|
お題の通り、メーカー選びの話しです。
まず家の建て替えの話しは2004年の秋に遡ります。
私が4年間の本社勤務から古巣の大阪へ戻ってきた直後、母から家の
建て替えの話しが持ち上がりました。
母曰く、年回りからして2006年には建て替えをするのが良いので、
そろそろガタが来た我が家を新しくしたいとの事。
私自身は震災でひびが入った家にもう10年住まおうとは思わなかった事、
次に発生が予想される東南海、東海地震にはこの家自体が持ちこたえない
可能性がある事、ライフサイクルコストを考えると補修を続けるよりも
新築する方が間違いなく地震に対しては安全な家に住めると考え、母の
考えに同意しました。
そして2005年の3月から住宅展示場を巡ってメーカー選定作業に
入りました。
その中で鉄骨軸組構造、ALC鉄骨構造、木質パネル工法の住宅メーカー
5社を選んで、積極的に見学会参加や見積算定等を行っていきました。
最終的に残ったのはALC鉄骨構造と木質パネル工法の3社でした。
私が重視したのは対災害性と今後予想される温暖化に対して省エネルギー、
省ライフサイクルコストで住める事でしたが、母はそれよりも住み心地を
重視しておりました。そして9月、メーカー決定の時を迎えました。
ALC鉄骨構造の1社は対災害性、部屋の構成等は大変優れていましたが
一つゝの部屋が小さくなり且つ見積金額が思った以上に高くなっていた為、
先に脱落。残るは木質パネルのメーカー2社となりました。
私たちが通った住宅展示場には木質パネル工法の住宅メーカー3社があり、
その内で私たちの希望を叶えそうな2社と最終交渉となっていきました。
1社は元祖(といえば大体お分かりになるかと)、もう1社は後発メーカー
確かに元祖はそれなりの性能を叩き出しそうでありましたが、私たちの
持っている狭い土地で建てるには少し大変そうで、部屋の間取りも納得
いくものが出来ませんでした。
後発メーカーの方はその辺を何とか解決できる様に設計を工夫したお陰で
間取り的にも納得いくものが出来ました。
最後は金額と性能等々を母と納得いくまで相談して後発メーカーに発注
する事に決めました。
心配していた対災害性(特に水害)については保険で賄う事としました。
日本の風土に適したマルチパーパスな工法というのは存在しないと
思っております。これはメーカー選定の中で特に感じました。
工法に一長一短があるので、一概にこれがベストと断言しきれない、
言い切れないからです。
予算、土地等々、家を買う人の諸事情があるので、各々の条件を満た
した工法を選択し、その中で見合ったメーカーを捜していく事が一番
重要だと思います。
メーカーについてですが、大手ハウスメーカーや工務店等々あります。
その中で買い手の出すお金に見合った以上の品質で家を建てられる事、
工事の無駄(資材、下請け孫請け発注での中抜き、時間等々)を無くして、
その分買い手に還元できる事。且つメーカーさんとしての利益は十分
確保できている事。これが成立しないと建った後でもお付き合いが
続きますからお互い満足できるようにしないとギスギスした関係では
困ります。理想論かもしれませんが、近づける様にすることはできると
思います。
長くなりましたが、夢を叶えてくれる良いメーカーさんと巡り会える事、
そのメーカーさんと竣工後も長く付き合える事が一番重要です。
色々な条件や事情はあると思いますが必ず見つかります。私は信じています。
そうなる様には日頃の家に関する情報収集や勉強は欠かせません。
私もメーカーが決まって工事が始まってからも情報収集、勉強を続けて
おります。35年もローンを払ってする投資ですし、家の寿命も昔30年
今60年以上ともいわれており長い付き合いは必定です。
あとで泣きを見ない様にするにも重要だと考えております。
これから家を建てる方も、建ててる方も良い夢が叶う事を切に願います。
|