍の艦船やヘリコプターも参加するようになりました。石原都知事の真意は、過剰なまでに自衛隊・米軍の出動を追求する「軍事優先のイデオロギー」にあります。そのことは、都知事の「銀座に装甲車を走らせて、一種の示威行動をとる」、「米軍に空母でももってきてもらいたい」などといった一連の発言をみても明らかです。
災害対策の現場において、自衛隊が一定の役割を果たしてきたことは事実ですが、それはあくまで限定的な役割にとどまってきたのも厳然たる事実です。本来軍事任務を行うための自衛隊は、災害対策の専門機関ではあり得ず、訓練・機材・即応性など勘案しても、あくまで補完的な地位にとどめておくべき存在です。しかし現在の都の防災政策は、過剰なまでの自衛隊・米軍投入にこだわり、手段と目的が転倒した防災政策であると言わざるを得ません。
また軍事機密の防衛を第一に優先する自衛隊や米軍頼みの防災政策で、都の防災計画はその全体像がますます見えにくくなっています。一例をあげれば、昨年度の総合防災訓練における米軍の艦船の東京湾への投入は、訓練直前まで都知事周辺の極秘事項であり、都の防災課すらその事実を知らなかったといいます。このように自衛隊・米軍に過剰に頼ることは、防災政策の空洞化・無力化を必ず生み出します。

今年度の東京都防災訓練の会場は、周知のとおり米軍横田基地周辺自治体です。昨今の防災政策の中央集権主義、軍事優先主義の流れをみると、今回の防災訓練で横田基地が重要な役割を果たすのではないかと私たちは危惧せざるを得ません。
実際に今年5月に改定された東京都地域防災計画では、「米軍の災害時支援」や「災害時基地内通過」の実施協定を締結することを目標とすることが定められています。しかし、米軍基地の災害時利用を追求する同計画は、「横田基地有効活用論」へとつながり、貴自治体の基本姿勢である「横田基地の整理・縮小・返還」とは真っ向から衝突する計画です。
また、長年にわたって横田基地と共にあり、基地被害と共にあった基地周辺自治体では、「災害時基地内通過」や「米軍の災害時支援」がいかに絵空事の計画であるかは明らかであると思います。米軍は、災害を含む「有事」には基地の防衛を最優先に考え、周辺住民の被害など考慮しません。それは、2001年の9・11同時多発テロ直後に、横田基地が国道16号線に小銃を構えた兵士をならべ周辺住民を威嚇したことからも明らかです。
さらに横田基地は大量の武器・弾薬を備蓄し、冷戦時代には核兵器が持込まれていた疑いも強いなど、およそ防災拠点にふさわしい地域とは言えません。最近では、基地に所属するC130輸送機のウイングに、放射性物質である劣化ウランが使用されていたことが明るみに出て、貴自治体も真相究明を国や米軍に求めています。
こうした事情を勘案すれば、横田基地の災害時利用を追求することは「絵に描いた餅」であると同時に「百害あって一利なし」の行為であると言わざるを得ません。災害の源となりうる基地を撤去することこそが、基地周辺自治体にとって最大の防災対策であることは自明の理です。

 以上のような見解にたちまして、以下の事項について申し入れます。
?「平成19年度東京都・昭島市・福生市・武蔵村山市・羽村市・瑞穂町合同総合防災訓練」における米軍の参加規模と、米軍及び横田基地が関係する訓練内容を明らかにしてください。
?「平成19年度東京都・昭島市・福生市・武蔵村山市・羽村市・瑞穂町合同総合防災訓練」における自衛隊の参加規模と、自衛隊が関係する訓練内容を明らかにしてください。
?「平成19年度東京都・昭島市・福生市・武蔵村山市・羽村市・瑞穂町合同総合防災訓練」における米軍の参加に対して、反対の姿勢を示してください。
?「平成19年度東京都・昭島市・福生市・武蔵村山市・羽村市・瑞穂町合同総合防災訓練」における自衛隊の参加に対して、反対の姿勢を示してください。
?「平成19年度東京都・昭島市・福生市・武蔵村山市・羽村市・瑞穂町合同総合防災訓練」における横田基地の使用に対して、「横田基地の整理・縮小・返還」を求める貴自治体の基本姿勢に基づいて、反対の姿勢を示してください。
?東京都がいかなる姿勢を取ろうとも、貴自治体の地域防災計画において、「災害時における横田基地の活用」についての計画を立てないでください。
?米軍が世界で戦争をし続ける以上、常に軍事標的であり続けるのが横田基地です。住民の平和と安全のために、横田基地の撤去を求める政策を一層推進してください。
?横田基地の軍事的重要性を一層高める横田基地再編計画に反対してください。

 以上の申入れ事項に対しての回答を8月21日までに、下記連絡先に郵送・FAX・Eメールのいずれかの手段でお送りください。よろしくお願いします。

米軍・自衛隊・横田基地のための防災訓練に反対する実行委員会

立川市富士見町2−12−10−504/042−525−9036(FAX)
esekarasu17@yahoo.co.jp(Eメール)

■8・2東京都交渉報告 2007.8.2
 8月2日、申し入れで都と交渉。福士都議と9.1実行委ら12人が参加しました。
 仲介してもらった福士都議とのすり合わせが参議院選前で十全に行えず、国民保護課への申し入れと伝わっていたため、国民保護計画担当副参次・矢野さんと、メモ役ということで防災課・米川さんが出席。矢野さんは「国民保護も防災と関連するので」答えられる範囲で対応するが、「課が違うため一般論でしか答えようがない」と最初に断った上で交渉に。
 しかし、初っ端からいきなり躓きました。私たちが持参した申し入れ(http://blogs.yahoo.co.jp/hi_kyouryoku/16720458.html)を、「防災対策部には伝えるが、部として個々の団体には文書回答はできない」としたからです。問い質したところ、「煩雑だから」がその理由。
 平日昼間に仕事を休んで来ている私たちに、仕事でやっているお役所が「煩雑だから」というのも随分失礼な話ですが、問い合わせの件数を聞いてみたら、電話では数件あるものの、文書回答を求められたことは矢野さんや米川さんが今の役職に就いてからは一件もないとのこと。 ??? 思わず会議室に漏れる失笑と怒りの声。そういうことは事前に充分な情報の公開をしてから言いなさい。昨年は直前まで米軍参加の詳細は出てきませんでしたよね? 前例を作っちゃうと後々めんどくさい、としか聞こえないのですが、矢野さん? 失礼な。
 時間も限られているので「要望としては伝える」「回答するよう働きかける」旨の言質をとって取り急ぎ内容へ。

【訓練の目的】
「?多摩地区自治体の震災対応力の強化、?震災時における自治体間相互の連携の確保、?都の新しい地域防災計画の検証」(矢野さん)
 本当に一般論です。?はいいとして、?です。地域特性として、今回の各訓練会場間には連関性がないのです、矢野さん。そこに自衛隊、さらには米軍まで投入するとなれば、防災訓練が戦争訓練として設定されていることは明白だろう、というのが私たちの反対する理由なのです。この点は「見解の相違」とのこと。見解が違ってもいいが、ちゃんと防災対策部に伝えてちゃんと回答をもらってきてください。
 ?に関連して、今回の訓練の「実施要綱」に入っていた「首都機能維持」に言及しました。

【首都機能維持とは】
「よく分からない。そんなことがどこに入ってるんですか?」(米川さん)
「私たちは施設でなく住民を守ります」(矢野さん)
 防災課の米川さんも今回の「実施要綱」や改定された都の「地域防災計画」にロクに目を通されていない様子。ご存知なかったようです。やれやれ。5月に改訂された都の防災計画は、国の首都直下型地震対策大綱(2005)の見直しを受けてのことですが、その中で重要な点は、これまで耐震性の向上が前面に出ていたのが、首都機能維持に前提が変わったところです。つまり、国や自衛隊を始め公的機関は災害直後には政経中枢機能の維持を優先させるから、住民は自助・共助に励みなさい、というのが肝です。今回の訓練でその「首都機能維持」を目的の一つに入れているのだから、詳細を詳らかにしてもらわないと困ります。ことは「人ではなく国を守る」と防災の意味の大転換にあるんだから、これもちゃんと答えをもらってきてください。


【昨年の米軍の参加について】
「災害となれば活用できるものは最大限活用する。米軍に支援を求めることは自然。昨年度の参加で災害時の後方支援が検証され、有益であることが確認された」(矢野さん)
こちらは米軍が?果たして災害時に活用可能なのか、?昨年の米軍参加が有益だったのか、ということを主に指摘。
9.11直後には横田基地を始め、沖縄でも米兵が基地の外に向けて銃を構えていたことに鑑みれば、自然災害であれ、米軍の対応はわかろうというもの。それをわかっているからこそ、国民保護計画策定前の都からの打診に、立川市などは「基地内通行にリアリティーがない」と答えているわけです。
また、たかだか30人で、しかも事前に身元調査をした都の職員だけをフリゲート艦ゲイリーに載せたことをもって、実際に役に立つなどとどうして言えるのか。
「初めてだったのでうまくいくか検証する必要があった。身元調査については民間でも乗船名簿がある。同じことだと思う」(矢野さん)
 同じじゃ、ありません。実証的に答えてくださいよ。

【今年の米軍参加について】
「参加を申し入れている。米軍との連絡は都→国→米軍というルートで調整している。調整中」
昨年は所轄官庁である消防庁ですら、直前まで米軍(や韓国のレスキュー隊)が参加することを知りませんでした。やるならやるで、ちゃんと打ち出してほしいものです。私たちもちゃんと抗議しますから。

【11月の対テロ訓練(国民保護訓練)】
「発生した場合、的確に対応するため。有事は自然災害とちがう。特有の訓練が必要」
違うところとして具体的に示したのはNBCテロ。図上訓練を都庁防災センターで、実働訓練を都内のいずこかで一箇所を予定。日程は不明ながら、昨年同様11月上旬から中旬のあたり。
昨年の直前の打ち出しーー議員への説明やプレスリリースが8日前、私たちが知ったのが3日前(事前に何度か問い合わせているのに)という行政の「説明責任」を問うたところ、「関係者と確定しないと打ち出せない」(矢野さん)との答え。あんな大がかりな訓練でそれはないでしょう。それは一般に「情報隠し」というのです。今年はやるなら早々に打ち出してね、と釘を刺しておきました。もちろんこちらの要望は、やるな!なのですが。

【野宿者排除】
「一般論としてですが、そのようなことはすべきではないと思います」(矢野さん)
2004年の時は野宿者の強制排除があり、昨年は申し入れがあって「やらない」と回答したという経過を伝えたところ、ここで米川さんから許しがたい発言が。
「野宿者を認めたんですか」(米川さん)。
……!! 昨年は都ですら「支援対策が足りてないから」との認識を示したというのに! 猛烈な抗議に米川さんも口を濁したのですが、野宿者に対してどのような視線をお向けになっているのかがよくわかる一幕でした。

【見学の自由】
「見学は自由、訓練はオープンなもの。反対する人でも普通に見学するのは自由。昭島駅周辺で規制や立入禁止などやるかは分からない。」
 昨年の総合防災訓練や11.10国民保護実働訓練時の「都の意向を受けた」とする警察の妨害をあげながら問うたところ帰ってきたのがこの答え。もしも今年も警察の妨害があったら、矢野さん、ちゃんと対応してくれるんですよね?

※当日のメモを基に茂木が再構成

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