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外国人にやさしくない国!ニッポン
―世界の人権・日本の人権―
新宿歌舞伎町でのナイジェリア人への警察の暴行に対する国家賠償裁判を取り上げながら、多くの反対の声を無視して強行された日本版US−VISIT(入国外国人への指紋押捺と顔写真の強要)に批判を加え、世界の人権と日本の人権について考えていきたいと思います。
▼日時:1月20日(日)
【第一部】学習会 午後2時〜5時
▼講師:
・「国際人権法と日本」 ―国際的な人権基準と日本における人権保障ー
松浦亮輔さん(人権NGOボランティアメンバー)
・「国賠訴訟から考える外国人の人権」
−国賠ネットワークのこれまでの活動とナイジェリア人裁判の分析―
磯部 忠さん(国賠ネットワーク)
・「日本版US−VISITはいりません!どうして指紋と写真を撮るの?」
戦争と治安管理に反対するPINCH!事務局
▼参加費:1000円(ドリンク付)
【第二部】 午後5時〜
Afterparty "Dance×Protest" organized by Kilimanjaro
DJ:Bunch,Makossa,Shin-G,Seietsu,Dr.トラメガ
▼参加費:1500円(ドリンク付)
(2部からの参加の場合、一部から引き続きの場合は飲み物を注文してください)
▼会場:高円寺 雑楽器カフェ ぱちか村
(高円寺駅徒歩5分)
東京都杉並区高円寺4−6−7第5日東ビルB1F
03−3315−5251
http:// patika -v.net /info/
▼主催 戦争と治安管理に反対するPINCH!
東京都港区新橋2−8−16 石田ビル4階14号 救援連絡センター内
電話03−3591−1301
http:// www.iy a-ten. net/pi nch/pi nch.ht ml
現在の日本では、治安管理と言う名のもとに、警察による繁華街での検問的職務質問や違法な捜査、逮捕というのは常習的に行われています。それは日本人にも、外国人の方にも行われています。フリーターっぽい外見をしている人間や音楽バンド関係者は怪しい!という警察側の勝手な思い込みから強引な職務質問が横行しています。また在日外国人には、肌の色が違うということだけで、不当な職務質問や逮捕の時の暴行などが行われています。
国連の自由権規約委員会は、1998年の日本政府への最終所見において警察や入国管理官による虐待に関する苦情申し立てを扱う独立機関の迅速な設置を求めていますが、いまだ設置されていません。
現在高等裁判所では、新宿歌舞伎町でのナイジェリア人に対する警察の暴行への国家賠償裁判が審理されています。単に営業ビラをまいていただけのナイジェリア人を数人で取り囲み、殴る蹴るの暴行を行い、障害を負うことになったことへの賠償請求です。「黒人は足が速いからな」などといって、倒れている当該の関節付近をぼこぼこに蹴るという残虐な行為が行われました。また取調べ・勾留時も粉砕骨折と言う重傷にもかかわらず適切の処置が行われず、釈放後やっと手術がなされましたが、結果的に身体障害者認定をされるほどの後遺症を負うことになったのです。一審では、ナイジェリア人が暴行時の状況をきちんと語ったにもかかわらず「同国人の証言は信用できない」という人種差別とものいえる判断を裁判所が下しています。
日本政府は、今年10月、やっと国際刑事裁判所(ICC)に加入しました。ICCは、国際人権基準に沿って被疑者、被告人の権利(取調べ時の弁護士の立会いなど)の保証を求めております。しかしこうした規定は日本の国内法では整備されていません。きちんとした人権基準に基づく国内法整備がなされていれば、ナイジェリア人の方は後遺症が残るような状態にはならなかったでしょう。
日本では警察の捜査の不透明性や隠蔽性、代用監獄の存在などが放置されています。 「公が国が人権を踏みにじる場」が存在しているのです。それはこの国に住む人、全ての人権を踏みにじり、不幸にする 可能性があります。
戦争と治安管理に反対するPINCH!では、これまで、 職務質問されたらどうする?(2004年9月)、若者と労働〜『「ニート」って言うな!』から考える(2006年10月)、忍び寄る警察 誰にとっての安全安心か?(2007年6月)などの学習会を行ってきましたが、今回はナイジェリア人への警察の暴行に対する国家賠償裁判を取り上げながら、多くの反対の声を無視して強行された日本版US−VISITに批判を加え、世界の人権と日本の人権について考えていきたいと思います。
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