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茂木@東京都国民ホゴ条例を問う連絡会/戦争に反対する中野共同行動です。
遅ればせながら、先日呼びかけた11・10国民保護実働訓練の監視行動と申し入れ行動のとりあえずの報告です。前日の呼びかけで、しかも平日の昼間なのに13人も集まったことに感謝します。
【厳重な警戒態勢】
呼びかけたのは「監視」行動ですが、結論から言えば、ほとんど実働訓練の内容を見られませんでした。警察の妨害がひどくて訓練会場に近づけなかったからです。
池袋駅に集合した時点で公安が40〜50ぐらいたむろしていて、目敏く私たちを見つけるや何人かが即座に近寄り、私たちの名前を呼びながら「今日はどこまでやるんだ、ん?」と話しかけてきました。答える必要も公安と仲良しプレーをする気もなかったので「見に来たんだよ」とだけ返したのですが、私たちが会場(駅から徒歩3分程度)に向かうやいなや、20人以上の制服警官が私たちの横につき(デモでもないのに!)、あわせて公安も10人以上くっついてきました。10人ちょっとの私たちに総勢40人近くの警察がついてまわるのは、池袋のような繁華街というロケーションの中、かなり異様な光景だったろうと思います。
そして会場前の横断歩道で制服警官による阻止線がはられ、まったく近づけないという有り様。会場はバスターミナルと隣接していたため、私たちの脇を誰もが当たり前に通行しているのですが、「反対しているお前らはだめだ」(笑。指揮を執っていた豊島署の警備課長に法的根拠を求めても、「ここからでも見えるだろう」「都から要請を受けている」と答えるのみ。では都からどのような要請を受けているのかと問い、また、申入書を持ってきている旨も伝え、都の職員を呼ぶよう警備課長に申し渡しのですが、「今は訓練をやっているからダメだ」と都に取り次ぐことも公安に判断を仰ぐことすらしません。
埒があかないので私たちのうちの3人ばかりがその場を離れ、別の通りに向かったのですが、これにも10人の制服警官と5人の公安が帯同。会場から数百メートル離れてもずっとくっついてくるのですから、私たちも随分なVIP待遇です(笑。
察するに、街中での訓練ゆえ、大々的な抗議行動が展開されるのを警戒していたのでしょう。直前の打ち出しも同じ理由でしょうし、事実、他の運動体の方々には情報自体が全く伝わっていませんでした。今後も同様の手法がとられることが予想されます。あらためて気づかされたのは、なるほど、実際の有事となれば警察の強制力とはこのように行使されるのだろうな、ということです。
【実働訓練・内容】
私たちが監視した芸術劇場では、化学剤(サリン)が撒かれたという設定で、外から見えたのは除染作業のみでした。小さなプレハブのようなビニール(?)の部屋をこしらえて、黄色(化学剤対応?)と白色(放射線対応?)の防護服を着込んだ都の職員が何やら中でやっている、という感じ。
この日はよい天気で、11月にしては蒸し暑いぐらいだったので、自分の出番が済んだ職員達は裏手に回ってとっとと防護服を脱いでいました。よほど暑かったのでしょう。しかし、ものの数十分で息が上がるようなら、実際に役に立つのかしら?
恐らくサリンが撒かれたのは劇場内の地下という設定だったようです。地下から吹き抜けとなっている1階で報道陣だか都の広報だかがカメラを下に向けていましたから。そこで実際にどんな訓練が行われたのかはわかりません。取材した知り合いの記者からも情報を集めていますので、分かったらまたお知らせします。
目立っていたのは消防と都の職員で、総じて自衛隊の露出度は低かったように思います。見学していた知り合いの記者によると、練馬駐屯地からきた陸自が30名ほどとか。自衛隊を前面に出すことで生じる拒絶感を警戒したのか様子見なのか。
【都庁図上演習・申し入れ】
(私は仕事に行くため離れたので、参加した人からの聞き書きです)
一方、都庁の方では迷彩服の自衛隊が我が物顔で闊歩していたそうです。受付で申し入れだと伝えたところ、留守番役?の防災課の方に回され、そこの職員いわく。
「防災課もプレスリリースと同じで、一週間前に仕事だけで割り振られて、全体のことはよくわからないんですよね。こっちとしては仕事が増えて迷惑なんですが」。国民保護法/条例は防災組織とのリンクを強調しますが、ま、こんなものかと。やはり今回も9.1東京都総合防災訓練の時と同様に、石原やら志方やらといった戦争ごっこ大好きの人たちが主導した、ということでしょうか。
【おまけ】
都庁に向かわずに一人離れて仕事に向かった私には、公安の尾行が3名ほどついて難儀しました。都庁への申し入れは陽動作戦で、私は単独で危険な行動を取るとでも思ったんでしょうか。ほとんどテロリスト扱いです(笑。あるいは、彼らもリストラに怯え、仕事をしてるフリをしなければならないということなのでしょうか(笑。よくわかりません。
以上、仕事の合間に取り急ぎ一筆書き。
情報の集約を終えたらあらためてお知らせするかもしれませんが、いかんせん年末ゆえ、仕事に追われてできないかもしれません。
悪しからず。
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