オペラ座の関西人

あと1公演!!夏休み目前です。

仕事

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はじめにことわっておきますが・・・今から書くことは、愚痴です。
 
ここ最近雪がよく降って交通網が乱れまくりのドイツです。
うちの周辺ではザール川が氾濫しました。
街の中心に近い地域はザール川沿いにアウトバーンが走っているので、
ザール川が増水するとアウトバーンが一部通行止めになり、
そのまま前進したい人は一旦高速を降りて迂回路の川沿いの普通の道を走ってまた次の入口から高速に乗ります。ちなみにこの道は私の通勤路で、ここが高速の迂回路化するということは、
混乱と混雑を避けるためほぼすべて右左折禁止・・・つまり周辺住民の私にとっては、
毎回ものすごい無意味な遠回り&渋滞に巻き込まれます。
その上、川ぞいから2本目のうちの前の道路(一部1車線の狭い道)は自動的に迂回路の迂回路みたいになり、
朝早くから夜遅くまで、一日中車の交通量が半端じゃありません。
 
さて、それは仕方ないんです。アウトバーンが水没しちゃ、走れませんからね。
今日も歩いて5分の郵便局まで往復車で1時間近くかかりました・・・もう、笑うしかありません。
(どうしても車じゃないと運べない重い小包を送ったので・・・)
 
そんなこんなで昨日も仕事に行くのに、朝、こんな天候では何があるかわからないので、
普段より1時間以上前に出かけました。
幸い何も問題なく、アウトバーンも融雪塩が撒かれ仕事の1時間前に着いちゃったんですが、
やはり街から少し離れたところに住んでいる同僚が
「雪のせいでバスが来なかったら次のバス停まで歩かなきゃいけないから早く出た。」ということで、
もう来ていたので二人で社食でゆっくり2回目の朝食をとりました。
途中親しい同僚たちから電話が入り、
一人目はマンハイム方面からこれも遠距離通勤をしているのですが、
「トラックが雪で滑って立ち往生していて道がふさがれて進めない・・・」とのこと。
「どう考えても間に合わないのでUターンして帰る」と言う。仕方ないです、不可抗力ですから。
(彼女もかなり早目に家を出ています)
二人目、「さっきからもう30分、バス停でバスを待っているのだけれど来ない・・・」
「遅れるかもしれないから伝えておいて・・・」これも不可抗力ですわね。
(彼女は結局少し遅れて到着しました・・もともとギリギリにつくバスより1本早いので来るようにしているからです)
 
稽古が始まってみてしかし・・・・郊外に住んでいる何人か、いない人がいます。
言いたかないですがこういうときにいない人って、偶然かもしれませんが(?)・・・決まってます。
すごく偶然なことに、普段の楽屋入り、メイク時間ギリギリに
平気で駐車スペース探しているヤツとも顔ぶれが一致します・・・・・・・偶然ですねぇ・・・(爆)!!
 
私は自分の都合で遠距離通勤しているので、責任を持っていつも早すぎるぐらいに出かけます。
そうしないと自分が落ち着かないからっていうのもあります。
それを利用されていつもメイク時間、早く設定されたりしますけど、
ギリギリでいつも間に合うかどうか気にしていると神経が持たない小心者なので、
あんまり文句も言わないようにしています。
その反対に遅刻常習の人は後のほうに設定されていることが多いです。
でないとメイクさんも後がつかえて本番までに間に合わなくなったらイヤだからだと思います。
自然にそうなっていくもんです・・・・なんか不条理な気がするけれど。
 
今回思ったのが、こういう状況のときにもそれぞれの仕事に対する責任感の違いって顕著に現れるなぁって。
 
実際前日の晩から雪は降っていたのだし、自分が郊外の自治体がすぐに除雪してくれない地域に住んでいるのをわかっていたら、私だったらまず、前の日から「もし雪が積もって出られなくなったらどうやって仕事に行こうか?」を考えます。坂が凍って滑って車で降りられないのなら、前もって坂を下りたところまで車を停めかえるとか・・・公共交通機関でどこかのバス停まで歩いて行ける時間にとりあえず起きてみるとか。
大体、去年も結構大雪でこういうことが多かったのに・・・・1回目、2回目までは仕方ないで済むけれど、
もうそろそろ改善策を考えるべきなんじゃないでしょうか?普通なら・・・ね。
そういう人に限って、自分がソロの役をもらっている演目の本番だったりすると、
なぜか大雪でも間に合うように出て来れちゃったりするんですよねぇ・・・・・ふっしぎ〜???
 
 
日本人的にはそういう努力は社会人として基本だと思いますけど、
そうでないイデオロギーを持った地域に育った人もいるので、勉強になりますねぇ。
私は国籍で人間性を決め付けられるのがものすごく嫌いなのであんまりこういうことは言いたくないのですが、
あまりにも顕著すぎる結果が出たときには・・・・・非常に残念ですが、やっぱり無視できません。
 
そんなわけで、愚痴でした。

ボエーム・プレミエ

ご無沙汰している間に先週末、プッチーニ「ラ・ボエーム」の初日を迎えておりました。
 
この作品、私が大好きな「ポパイ」こと、T.W氏の演出(見かけがもう、ポパイそっくりなんですっ!)で、
舞台は台本どおりパリですがちょっとモダンな演出になっていて、
例えば2幕の合唱団が登場する場面は「デパート・パルピニョール」のクリスマスセール。
いろんなびっくり箱からクリスマスのお人形に扮した助演の人が飛び出したり、
子供たちが着ぐるみの白熊と一緒に行進したりします。
3幕はパリの地下鉄駅の構内。
冒頭の合唱のSoliの「税関吏」はホームレス、「牛乳を運ぶ女達」はクラブから朝帰りの高級娼婦、
で、私は「農家の女達」の部分を歌うのですが・・・・・なんと、パンクです。
イメージ 1
 
・・・・いやぁ、この歳になって、こんな格好させてもらえて幸せです・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
そんなわけで、恒例のプレミエ楽屋見舞い!!お待たせいたしました。
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何でも探せばあるもんですね・・・。
なんと「どくろ」のクッキー型。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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さて、この週末のスペシャルゲストは、
なんとわざわざ私に会いにベルリンから
飛行機で飛んできてくださった、
←プリマドンナ、O師匠。
関西オペラ界、いや、日本オペラ界でこの人のことを知らない人はいません。
 
私がドイツに来るにあたって、
そりゃもう、お世話になったのなんのって、
ここでは語りつくせませんが、
この人がいなかったら今の私はなかったといっても過言ではないです。
 
 
Facebookで再会し、とんとん拍子に話がすすみ・・・ちょうどボエームのプレミエだったので、
舞台も観て貰える・・・ということで今回のご訪問となったわけです。
 
ものすごくお世話になった私の大切な恩人ですが、
同時にものすごい気さくでめっちゃ関西人な師匠なので・・・・手伝ってもらっちゃいました
 
イメージ 4
 
しかしこの型、骨の部分やあごの部分が細いので、作っているうちに割れる割れる・・・。
 
「あーっ!!イライラするっ!!」
 
・・・と文句をいいながら憧れの師匠と二人でクッキーを焼いているなんて、なんだか私にとっては夢のような時間だわ・・・と、
途中ふと我に返ったりしながら・・・
 
 
 
 
 
イメージ 5
 
こんなん、焼きあがりました。
いっぱいのどくろたち!!
壮観です。
 
師匠、ご協力ありがとうございました
めちゃめちゃ助かりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
後は前の日に作っておいた、ろうそくを持ったどくろのカードに、
パンクグループの人用にはどくろバッジも付けて、出来上がったのがこちらです。↓↓
イメージ 6イメージ 7
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ふむ・・・あらためてこれだけ見たら「なんでこれがボエームなんやろ?」って思いますが・・・(汗)。
 
このパンクバッジとか、カードを探すために今回、生まれて初めて「パンクショップ」に入りました。
入る前はちょっと恐かったけど、店員のおっちゃんが寄ってきて、
「どんなものお探しですか??」って・・・結構、親切やん?!
(ま、もう二度と行かへんかもしれんけど・・・)
 
 
しかし・・・スペシャルゲストO師匠、数年ぶりにお会いしましたが相変わらずパワフルでした。
 
Bさんの作るシュヴァーベン地方の料理を3人でパクパク食べて、
毎晩(毎朝?)4時半ごろまで大阪弁でしゃべりまくり・・・・・だって話は尽きないんだもの!!
今日からまたお仕事ということで、昨日の夜の便でまたベルリンへ帰っていかれました。
出来る事ならまだ帰したくなかった・・・まだしゃべり足らんのに・・・ねぇ?
だから今度は絶対にベルリンに襲撃します!!待っててくださいね〜

「王様と私」プレミエ

「シャル・ウィ・ダンス」でも有名なこのミュージカル、
今シーズンのうちの劇場の幕開けにふさわしい、華やかな作品です。
このプロダクションはオーストリアのインスブルックの劇場とのコラボで、
2008年に上演されたときの大道具や衣装などすべてインスブルックから来ています。
 
まずびっくりなのは地元の大企業「スワロフスキー」がスポンサーに付いていたらしいので、
舞台の背景の幕や、衣装にふんだんにスワロフスキークリスタルが散りばめられていて、
照明があたるとやはり輝きが・・・・・・普通の石とは違います!!キラキラです。
話では工場で出た段ボール箱一杯のスワロフスキークリスタルの
半端モノ、二級品の石をドーンと劇場に寄付したらしいです。
衣装も・・私たちが着る舞踏会の衣装はすべて絹製・・・やっぱりオーストリアはお金持ちですね。
イメージ 1イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  ↑プログラムに写真が!!(左から3人目です。)
 
 
 
さて、プレミエで忘れてはならない・・・・そう、恒例のnaochanの楽屋見舞い工作、お待たせしました。
と言っても今回はあまり大したことないんですけど。
とにかく舞台が「シャム」=現在のタイなので、まずはタイ系アジアショップでタイカレーのルーを購入。
以前街中の雑貨屋さんでアジアンテイストな「ハスの花型」のろうそくを見かけたような気がしたのですが、
いざ必要になって探すとどこにもない。仕方がないので、「菊の花型」で我慢することに。
イメージ 3
 
あとは100円ショップならぬ、
1ユーロショップで見つけた紙で出来た、
飾り用の傘・・・なぜかドイツではアイス・カフェでパフェを注文すると必ずこの傘が刺さっています・・・これらを組み合わせ・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 4
 
ミニメッセージカードをPCで印刷したものを、
切って、穴を空け糸で傘につるすことに。
 
ちなみにこの左の仏像の頭は、
雑貨屋で4ユーロで購入。
舞台上での私の息子役であるヨハネス君に、
「Guten Abend Tee」と一緒にプレゼント。
なぜなら彼は役の上で、いつも眠くて欠伸ばっかりしていて、タオルケットを引きずって歩いている「眠り王子」だから、よく眠れるように、
母から「安眠ハーブティー」をプレゼント
 
 
 
イメージ 5そんなこんなで下準備完了。
全部で24個できました。
傘は広げては持っていけないので、このまま劇場まで持っていってから組み立てることに。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 6そして楽屋で組み立て終わったのがこちら。
簡単だけど傘がカラフルでかわいい
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 7
 
←出番直前の私。
 
はじめは波止場の「魚売り」の役なので小汚いですが。
 
 
公演は予想通り大盛況の内に初日を終えました。
やはりこういうポピュラーな作品はウケますね。
児童合唱が出ているし、中にはかなり芸達者な子供たちもいて、子供を使ったウケ狙いの場面は客席もかなり沸いていました。大爆笑の場面もあり、ハズレなしです。
 
・・・人気なのはいいですけど、
このまま追加公演になって仕事が増えたりしないかなぁと心配です・・・・本番が増えても給料は変わらないんだからっ!!
 
これからお正月まで残り18公演(・・・ゲロゲロ)、
がんばって乗り切りたいと思います。

ファルスタッフ初日

やぁっと今シーズン最後の演目、ファルスタッフが初日を迎えました!!
今シーズンほんとに盛りだくさんでした。
最後に女声コーラスには楽な(3幕フィナーレにちょこっと歌うだけ)演目とタカをくくっていたら、
黙役としてオペラのはじめからすべての場面に出演する8人グループにエントリーされ、
チョびっとギャラは出るものの・・・期待に反して出番の多い演目となりました。
 
以前にも記事にしましたが、このプロダクションはうちの劇場には結構重要で、
某有名歌手氏が演出&タイトルロールを務めるとのことで前評判も芳しく、
ま・・・詳しくは言及を避けますが・・・終わってよかった!!
 
そんなわけで恒例の「楽屋見舞い工作」をご紹介します。
さて、ファルスタッフといえばご存知の方も多いでしょうが、
老騎士ファルスタッフのせり出た大きなお腹が一つのポイントです。
いろいろ考えた挙句、街中で見つけた一つのポストカード。
 
ドイツの新聞やフリーペーパーなどでよく見かける「恋人募集中」の広告記事。
それをもじったブラックジョークのカードです。
日本で言うマッチョな筋肉マンの横割れのお腹、ドイツでは「Waschbrettbauch=洗濯板のお腹」と言います。
このカードでは太ったおじさんが自分のお腹の前に洗濯板を掲げて、
「筋肉隆々の若い男があなたのお電話をお待ちしています!」みたいな・・・。
これが太ったお腹で歳とっても自分に陶酔しているファルスタッフ氏にぴったり!!
これをコピーしてカードを作りました。
イメージ 1
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 2←この洗濯板の真ん中に私からのメッセージを添えて。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3次にきました、世界地図。
オペラの最後に有名な大きなフーガのアンサンブルがあるのですが、
そのテーマが「世界中みんな冗談だ」。
今回の舞台も世界地図のなかにいろんな歴史上の人物や出演者の顔が背景になっています。
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 4そこで丸いチョコのプラリネを、
世界地図で巻いて地球みたいな形にしたものを・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 5シフォンの生地で巻いて、
リボンで結んで・・・ミニ地球。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 6これを先ほどのカードに結びつけて、出来上がり!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
苦労の甲斐あって・・・今回も好評でした♪
今シーズンの山は越えました。休暇まであと二週間〜!!
 
それでは皆さん、明日のサッカードイツ戦に向けて英気を養いましょう!!
オヤスミ・・・zzz。

・・・愚痴。

相変わらず仕事が暇な私。
 
一昨日やっと「ファルスタッフ」の立ち稽古が始まったと思ったら、
女声コーラスは舞台上に作られたバルコニーの窓に飼い殺し・・・立って歌うだけ・・。
今回の演出を手がけるのは私が持っているオペラのCDの何枚かにも登場するような、
その時代にはかなり有名だったオペラ歌手。
 
今回、彼も主役で出演し、演出もするというのでかなり期待していたのですが、
初めから「皆さんが演技に惑わされず美しく歌えるようにわざわざこういう演出にしたんですよ〜。」
って、いかにも感謝してほしそうに仰ってたんですけど・・・なんか・・複雑。
私たちは劇場の専属合唱団としてはかなり意欲的で動ける人が多いんですけど、
私たちのこと知りもしないくせに初めから「劇場合唱団は動けない&やる気ない」って決め付けてるところが、
なんか無性に腹立つんですけど〜!!
 
「僕は自分も歌手だから、演出上歌いづらいようなことがあったらすぐに言って下さいね。」
っていかにも歌手本位の親切な演出家っぽく言ってるけど・・・悪いけどあなた、いつの時代の話してんの??
オペラ歌手はただ舞台の真ん中で両手広げてアリア歌ってりゃそれでいいっていうのは、一昔前の話。
最近はドラマ性も重視されつつ演奏も充実している総合エンターテイメントとしてのオペラの時代が来てるんですよ〜だ。
 
彼のことよく知らないでこんなこと言うのはいけないかもしれないけれど、
有名人という名声を利用したらなんでも許されるのかな・・・なんか違うんじゃないかな?
 
それともこれは自分が舞台で自由に動けない演出・・・に対する私のただのヒガミ??
あぁ・・・これから初日まで、ストレス溜まりそう。
 
 
 

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