老犬再び

引き取った雑種も老犬になり、私は病気で足元がおぼつかなくなりました。

つぼハチ

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なんとなく上から目線

いままで何頭か犬を飼ってきたが

ヘタレ犬
ハチ

ほど好き嫌いの無い奴はいなかった
バナナ みかん 猫のフン
とにかくなんでも食べる 食べないもの代表はレタスのような香草類ぐらいだ(キャベツは食べる)
そのおかげで 死ぬのではないかと思うような事件もあったが それはまた別の機会に話すとして

中型犬としても結構大きくなってきたので ドッグフードも 大袋(8kgくらい)で買うことにしている
基本セールで安値になっているとき買うのだが
たまに何匹犬飼ってるの?と思うくらい大量に何袋も買っていく人(大体おっさん)がいるけど 私はハチしか飼っていないし いくらドッグフードでも 食べ物を買い置きする気にはならない
その日は ハチの食べているブランドが安くなかったので そのホームセンターの安いPB商品を買って帰った
ハチの器に ガラガラっと 安いドッグフードを入れた おあづけを解除し ハチが猛然と食べ始めてのだが 残して向こうに行ってしまった
なんでも食べつくす犬が残した… 食欲がないのか?一瞬

病気?

時間がたち器をみたら よっぽど腹がすいたのかすっかりなくなっていた 病気なんぞではなく
ハチが食べたくないドッグフード
が存在していたのだ

それから 4年はたったけど その商品は 売り場の目立つところで山積みにされ販売している
多くの飼い犬たちが そのドッグフードを食べ続けているのであろう

ペットブームといっても 犬は血統書つきの大型か小型が人気の主流であり 中型雑種のハチは

思いっきり トレンドからはずれている

でも 優しくて間抜けな甘えたないい奴である 悪食ではあるが…

ハチが嫌いなドッグフードは飼わなくなったが そのホームセンターにドッグフードを買いに行った時
また ドッグフードを ドカ買いしているおっさんがいた
しかも

悪食のハチですら あまり食べたくない(ハチにとってよっぽど不味い)ドッグフード

おっさんを横目で見ながら

ふ〜ん お宅の犬(決してワンちゃんとは言わない)そんな 不味いもん 食べて喜ぶんだ

こみあげてくる嘲笑を噛み殺し 心の中は笑いが止まらず 私の口唇の端は少し上がった
どんな犬を何匹飼っているかはしらないけれど
勝手にダサい犬で そんな不味い餌食べさせているダサい飼い主だなと
思う私は ちょっと下品ですな

心境の変化 ケータイ投稿記事

何度も書いたように
ハチ は
ヘタレな奴である



決して 攻撃的な事はしない 優しい甘えん坊である
獣医さんの 診察台の上では 興奮して 三秒とじっとすることは出来ない
それは 飼い主である わたしが甘やかしたせいなのは 明白である
でも それが
ハチ
なのかもしれない
と言う 心境に達した時

ポチ にトラウマを焼き付け 捨てた人間に対しては嫌悪とか憎悪のような ネガティブな黒い気持ちでいっぱいだったのだが

こんなに
良い子を飼えなんて
可哀想と言う 憐れみの気持ちが溢れてきた

ハチに対しても 勿論である

ハチくん
僕の家に来てくれて

ありがとう

長生きしてね

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犬猫連立政権といっても、テリトリーはある。
階段と廊下は共有され
ハチは私の部屋と、バルコニー
猫達はリビングを中心に、犬の行けないところ
私たち家族が仕切りを立てたこともあるだろうが、そこには、彼らなりの暗黙の了解が存在していたと思う。
現場仕事なので、朝5時前に起床、
ハチは部屋からバルコニーへ出て、朝食。私は出勤。
夕方帰宅後、ハチをシャワーで水洗い、21時に私と一緒に寝床に付く。
おおよそそんな日課が一年過ぎ、私とハチの早寝早起きライフは確立され、ゴローとミーコの干渉は一切なかった。くどいようだがこれも、暗黙の了解だった。

そして、
ハチ ゴロー ミーコ
が来て2年目の2007年夏、それは崩壊した。

ママゴンがパートの夏休みに子供たちを連れ、一週間ほど実家に帰省したお盆の頃…
夏日、真夏日、熱帯夜に続く、猛暑日なる呼び名が作られた夏の夜
最低気温が30℃を下回らないで夜が明けた晩のことだ。
いつものように、夕食を終え、坑鬱剤を飲み、ハチを連れ寝室に入り、雑誌を読み始めた。
まぶたが重くなってきたので、エアコンを消し、目覚ましの確認をし、まさに消灯その瞬間だった、
ガシャガシャ
ドアハンドルが動いた
そしてまた
ガシャガシャ
この部屋を空けようとしている何かがあった
と、勿体ぶっているけど、猫というベタ落ち
正確には
ガシャガシャ…ミャ〜
だ。
私の部屋のドアには鍵は付いてはいないが、ある理由があってドアクローザーが取り付けられている、ドアハンドルは開けられても、小型軽量のニャンコ達にはドアはびくともしなかった。
そのうち諦めるだろうと思ったが、
ガシャガシャ…ミャ〜
ガシャガシャ…ミャ〜
ガシャガシャ…ミャ〜
ガシャガシャ…ミャ〜
根性あるぞうちの猫っていうか、真夏の夜らしく、

牡丹灯篭 ですか?

勘弁してくだせぇ
ドアを開けると足元にはミーコとゴローがいた

ミャ〜

ミーコ  あんたたちこんなところで涼んでるね?
ゴロー  暑いんだよぉ!
恨みがましい抗議と共に、夜とは思えない熱気が部屋に流れ込んできた。
省エネ断熱構造のため一度涼しくしたり、暖かくすると、かなりの時間快適な部屋なのだが…
結局
ドアを開け放ち、蚊取を点けることで妥結し、最低気温で真夏日が確定した夜が明けた。
汗びっしょりで目覚ましを止め、起きて周りを見渡すと、猫の姿はすでになく、この部屋より涼しい場所をもとめていったあとであった。

それまでは、ハチの聖域であった私の部屋は、彼らの共有生息域になった。

私は地球温暖化防止に取り組みます。

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階段の上り下りが出来ないへたれ犬

ハチ

なりは大きくても子犬である(歯が乳歯だと獣医さんが言っていた)

翌日、階段でしり込みをするハチを見て、子供たちが面白がり、階段で遊んでやったら、すぐさま昇降できるようになった。さすが子犬、のみこみは早い

ポチは晩年、リビングかベランダにいて、こちらが食事をしていても静かに寝ていた。
その流れで、ハチも食事中もリビングに入れていたのだが、これから起こる大惨事を誰が予想できたであろうか・・・

ハチは誰も攻撃しない、それはハチが来るちょっと前に家族になった、
子猫の ゴロー と ミーコ に対しても同じである
猫たちはハチの大きさには脅威と感じてはいたが、彼を危険とは思わないようだった

そんな団欒の中、ハチが来て2〜3日の夕食時だった

ぎゃいんんん
ぎゃおんんん

私の背中、ほえる声を聞いたことがなかった犬が絶叫した
振り返ると
ハチがもんどりうっていた
どーした ハチ
思いっきり蛸足になっているテーブルタップを銜えていた

ぎゃいんんん
ぎゃおんんん

歯にはさかってとれないらしい
とってやろうと彼に触れると

バチッ!!

ちょっと古いが
キタ―――――――――――――――ッ!!  電撃が

その後はどうやって ハチの口に はさかっているものをはずしたのかはよく覚えてはいない
ハチはもんどりうっていた場所に失禁のあとを残し、テーブルの下に脱糞しながら逃げ込んだ
テーブルの下の彼は
ウウウウウウウウウウ  鼻に皺を寄せ焦点のあわない目をして怯えていた

そんな ハチ に声をかけ正気に戻そうとしていたとき
私の座っていたイスに
ちょこんと白黒の物体が二つ寄り添って並んでいるのに気が付いた
ゴロー と ミーコ だ
その大きな丸い目は、哀れな 電撃をくらった犬 をみつめていた
悲しそうにも見えるが、決して蔑んでいる風にはどうしても見えなかった、明らかに心配しているかのようだった

この瞬間 私は確信した、犬と猫の連立政権が誕生したことを!
雨というか雷の後に、新しい連帯が我が家にできたのであった。

余談
食事を中断したハチの惨事であったが、汚物を処理していたら、歯が4本ほど落ちていた。
辞令
ママゴン 環境省猫担当事務局次官
私    環境省犬担当事務局局長
糞担当です。

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階段の上り下りのできないヘタレ犬であることが判明したが、レシートもなければクーリングオフもできない。
抱えて階段を降り道路に出ると、遊んでいた近所の子供たちが集まってきた。
「名前は?」
「なんて種類?」
名前は決まってないし、毛並みの変な犬としか答えようがないのだが、子供たちが寄ってきたら、大喜びで興奮し、オシッコをちびってしまったのだ。ポチは子供が嫌いというより憎んでいるようだったが、こいつは正反対の性格で、なりがでかい子犬であることに間違いはない。
散歩に出ると、今まで一緒にいた犬たちの散歩とは違和感を覚えた。

子供が来て喜んでちびるくせに、マーキングをしないのだ!!

まぁ、子犬だからしょうがないか?


もうこうなると、こいつと付き合うには、なんでも無理やり納得するしかいようだ。


排泄なしのまま帰宅、もちろん階段は抱えて上がり、ピスピス鳴くので風呂場に連れて行き、大事に家の中で保護されていたので、まったく汚れてはいなかったが、体を洗って家に入れることにした。
風呂場から出て、甘えたの子犬はずっと私のそばで静かに落ち着いた。
夕食の時間になり、リビングに連れて行くと、猫たちは
「なんだ、なんだ、どうして犬がいるんだ」
と警戒する。対する犬は
「君たちもいたんだ」
と喜ぶ(尻尾を振る)猫に対して威嚇するようなことなく、ホッと胸をなでおろした。
猫たちもボランティアの方に引き取られていたときは、犬と生活していたので、それほどの抵抗感はなさそうだ。「ムツゴロウの動物王国」的生活の一歩は順調に踏み出したと、その時は感じていた。

食卓の重要案件は犬の名前となった、私は、先々代、先代と続いたポチを提唱したが、いまや与党ニャンコ党幹事長のママゴンが、
「先代は賢く名犬だった、このヘタレ犬にその名はそぐわない」
と、猛反対してきた。
「いや、こいつもきっと先代(ポチ)に劣らぬ家族になる」
と私、
「なら、渋谷の銅像並みに立派に育てるで、ハチ」
もう、ママゴン無茶苦茶
「ハチ公がヘタレて、つぼ八」
と次男がぽつり
「なぜ?つぼ八」
「駅前にでかい看板があるから」

もはや反論の機会はなくなった。

つぼ  ミドルネーム

こうしてハチは新しい家族となった。

続く

おまけ
外で排泄をしなかったハチは、リビングの床に落ちた新聞紙を見ると、すすすと駆け寄り、用を足した。Mさんのところで、ちゃんとペットシーツでするようにしつけられていたのだ!時計を見るとまだ駅前のスーパーは間に合う、あわててペットシーツとドッグフードを買いに行き、ハチが来た最初の日は無事終わろうとしていた。

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