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▼米軍即応訓練 今年最高104・5デシベル 70以上も最多138回
(2008年3月13日(木) 朝刊 1面 沖縄タイムス)
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200803131300_01.html
【嘉手納】米軍嘉手納基地で行われている有事を想定した即応訓練に伴い、嘉手納町屋良で十二日午後、ことし最高値となる一〇四・五デシベル(電車通過時の線路脇に相当)を計測した。多くの人が不快に感じる七〇デシベル以上の騒音も同日午後五時までに、百三十八回発生。一日当たりの発生回数としては今月最多となった。同訓練には米軍クンサン基地(韓国)所属のF16戦闘機十二機も参加しており、即応訓練と外来機の爆音被害が周辺住民の生活を脅かしている実態が浮き彫りになった。同問題で、嘉手納町議会は十三日午後、基地対策特別委員会(田仲康榮委員長)を開き、対応を協議する。
田仲委員長は「(十二日は)児童たちが耳を押さえながら登下校していた。外来機による騒音被害は今後も増加が懸念される。訓練の中止と外来機が嘉手納基地を使用しないよう、強く求めていきたい」と話した。
即応訓練にはF16のほか、同基地所属のF15戦闘機が参加。十二日は午前七時半ごろから、激しい騒音を響かせながら、相次いで飛行訓練を実施した。住宅街に近い北側滑走路を使用して離陸する機体もあった。
同日は即応訓練の参加機ではない、AV8ハリアー垂直離着陸攻撃機やFA18戦闘攻撃機も同基地を使用している様子が確認された。
嘉手納町が基地北側滑走路から約四百メートル離れた屋良地区に設置している騒音測定器によると、最高値の一〇四・五デシベルは同日午後一時三十五分に計測。戦闘機の離陸に伴って生じたとみられる九〇デシベル(騒々しい工場内に相当)以上の騒音発生回数も、ことし二番目に多い四十一回あった。
嘉手納町の担当者は、十二日の嘉手納基地の状況について「F15やF16、FA18など騒音の激しい戦闘機が一挙に基地を使用している状況はこれまで、ほとんどなく、異常な状態。周辺住民に激しい騒音負担を強いている」としている。
嘉手納基地報道部によると、即応訓練は十四日まで。F16は終了後も同基地に約一週間とどまり、同基地所属のF15と空対空訓練を行うとしている。
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