オペラ座の関西人

あと1公演!!夏休み目前です。

仕事

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昨日、アルバン・ベルク作曲「ヴォッエック」の初日でした。
この作品、女声合唱は最後の方でたった8小節しか歌う部分がない、
かなりありがたい(?!)仕事でございます。
とはいっても、今回は男声合唱が歌う「居酒屋(今回の演出ではパーティー)の場面」で、
助演として参加しています。
 
今回の演出ではこのシーンはパーティー。
趣向としては舞台の真ん中にでっかい池があって、
蓋になっている床がワイヤーで持ち上げられる(800kgらしい・・!)と、
いきなり本当に水の入った池が出現するというのが目玉になっているのですが、
ここで盛り上がったお客が水に入って水の掛け合いをしたり、
はしゃいでスパークリングワインを開けて酔っぱらって・・・となるのですが、
そのコルクを「ぽんっ!」と、音楽が止まった一瞬の全休符で開ける・・・という大役を仰せつかってしまった、私。
 
舞台上ではアルコールの入った飲み物は使っちゃいけないんですよ。規定で。
というのも、もしかしてアルコール依存症だったりアルコールにすごいアレルギーがあったりする人が、
舞台上の演出で・・もしくはアドリブで・・・飲んでしまった時、何か起こったら劇場側の責任になるからです。
訴訟社会ドイツならではの、徹底ぶりですよね〜小道具さんに聞くまで知らなかったんだけど。
 
それなので、舞台上で使われるのはビールでもワインでも何でもアルコールフリー。
これが、曲者なのです。
普段開けなれている(?!)普通のSekt(スパークリングワイン)は本物のコルク。
でもちょっとお安いSektやら、アルコールフリーとなると、コルクはプラスチック。
予算の関係上、コルクを抜く練習のためだけにいつも小道具の新品の瓶を開けさせてもらえるわけもなく、
稽古の時はいつも口三味線で「ぽ〜ん!」と言ってたのですが、
稽古大詰めになって本物を開けさせてもらえるようになったはいいけど、これが・・・難しいっ!!
充分に準備して、瓶もちょっと事前に振っておいてちゃんとタイミング通り開くようにと思って、準備。
タイミングを計って止めてある針金を開けていくと、スルル〜〜と滑って、開いちゃうんです。
かと言ってギリギリまで空けるのを待っていると、間に合わないっ!!
試行錯誤しましたが、結局現在5戦中、2勝3敗・・・・・
 
過去二回、早く開いちゃったので昨日の初日では、ギリギリまで待って・・遅すぎた
演出家のご期待に副えず大変申し訳ないのですが〜〜本物のコルクなら滑らないので、
ちゃんとできる自信ありますが、この安物では・・・無理。
小道具さんに「10本くれたら家で練習してくる」と提案してみましたが、見事に却下。(そりゃそうだ)
そんなわけで、歌う場面は全然緊張しないのに、妙なプレッシャーが小道具にかくされている、
変な演目となりました。
 
さてさて、Sektに振り回されたこの演目。
楽屋見舞いはシャンパングラス風の瓶型したチョコかなんかで、お茶を濁して楽しよう・・と思っていましたが、
巷は早くも「イースター商戦」で、チョコは卵、ウサギ、ひよこ〜〜〜しか売ってません(爆)!!
しかもいつもいつも、本番当日になってから買い物に行くんで、何か見つけないとっ・・と、必死。
(ま、最後のこの切羽詰まった状態でしか、楽屋見舞いの神様は降りて来はれへんのですよ、ホンマ(笑))
 
仕方なく探しまくって、パーティー用の使い捨てシャンパングラス。
イメージ 1
 
 
百均ならぬ・・1€ショップで。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 2
 
同じくそこに売っていた、
ドイツ風のポン菓子。
お米のお菓子ですが、
いろんなフレーバーが付いています。
ただ甘いだけかと思ったら、
ラムネっぽい酸味が・・・・(汗)。
日本人の口にはあまり合わない..かも?です。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3
 
これまた、こんなものが普通に買えるの、
昨日まで知らなかった「綿菓子」パック入り。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 4
家にあった、
パーティ用の爪楊枝。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 5
これらを組み合わせて、
メッセージカードをホッチキスでとめて出来上がり。
 
なんちゃって「お菓子Sekt」。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 6
 
家で作ったときは綿菓子がこんなに盛り上がっていたのに、
夕方持っていく頃には表面が乾いてガビガビ
 
幸い、綿菓子を念のため3パック購入していたので、
職場に着いてから上に綿菓子追加してから配りました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 7これを約30個。
2時間ぐらいでできましたけどね。
 
外は久々の青天、
庭仕事日和のいいお天気でしたが、
家に籠って綿菓子と格闘・・・
 
評判は上々。
大人は・・・
あんまり食べたくなさそうでしたが(苦笑)。
児童合唱団には大人気でした。
予備に持って行っていた綿菓子の残りまで、
取り合いするようにして食べてましたね。
 
 
最近、初日になるとたくさんお菓子がもらえるし、
親の目が届かないのをいいことに、バクバクお菓子ばっかり食べて、
本番中に気持ち悪くなったり(ま、子供ですから緊張もあるんですけど・・・)、
家に帰って吐いたり・・・・する子が増えているとか。
劇場の手配した「子守り」さんたちはあんまり厳しく言わないからね。
 
ま、そういうことを知りながらも、ものすごく健康に悪そうなお菓子を配ってしまいましたけど、
おばちゃんは知ぃ〜らないっと
 
イメージ 8
数日前まで雪に埋もれていたのが、
嘘のような陽気の庭です。
 
さて、そろそろハゲだらけの芝生を何とかしないと。
 
 
待ちに待った春がもうすぐそこです
 
大変ご無沙汰しておりました。
人生いろいろありますが、だからと言って毎日くよくよ過ごしていても仕方ない。
前向きに、張り切っていきましょう!!
 
さて、昨日は今シーズン最後のプレミエ、ムソルグスキー「ボリス・ゴドノフ」の初日でした。
3月から本格的に音楽稽古&ロシア語の発音練習を始めて3ヶ月、道程は長かった。
ひとつひとつの単語の意味がわからないので、
とにかくひたすら呪文のように繰り返し、覚える、覚える〜〜〜。
私は自分の独自の「カンニングペーパー」を作成、「総カタカナ書き」。
イメージ 1
 
隣で歌っているロシア人同僚と
「母音の感じが違うな〜かなり日本語なまりなんだろうな〜」と、自覚症状ありながらも・・・・その辺は無視です。
そんな細かいこと、いちいち気にしてたら
全部覚えきれないし(爆)。
 
このカンニングペーパーも角がなくなって、
ボロボロになるまで使いました。
 
おもしろいのは、舞台稽古中にちょっと歌詞を確認して
いたりすると、他の人が寄ってきて、
「え〜ちょっとあそこの歌詞、どうだっけ・・」と、
私のカンニングペーパーをのぞいて・・・
「・・・????」と目をパチくりさせながら
「あぁ・・そうだった・・・(汗)。」
(アンタのは日本語なのね・・ロシア語よりもっとわからんわい)
と、笑いながら去ってゆくことが何度もありました(爆)。
お役に立てず、すいません・・・
 
イメージ 2
さて、恒例の楽屋見舞い工作。
 
赤い紐、たこ型の巨大グミ、
メッセージカード。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3
 
これが出来上がり図。
 
舞台でたこ釣りしてるんじゃありません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 4
たこをくくって・・30個。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 5
 
タッパーに満タンできました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 6
仲良し同僚のCh.は、
今回「居酒屋の女主人」役で、
ソロを歌ったのですが・・・・
演出で食材の鴨の上に乗って、
自慰行為をするというハードなシーンが
ありまして・・・・・・・・・
特別に「鴨ちゃん」をプレゼント。
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 7
メッセージカードには、
 
「かもの口にはめてください。
アンタが卵を産み始めたら困るので・・・・↓」
と添えました。
 
下の袋部分に何が入っているかは、
ご想像にお任せします・・・
(ただし18歳以上の方のみ・・・
 
 
 
 
 
 
イメージ 8
 
はい。これが衣装姿の私。
 
主人公ボリスのモノローグで、
彼が幻覚を見る・・・という場面があるんですけど、
その場面で女声合唱は黒尽くめの衣装で、
バルコニーに15分、無言でずーーーーっと立っていて、
最後にお腹に隠していた血だらけの赤ん坊を取り出し、
おもむろにボリスに見せて、
バルコニーからぶら〜んと赤い紐にぶら下げて、
ゆっくり下ろして行く・・・という、かなりホラーなシーンが
 
楽屋見舞いの「たこ釣り」は、
そのシーンをちょっと風刺したような感じになっています。
みんな笑ってくれましたよ、イェイ。
 
 
 
 
 
そして・・・まだまだ続く工作。↓
イメージ 9まだ完成ではありませんが、
今シーズンを最後に、別の劇場に
移ることになった劇場支配人氏に、
合唱団からお別れのサプライズプレゼント
として贈る、写真の額。
 
この10年間で、
彼の演出した演目の合唱団の写真と、
メンバーからのメッセージを張り合わせる
という作業を請け負っています・・・・(汗)。
 
完成間近!!
 
 
昨日、無事幕を開けましたオペラ「Verkuendigung=(受胎?)告知」。
 
1930年代にオーストリア人ブラウンフェルツ氏によって作曲されたこのオペラは、
1948年にケルン(彼はケルン音大の教授だった)で演奏会形式によって初演されたそうですが、
今回、舞台での上演は、うちが初演。
音楽的にはロマン派でも超現代でもなく・・・ま、聴きやすい感じ。
実際自分が出ている場面以外は聴いてないのでよくわからんのですが(汗)。
 
コーラスは1幕に少し、3幕と4幕に出番があります。
イメージ 1
 
3幕はじめ、
クリスマスイブにやってくる王様を
迎えるために床掃除をしている民衆。
 
その中で、
な、な、な、なんと!
私、一声の台詞が!!
プログラムに名前が載ってます。
←1.WEIB=「おんな1」(・・爆!)
たった一声なんですけど、
生まれて初めてのドイツ語の台詞です。
 
 
「明日の朝、明日の朝には王様はシュパイヤーにお着きになっているはずだ・・」
 
イメージ 2
そんなわけで、
シュパイヤーといえば有名な大聖堂に
王様が向かっている・・という
楽屋見舞いにしようと決めました。
 
メッセージ入りの写真をカラーコピーして
以前街中で見かけた
「かえるの王様」のミニキャンドルを
買って来て貼り付けるだけ・・のはずでしたが、
なんと!!
街中歩き回ってもミニキャンドル、
どこにもありませんでした・・・
人生、そんなもんです。
 
 
仕方ないので縁起物の「カブトムシ」型のチョコを買ってきまして、
これを何とか王様に仕立てることにしました。
3つのゴム製お風呂用「かえるの王様」は、みんなに配るにはあまりに予算オーバーですので、
コーラスからの役付き同僚と演出家氏だけにあげることにして、他はカブトムシ王様。
 
イメージ 3
 
工作用の金の台紙を買って来て、
サイズ等いろいろ試行錯誤の結果、
カッターでギザギザに真ん中を切ってゆき、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 10左右に開くと、
王冠のギザギザ出来上がり。
これを5cmぐらいずつに切って、
 
イメージ 4
マジックの太さを利用して巻く。
テープでとめて、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 5
下のほうに切り込みをいれ、
内側に折りこむ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 6
そのまま両面テープを貼って、
カブトムシくんの頭に
グリグリ押し付けると・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 7
 
王様の出来上がり!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 8
これを約30個・・・
今回はアイデアが固まっていたので、
工作はラクチン〜〜♪
とタカをくくっていたのですが・・・
キャンドルが見つからず
なんともめんどくさい作業を
する羽目になってしまいました
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 9
 
王様が
「明日の朝、シュパイヤーに着くよ・・」
と言っています。
 
 
終演後、
打ち上げ会場には、
故・ブラウンフェルツ氏の
子孫のファミリーも来ていましたよ。
なんと言っても初演ですからね。
 
今日から3連休で〜〜〜す
前々記事で予告したとおり、
今回は楽屋見舞いの工作のアイデアがぜ〜〜〜〜〜〜んぜん、浮かびませんでした
当日朝になっても浮かばず、仕方なく当て所もなく街をさ迷い、
ただただ「楽屋見舞いの神様」が降臨されるのを待ち続けた結果、
あっさり降りてきはりました。あぁ、ありがたや〜〜!
これです!↓イメージ 1
 
あぁ、ビバ!!1ユーロショップ。
 
これ、プレゼント用の花のぬいぐるみ。
 
というのも私たち女性は「パルジファル」で
唯一舞台に出て歌うのが、クリングゾルの「魔法の乙女達」。
通称、Blumenmaedchen=花の乙女達のシーン。
 
今回はクールなビジネスウーマン達という設定で、
衣装も照明もすべてブルーで統一されており、
カツラと靴は全員シルバー。
 
劇中でもパルジファルが「君達は花なのかい?」
と私たちにきく・・・歌詞もあります。
 
 
 
 
 
イメージ 2
なので、ブルーの花を買い占めようと思ったのですが、
11個しかなく、仕方なく白も買占め・・・計29本。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3
 
 
ポイントは
←ここ!!!
「Singende Blume」=「歌う花」。
 
この下の葉っぱを押すと歌い出す!
これ以上の楽屋見舞いはありません!
 
ま、ハッピー・バースデー・・・ですけど、
そこはご愛嬌
 
 
 
 
イメージ 4
 
ネットでグぐって、
見つけたビジネスウーマンのイラスト。
 
本当に舞台でこんな感じで
ポーズをとる場面があるのでね
 
手を加えてメッセージを添えて、印刷。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 5リボンでカードを結びつければ、
もう出来上がりです。
 
あぁ・・・ほんと、最後の最後で、
いいものが見つかった。
手がかからないし、
実際、時間もなかったし・・・(焦)。
 
 
毎回私のために降臨してくださる、
楽屋見舞いの神様に感謝
 
 
 
 
初日は・・・というと、
稽古中から毎回の懸念事項だったHoehencoere=高みからの合唱。
照明さんの居る舞台上の袖の上の上・・・5階のバルコニーから指揮者モニターを見て歌うのですが、
音響、テンポなど自分で歌っている分には響きが特殊でよくわからないんですよね。
オケもちゃんと聞こえてくるのですが、普段の聞こえ方との大幅な違いから、
気がついたら音程がくるっていたりして。
インフルエンザの猛威から休む人が多く、そうなるとバランスもわからない。
多声部に分かれているので、そのうちパートによっては「今日は一人」・・・なんて日もあって(汗)。
 
結局ものすごく苦労して他の劇場からのピンチヒッターを探しまくり、病欠の穴をうめてもらい、
何回か繰り返すうちに響きにも大分慣れて来て、本番は一番良い状態だったように思います(ほっ)。
 
最後の最後、
開始から5時間(?!)を過ぎて、最後の4ページ、
また高みからの合唱を歌っていて、最後のピアニッシモの高音をがんばって伸ばしていたら、
舞台上からガガガッ・・・ゴンッ・・・という爆音が。
私は指揮者モニターを見ていたので、何が起こったのかわからなかったのですが、
終わって急いで階段を下りてカーテンコールのために舞台に行くと、
袖で見ていたメイクさんの一人が・・・・「十字架が折れて、落ちた・・・・」
 
もちろん、そういう演出ではありません。
そんなハプニング、GPまで一度も起こりませんでした。
 
怖〜〜〜〜〜〜〜い!!
 
何かの呪いとか・・・・?
やっぱりね・・・舞台上に破壊されたサンピエトロ大聖堂なんか作るからよ。
(おぉ、そういえば私のプロフィール写真、サンピエトロ大聖堂の上からの・・です。)
 
祟りじゃぁぁぁ〜〜!
 
こういうとき、日本だったら「お祓い」するのでしょうけど・・・・ドイツではどうしたらいいのでしょう?

休むって難しい・・。

久々にちょっと思ったことを書く。
 
この時期、仕事が立て込んできて巷で風邪が流行りだすと、絶対といってよいほどすぐ劇場中蔓延します。
一人で事務所に座って・・という仕事じゃなく、特定多数の人間との接触がかなり近い&多い職種。
抱き合ったり手をつないで踊ったりもするし、集団でうごめいてしかもみんなで一斉に口を開いて歌う。
(・・・よく考えたら妙な仕事。)
お陰で「ビールス」を頂く率は他の職種より断然アップします。
厄介なことに「声」が商売道具なので、これまた風邪で喉にきたらもう、アウト
 
クリスマス前から風邪が流行りまくりで、みんなが交代で感染しあっている状態がまだ続いていますが、
数週間前、偶然にも一部の合唱団メンバーから、
「最近の若いもんはちょっと風邪気味って言う程度でもすぐに休む。」
と言う意見が出た場所に居合わせてしまった。
彼らの言い分は
「昔はもっと激務(出張が月に17回とか・・)だったのに、
みんなもっと社会人としての自覚があったから、
たとえ風邪引いても、熱が出てフラフラで声がまったく出なくなっても、
責任感があるから無理して仕事に来ていた。」・・・・というもの。
 
あと・・・合唱団の中から小さいソロを歌ったり、一声の台詞があったりする人が
休んだら代わりの人を探さなきゃいけなくなるんだけど、
「最近の人は追加のギャラが出るソロをもらっている演目の本番だけ来て、
それ以外は午前中の稽古にも出ないし、合唱パートも歌わない。」
 
実際この意見をぶちまけた人たちは私たちの年代よりはかなり上で、
今までの「武勇伝」を語り始めると・・・・・・・なのですが、
いろいろ持病があったりして数ヶ月単位で病欠していたことも数回・・・・ある人もいました。
大変な病気で休むのは仕方ないけれど、
はっきり言って、仕事の性格上「歌でものすごい大きな戦力」になる時期は過ぎています。
もちろん私も歳を取るわけで、それはそれでいいんですよ。
声には個人差があるし、日本やアメリカみたいにまったくの実力主義で歌えなくなったら放り出される、
というのでは後進が育たないし、文化も廃れてゆく。
舞台に乗っている人間にいろんな年齢層があってそれぞれのキャラを出してゆくという
この国の劇場の合唱団のシステムはとってもいいと思っています。
 
ただ、這ってでも仕事に来い!・・というのはどうかと。
ビールスを更にばら撒くことにもなるし、悲劇のヒロイン的に
「私はこんなに病気なのに来てあげてるのよ。」・・・・は、ノーサンキューです。
それこそ社会人としての責任感を持って、将来のことも考えて、
無理して歌って声をつぶす前にしっかり休んで風邪を治し、
元気になったら定年まで戦力になるように切磋琢磨するのが理想・・・・ですよね。
(↑自分で書いていて、苦しくなるのはなぜ・・・?)
 
あと・・・ギャラのためだけに来る・・・云々ですが、
言っていることはすごくよくわかるけれど、
中にはすぐに代役を用意できない珍しい演目もあるわけで、
「公演をなんとか成立させるために・・」無理してきている人もいる。
ただ、どれぐらい調子が悪いのか、その見極めは本人にしか出来ない。
 
今やっている「アストゥトゥリ&カルミナ・ブラーナ」。
前回の公演では正団員のSopが2人休んでいたのですが、
もう一人風邪をひいて無理をして来ていた同僚がアストゥトゥリが終わった時点で、
「やっぱりダメ・・・」と帰ってしまいました。
仕方がないこととはいえ、この人数の少ない合唱団でかなりの痛手です。
もしかして彼女が初めから休んでいれば、「3人抜けるのなら・・」と、
事務所が他の劇場からピンチヒッターを呼ぶ準備があったかも知れません。
・・・・ま、あくまでも「かも」なんですけど(汗)。
 
「無理を押して来る」・・・のが美徳みたいな風潮はやっぱりあかんと思います。
 
ただ、最近は「すぐに休んだらお局さん方にまた裏で文句言われる」・・・という理由で、
意地になって来ている若いモンもいて、そうなると人数は揃っているのに、
実際は100%で歌ってくれないから、比較的まだ健康なほかの人たちに負担が増える。
でも頭数は揃っているので、他の劇場からのピンチヒッターを呼ぶ枠がない。
 
ただ・・・我にかえってみると、
先シーズン「雌鳥」の役をもらっていた時、ちょうど花粉症の時期で、
なんとか雌鳥のソロ部分だけちゃんと歌って、他のコーラス部分は抜いて歌った経験アリ。
あれがもっとひどくなっていたら「咳が止まらないから休みます。」と電話する勇気があったか?
・・・たぶん、なんとかお薬でもたせてソロだけでも歌うことを試しただろうと思います。
 
客観的に状況をみて意見するのは簡単だけど、
自分のことになると急に周りが見えなくなるのはみんな同じですよね。
 
新年に際し、グローバルな視点で冷静な判断を今年の目標にします。

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