今週末は今日、月曜日までドイツは連休。
連休前になると急に車の通行量が増え、みんな急いでて運転も乱暴になる。
先週あんまり体調が優れない中何とか週末を迎え、
土曜日の午後、来週プレミエのヘンリー・パーセル作曲「妖精の女王」の最後のオケ付き舞台稽古を終えて、
2日半の連休を楽しみに家路を急いでおりました。
ドイツでは大きな貨物トラックは週末、アウトバーンを走っちゃいけないことになっているので、
土曜日の午後はラストスパートで飛ばしているトラックも多いです。
(でないと連休が明けるまで高速のどこかの休憩所で過ごさなきゃならないからです。)
追記>あれからWikiでちゃんと調べたところ、
ドイツは日・祝日の0時から22時、フランスは土曜日の22時から、
オーストリアは土曜日も15時から7.5トン以上の大型貨物は通行できないようです。
あのベルギーのトラックもフランス、ルクセンブルクを通ってベルギーまで22時までに帰れるように
急いでいたのではないか・・・休憩も取らず居眠りしてたのかな・・・?
アウトバーンA6、あと5kmほどでうちに着くというところで、
2箇所工事で車線がかなり狭くなっているところがあります。
工事現場では減速しなきゃいけないので、右側のトラックの列から離れて、
左車線をまっすぐ走っていた私ですが、
ちょうど同時に並ぶ形で工事現場付近に入ったベルギーナンバーの大型トラックが、
「うわ〜、近いな・・・」と思った瞬間、バキッという不吉な音。
「え?」と思ってみたら、私の車の右ミラーが外側にバキッっと折れて、
ミラーの外カバーがふわりと飛んでゆきました・・・・・。
ベルギーのトラックは工事現場の黄色車線(絶対越えてはいけない)を中央にせり出してきて、
私の車に接触してきたようです。
軽いとはいえ接触事故、でも工事で狭くなっている上にしかも追い越し車線に停車するわけにいかないので、
1つ目の工事現場を過ぎて走行車線に入ってベルギーのトラックの後ろにぴったりつけ、
「止まれ」の合図にずっとハイビームで信号を送り続けましたが無視されたので、逃げるつもりだなと・・・・。
運転しているし、携帯で110番もできないので、ナンバーを必死で暗記!!
そのうち次の工事現場で車線が狭くなっているところに差し掛かった時、
あろうことか私の目の前で同じトラックが左車線を走っていた銀色のセダンにまた思いっきり接触。
本当に目の前で左にふぁぁ〜〜と1.5mぐらいせり出していって、
セダンの右側をガリガリガリ〜〜〜〜っとこすって、バンパーやらミラーやらの破片が飛び散り、
セダンは工事現場の入口に突っ込んで停車。
それでもトラックは私の前を走り続け、猛スピードで逃げてゆきました。
工事現場が終わって右に非常停止できるところがやっとあったので私はそこで停車して、
まずはBさんに電話して状況を伝えましたが、あまりに悪質なのでやはり警察に通報することに。
(彼はこの後すぐ車を使う予定だったのですが、用事を断ってくれました。申し訳ないけど不可抗力です。)
警察に連絡しましたが・・・結構気が動転しているので、
トラックのナンバーは忘れないうちに伝えましたが、
「で、そのトラックはどんな色でしたか?国境で手配する時に色が重要なんでね。」
・・・って言われても・・・・・ガ〜ン・・・全然思い出せません。
「赤じゃなかったことは確かです・・・・・・」寒色系だったんだけど・・・ほんとにわかりません!!
トラックの荷台の後ろには会社の名前も、住所もきっと書いてあっただろうけど、
まったく記憶にございませんっ。・・・・・ま、そんなもんです。
私が電話しているうちに、2つ目の事故の加害者からも通報があったらしく、
結局そちらの現場検証が終わってからこっちに来てくれるとのことでかなり待たされました。
その間、警察は2回も電話くれました。
「あっちの方が進行方向で先に到着したんでね・・すいませんがもうちょっと待ってくださいね。」
「必ず行きますんで、心配しないでくださいね〜。」・・・結構親切な、ドイツ警察。
暇なので、保険の請求時に無駄にはならないであろうと思って写真撮影。
生まれて初めて自分で立ててみた、
非常停止表示板。
今回、初めて認識したんですが、警察に電話して大体どのあたりか・・って伝えるのが、結構難しい。
「パリ方面に行く高速の分岐のちょっと前ですが・・・橋の工事現場のすぐ後の橋の下です。」
と言っても「どこの工事現場ですか?」「・・・Fechingenだったか、Grumbachtalだったか・・・」
毎日通っているのにはっきりした地名って非常時にはすぐに出てこないもんです。
その時に便利なのがアウトバーンの脇にあるブルーの小さな標識。
普段はまったく目にも留まりませんがちょうど私が緊急停車したところに、
このブルーの標識(679.0)って書いてあったので電話で警察に言ってみたら、
しばしカチャカチャ・・とキーボードを叩く音がして、すぐに見つけてくれました。
たぶんアウトバーンの地点通し番号なんですね。勉強になりました。
(Bさんにこの話を得意げにしたのですが、アンチ・メディアな人には珍しく、
「そんなん、携帯の基地局かGPSですぐにわかってるんちゃうん?」だって。なるほど・・・悔し

)
かわいそうなミラーは、
このようにバキッと・・・
カバーは何処へ。
少しですがミラー枠の右上に
トラックがこすった後が。
非常用の蛍光ベストを着ることもあまりないかなと思って記念撮影。
めっちゃ不機嫌です・・・早く帰りたいよう。
暇なので同僚Ch.に電話して事故の話をしていたら警察がやっと来てくれました。
車の右側に私が一年前に自分ですった傷があるのですが、
警察の人に聞かれて「これは前からです」ってやっぱり正直に答えました。
・・・黙ってたらこれも事故の傷として直してもらえたかも・・って一瞬思ったけど、
小心者なので・・・

。
結局、トラックは国境ですぐに捕獲!!というわけにはいかなかったようで、治外法権。
(ドイツ・フランス国境は現場からすぐ、10秒ぐらいの距離でしたので・・)
ドイツ警察から書面でベルギー警察へ届け出て両方が翻訳を通してのことになるので、
事件解決までにはものすごく時間がかかるだろうと言うことでした。
ただ、トラック自体も2つ目の接触でかなりの傷をつけているのと、
私がナンバーを覚えていたことから、みつけるのは難しくないようです。
来週、事故届出が受理された時点で私が出頭して正式な調書を取るそうです。
警察の人には「ナンバーを暗記していたし、しかも2つ目の事故の目撃証言まで一挙に取れる。」
と、喜んでいただけました

。(オホホ・・・)
しかし・・あの蛇行運転は普通じゃないです。居眠りか、はたまた飲酒か?
自分が安全運転していても、こういうことがあると回避しようがありません。
これからはベルギーの大型トラックには近づかないようにしようっと。(・・そういう問題か?)
この日、帰れたのは4時半過ぎ・・・遅いお昼ご飯を食べれたのが5時でした(汗)。
ま、大事に至らなかったし、わたくしはピンピンしておりますのでご心配なく

。