老犬再び

引き取った雑種も老犬になり、私は病気で足元がおぼつかなくなりました。

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モールス
ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト 著
ハヤカワ文庫 上下巻
 
を読みました。
 
あるポータルサイトのトップページに
 
『ぼくのエリ 200歳の少女』(モールスが原作)
 
ってスウェーデン映画の記事があったからだ。
原作はスウェーデンでは大ベストセラー
原作者のヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストは本作がデヴュー作で、その後もヒット作を連発、スウェーデンの スティーブン・キング と称されている
映画も大当たり、ハリウッドでリメイクが制作されている
とか美辞麗句があって
エリは主人公の隣に越してきたヴァンパイヤの美少女の名前 と解説
(この映画の邦題を決めた配給会社のネーミングセンスはサイテーだね 2時間ドラマっか?新聞のテレビ欄にうまく収まると自画自賛してるのかな??)
いわゆるネタバレにならない程度のあらすじが書いてあり、とても良い作品なのでご覧になってくださいと記事は結んでいるのだった。
記事はポータルサイトから、私が勝手に 「月刊東スポ」 と名付けている、胡散臭い記事が多い雑誌「サ○ゾー」のサイトに飛んでいた。
 
何か腑に落ちなかった。
 
それは、ダメ雑誌の記事だからでは無く、出版業界でライターをやっているなら、触れなければならないこと(作品)があるだろうと思ったからだ。
でも、版権がらみで出版社では出来ない表現もあるかもしれない、この映画と原作について検索をかけて調べてみた。
さすが今となっては、マニアなハヤカワ、多くのブログがヒットした。
でも、当たり前だが、内容についての記述ばかりで、私の求めるものなかなか出てこなかった。
さらに検索続けていると、やっと
(萩尾望都+日本を代表するキャラクターマンガ)÷2みたいな表現を見つけた。
美少女のヴァンパイヤといえば
 
メリーベル
 
でしょ
 
ポーの一族
 
でしょ
 
もっとも ポーの一族 はバンパネレラという名の種族ですが
もっと多くの人が
萩尾望都(日本を代表する少女マンガ作家の一人)の『ポーの一族』
について触れていないのが不思議でたまらなかった
 
しかし
やっと賛同者らしきものを見つけたのだが、その人の、上から目線で断言調の文章が、どうしようも無く嫌だったので、
とにかく読んでみようと思った。
 
話は脇にそれるが
パクリ2題
2010年夏、旬な女優の一人の北川景子
彼女の初主演テレビドラマ
「モップガール」
かつてこのブログでもとりあげたけど、「設定がパクリ」と番組を見てないあらしと読売新○にたたかれ、テレビ朝日の黒歴史にされているようである。
2010年夏もミュージカルはテレビで大宣伝
基になった、「父親の敵討ちをするライオン」が主人公のアニメをアメリカで制作した時、
故手塚治虫の作品
「ジャングル大帝」
との類似性に日本の手塚ファンが怒りの声を挙げたが
アメリカの制作会社のコメントは
「我々の『ライオ○キング』はシェークスピアの『ハムレット』をベースにしたオリジナルであり『ジャングル大帝』とはまったく違う話である」
とてもアメリカの版権に厳しい制作会社のコメントと思えない一言ですな。
中国のどこかの遊園地の関係者がインタビューで
「あのキャラクターは我々の(遊園地)オリジナルでミッキ○マウスとはまったく違う」というせりふもこのパクリだったと思ってしまう。
日本の制作会社にアメリカの制作会社へ抗議しろと、ファンはいきまいたけど、お互いビジネス上の取引が無いわけではないからね。無理でした。
 
海外小説は翻訳で原語の美しさを伝えることは非常に難解だから、ストーリーやプロットでしか判断できない。
ネット上では、ハヤカワ版がスウェーデンからの直訳ではなく、英語版の訳であり、日本語として辛いものがあると書く人もいるが、ストーリーを追うにはそれほど困らなかった。
そんな私の読後感は
 
パクリ真っ黒
白と茶色の毛並みが違うほどに、違う話とは思えません。
 
話は『ポーの一族』で読んだことがある流れですから、この話だけしか知らない人は、切ないと思う。
映画・小説が気に入った人はホラーではないけど、ぜひ『ポーの一族』読んでみて下さい。
 
蛇足だけれども
映画「バタリアン」の葬儀屋の親父も思い出した。
 
エリの父親は日本流に言うと『お稚児さん』が大好きな人
これって竹宮恵子の「風と木の詩」
まったく重複した時代に発表されたわけではないが、小学館の少女マンガ雑誌
少女コミック
の人気漫画
『ポーの一族』と『風と木の詩』
『モールス』の小説の舞台は1981年
まだ、『風と木の詩』は連載中だったな。
スウェーデンから直訳されなかったのはヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストが日本での発売を拒んだのではないだろうか?
彼の書庫にはフラワーコミックがずらっと並んでいるのではないか思ってしまう。
このスウェーデンのベストセラー作家の創作力が、偶然を引き起こしたこと祈ります。

閉じる コメント(2)

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訪問&コメントどうも
ポーの一族、持ってます。絵画に例えると印象派のような漫画でした

これからもよろしく〜

2010/8/18(水) 午前 8:43 8分の7拍子天国/まるです

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こちらこそありがとうございます
パンクな時代にプログレやってたへそ曲がり親父です
YESのこととか書きたいのですがなかなか筆が進みません
そのうちに(いったいいつなのであろうか)音楽関係も更新しますのでよろしくお願いします。

2010/8/18(水) 午前 9:57 [ ハチとともに生きる ]


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